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後処理 自動洗浄機・二次硬化機

光造形は、プリントが終わってから洗浄と二次硬化までがひとつの工程です。このページには、後処理の機器 4 台(自動洗浄機 Form Wash と二次硬化機 Form Cure の、Form 4 用と Form 4L 用)の仕様と価格、それに取り扱いレジン 20 種の洗浄・二次硬化の条件をまとめました。洗浄液そのものは 3DMedSupo のページでご案内しています。機器は 125,800 円(税抜)から。

法人請求書払い銀行振込発注書可

プリント後に何をするのか

造形が終わった直後のパーツの表面には、硬化しきっていないレジンが残っています。これを洗浄液で落とし、続けて熱と紫外線をかける二次硬化を行います。二次硬化はプリント中に始まった化学反応を最後まで進める工程で、強度・靭性・耐熱性が上がり、表面のベタつきがなくなります。スタンダード系のレジンでは必須ではありませんが、エンジニアリング系では必須です。

1造形終了プラットフォームごと取り外し
2一次洗浄 10 分バケツ、または Form Wash
3二次洗浄 10 分きれいな洗浄液で 2 槽目
4乾燥自然乾燥またはエア
5二次硬化Form Cure。温度と時間は下の早見表

Form Wash を使う場合は、手順 2 と 3 がまとめて 10 分程度の自動洗浄になります。

機器は 4 台。機種と造形サイズで選びます。

Form Wash(第 2 世代)の正面。透明な洗浄槽に造形品が入っている

Form Wash(第 2 世代)

Form 4 用の自動洗浄機です。造形品が乗ったビルドプラットフォームをそのまま入れると、庫内のインペラが洗浄液を撹拌して残ったレジンを落とします。設定した時間が過ぎると自動で液から引き上げ、自然乾燥に移ります。

対応プリンタForm 4、Form 4B、Form 3/+、Form 3B/+、Form 2
寸法315 × 293 × 405 mm(ハッチ開放時の高さ 714 mm)
重量8.6 kg(溶剤なし)
バケット容量14.4 L
洗浄できる造形品200 × 145 × 195 mm まで
撹拌方式磁気結合式インペラ

125,800 円(税抜) 税込 138,380 円

Form Cure(第 2 世代)の正面。紫色に光る庫内でターンテーブルの上のパーツを硬化している

Form Cure(第 2 世代)

Form 4 用の二次硬化機です。熱と波長 405nm の紫外線を組み合わせて硬化させます。45 種類以上の材料の設定が入っているので、材料を選ぶだけで温度と時間が決まります。

対応プリンタForm 4、Form 4B、Form 3/+、Form 3B/+、Form 2
寸法337 × 404 × 372 mm
重量12.1 kg
ターンテーブル直径235 mm
造形品の最大高さ245 mm
加熱・光源対流式加熱で 100°C まで到達/多方向 LED 48 個・150 W・405 nm

179,800 円(税抜) 税込 197,780 円

Form Wash L(第 2 世代)。上部のハッチを開き、バスケットに大型パーツを入れた状態

Form Wash L(第 2 世代)

Form 4L 用の大型洗浄機です。Form 4L のビルドプラットフォームを 1 台そのまま洗えます。付属のアダプターを使えば、Form 4 のビルドプラットフォームを 2 台同時に洗うこともできます。

対応プリンタForm 4L、Form 4BL、Form 4、Form 4B、Form 3L、Form 3BL、Form 3/+、Form 3B/+、Form 2
寸法780 × 460 × 670 mm(ハッチ開放時の高さ 1,130 mm)
重量56.7 kg(溶剤なし)
バケット容量43.0 L
洗浄できる造形品353 × 200 × 296 mm まで
撹拌方式磁気結合式インペラ

810,000 円(税抜) 税込 891,000 円

Form Cure L(V2)の正面。オレンジ色に光る庫内で大型パーツを硬化中、上部に温度表示

Form Cure L(V2)

Form 4L 用の大型二次硬化機です。Form 4L の造形品をバッチのまま硬化できます。直径 404 mm のターンテーブルに、高さ 365 mm までの造形品が入ります。

対応プリンタForm 4L、Form 4BL、Form 4、Form 4B、Form 3/+、Form 3B/+、Form 2
寸法507 × 543 × 545 mm
重量40.0 kg
ターンテーブル直径404 mm
造形品の最大高さ365 mm
加熱・光源対流式加熱で 100°C まで到達/多方向 LED 96 個・350 W・405 nm

810,000 円(税抜) 税込 891,000 円

価格は 2026 年 9 月 1 日改定の税抜・税込です。4 台とも見積でのご注文となります。納品設置・講習とあわせてご相談ください。仕様は Formlabs 公式の製品仕様によります。

洗浄液は 3DMedSupo のページで。

シリコン40A を除く取り扱いレジンでは、IPA の代わりに洗浄液 3DMedSupo をそのまま使えます。バケツでのつけ置きにも、Form Wash / Form Wash L にも使えます。使用済みの廃液は無料で回収するので、廃液処理の手配はいりません。いま IPA を使っている場合は、切り替えのときに残った IPA の引き取りも依頼できます。シリコン40A だけは専用洗浄液のソルベントを使い、こちらは廃液回収の対象外です。

3DMedSupo 洗浄液(一斗缶と 4L 缶)

レジン別の洗浄・二次硬化条件 早見表

取り扱い 20 種の条件を 1 つの表にまとめました。列見出しをクリックすると並べ替えできます(もう一度クリックで昇順・降順が切り替わります)。洗浄はいずれも一次 10 分+二次 10 分、Form Wash なら 10 分程度が基本です。

二次硬化の温度・時間は各材料の TDS の基準値です。必須・推奨・不要の区分は TDS の記載と材料の系統によります。材料名から各レジンのページに移動できます。
材料 系統 二次硬化 条件 備考
グレーV5スタンダード推奨60°C・15 分
クリアV5スタンダード推奨60°C・15 分
ホワイトV5スタンダード推奨60°C・15 分
ブラックV5スタンダード推奨60°C・15 分
ファストモデルスタンダード推奨60°C・15 分TDS には室温 5 分の条件もあります
プレシジョンモデルスタンダード推奨35°C・5 分
タフ1000エンジニアリング(タフ系)必須70°C・12 分
タフ1500 V2エンジニアリング(タフ系)必須70°C・12 分Form Cure V2 で行います
タフ2000 V2エンジニアリング(タフ系)必須70°C・12 分Form Cure V2 で行います
デュラブルエンジニアリング(タフ系)必須60°C・60 分メーカー終売・在庫限り
フレキシブル80Aエンジニアリング(ゴムライク)必須水中 5 分+80°C・5 分水に浸けて室温で 5 分、続けて Form Cure V2 L で 80°C・5 分。これで引裂強さと引張強さが出ます
エラスチック50A(V2)エンジニアリング(ゴムライク)必須Form Cure の材料設定TDS に温度・時間の指定がありません。Form Cure V1・V2、Form Cure L V1・V2 にある本材料の設定で行います
ハイテンプエンジニアリング(リジッド・耐熱)必須60°C・60 分238°C の耐熱が要るときは 80°C・120 分の二次硬化に加え、オーブンで 160°C・180 分の熱硬化まで行います
リジッド4000エンジニアリング(リジッド・耐熱)必須80°C・15 分洗浄液を他材料と分ける(ガラス充填)
リジッド10Kエンジニアリング(リジッド・耐熱)必須70°C・60 分洗浄液を他材料と分ける(ガラス充填)。耐熱を上げるときは 90°C・125 分の熱硬化を足します
ESDエンジニアリング(リジッド・耐熱)必須70°C・60 分表面抵抗率を含む TDS の値はこの条件で測定されています
シリコン40Aシリコーン必須60°C・30 分(水中)専用洗浄液ソルベント。造形品を水につけた状態で硬化します
キャスタブルワックスキャスト不要TDS に「二次硬化は不要です」と明記。乾いたらそのまま鋳造へ。二次硬化させても鋳造への影響はありませんが、寸法が 1% 未満縮んで歪みが出ることがあります
クリアキャストキャスト必須Form Cure の材料設定TDS に温度・時間の記載がないため、Form Cure の材料設定に従ってください
トゥルーキャストキャスト推奨熱を当てずに 10 分Form Cure V2 なら熱を当てずに 3 分。鋳造中に出る欠陥を減らせるため強く推奨されています

二次硬化を省ける材料、省けない材料

スタンダード系 6 種(グレーV5・クリアV5・ホワイトV5・ブラックV5・ファストモデル・プレシジョンモデル)
必須ではありませんが、推奨されています。表面のベタつきが減り、強度と耐熱が上がります。
エンジニアリング系 10 種(タフ系 4・ゴムライク 2・リジッド/耐熱 4)
必須です。二次硬化して初めて TDS の物性になります。ハイテンプとリジッド10K は、さらに耐熱を上げるためにオーブンでの熱硬化を足すことがあります。
シリコン40A
必須です。造形品を水につけた状態で 60°C・30 分行います。洗浄も専用のソルベントを使います。
鋳造用 3 種
キャスタブルワックスは不要で、乾いたらそのまま鋳造へ進みます。クリアキャストは必須、トゥルーキャストは必須ではありませんが強く推奨されています。

洗浄液の交換は、大型造形物(レジン量 250ml)を 1 日 6 回洗う運用で約 1 か月が目安です。同じ目安を各レジンのページにも載せています。

よくある質問

Q. Form Wash がなくても洗浄できますかA. できます。バケツを 2 つ用意して、一次 10 分・二次 10 分のつけ置きが基本の手順です。Form Wash を使うと、この 2 工程が 10 分程度の自動洗浄にまとまります。
Q. Form 4 と Form 4L で機器は共用できますかA. Form Wash L と Form Cure L は、Form 4L と Form 4 の両方の造形品に使えます。逆に Form Wash と Form Cure は Form 4L に対応していないため、4L の造形品には L 側の機器が必要です。
Q. 洗浄液はどのくらいで交換しますかA. 使用量で決まります。大型造形物(レジン量 250ml)を 1 日 6 回洗う運用で、約 1 か月が交換の目安です。洗浄後もベタつきが残るようになったら交換時期です。
Q. IPA から 3DMedSupo に切り替えられますかA. シリコン40A を除く取り扱いレジンで、IPA の代わりに 3DMedSupo が使えます。切り替えのときは、残った IPA の引き取りも依頼できます。
Q. 二次硬化の温度と時間はどこで確認できますかA. このページの早見表と、各レジンのページに TDS の基準条件を載せています。Form Cure には 45 種類以上の材料の設定が入っているので、材料を選べば温度と時間が決まります。

Form Wash(第 2 世代) 125,800 円(税抜・税込 138,380 円)〜

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