3Dプリンターで作れる便利な小物集:6系統15品をご紹介

3Dプリンターで広がる小物づくり

3Dプリンターではさまざまなものを作ることができます。その用途は試作から最終品までさまざまですが、より低価格化と高性能化が進むことで3Dデータがあればだれでも手軽にものを作ることができます。今回はそんな3Dプリンターが作れるものの一分野として「便利な小物」をご紹介します。

市販されている量産品では、自分の仕様に完全にあったものはなかなかありません。しかし3Dプリンターを使えば小物のカスタマイズも自在でより便利な生活を実現することができます。今回は実際に3Dプリンターで作れる便利な小物を実際に3Dプリントした作品例をすべてご紹介します

便利な小物を3Dプリントするには?

便利な小物を3Dプリントするには、3Dデータと3Dプリンターがあればプリントすることができます。3DデータはFusion360などのCADソフトを使って自分で設計するか、無料の3Dデータサイトを利用してダウンロードすれば入手することができます。

Fusion360
Fusion360

便利な小物を3Dプリントできる無料3Dデータサイト

最近では無料で3Dデータを入手できるサイトが数多く登場しています。こうした無料サイトでは数多くの便利小物の3Dデータがアップロードされています。

3Dプリンターはデスクトップの低価格な機種が登場するとともに、個人で3Dデータを設計して公開するという文化が広がり、Thingiverseなどのデータサイトではこれからご紹介する便利小物も数多くアップされています。

3Dデータが無料で入手できる便利サイトについては以下で詳しくご紹介していますので是非ご参照ください。

3Dプリンターで作れる便利小物事例

さて、ここからは実際に3Dプリンターで作れる便利小物事例とのことで、以下のようなアイテムをご紹介してまいります。今回、i-MAKERでは3Dプリンターで作れる便利小物の傾向を独自に系統分けしてみました。多くのアイテムが存在しますが、以下のような系統に分類されるかと思います。

系統

概要と例

スタンド系

ものを置くスタンド関連の小物。スマホスタンドなど

フック系

ものをひっかけるフック系の小物。カスタムフックが作れる。

ホルダー系

ものを支えたり収納したり留めるホルダー系

ケース・カバー系

保護したりしまったりするケース・カバー系

エンタメ系

楽しめる便利小物 

その他

上記に分類されない便利小物

① 3Dプリンターで作れる便利小物:スタンド系

3Dプリンターで作れる便利小物として代表的な存在がスタンド系です。特に代表的な存在がスマートフォンスタンドなどが無料の3Dデータサイトでは多数ありますが、それ以外にも歯ブラシ立てなどいろいろなスタンド系の便利小物があります。

スマホスタンド

スマートフォン用スタンドは3Dプリンターで作れる便利小物の一つです。スマホスタンドは一体型のものを3Dプリンターで出力することが可能です。

歯ブラシ立て

歯ブラシ立ては3Dプリンターで作ることで1本のものから、複数本立てることができる形状をプリントできます。下記は光造形3DプリンターForm3+と高精細で高速プリントができるグレイレジンで実際に出力した写真とレポート記事です。

②3Dプリンターで作れる便利小物:フック系

3Dプリンターで作れる便利小物のジャンルでフックがあります。フックはさまざまなタイプがあり市販のもの多数ありますが、3Dプリンターで作ることで独自の形状や大きさをカスタマイズ可能です。

フック

一般的なフック形状のものです。3Dプリンターでは高強度系の材料を使用すれば壊れにくいフックを作ることができます。下記は光造形3DプリンターForm3+と高強度でPETライクの靭性を持つデュラブルレジンで実際に出力した写真とレポート記事です。

ペグフック

ペグボードに使用するペグフックも3Dプリンターで作ることができます。ペグフックの場合、ひっかける対象物を自在にカスタマイズできるのが3Dプリンターの魅力の一つです。

カラビナ 

カラビナも開閉できるひっかけるタイプのフックです。靭性があったり引張強度がある材料での3Dプリントがお勧めです。下記は光造形3DプリンターForm3+と高強度で折り曲げできる靭性があるPPライクレジンのタフ1500でプリントした写真と記事です。

③ 3Dプリンターで作れる便利小物:ホルダー系

3Dプリンターで作れる便利小物の中でホルダー系もさまざまな種類が登場しています。ホルダーは対象物を固定したり支えたりするツールで、高強度系の材料が使用できる3Dプリンターが最適です。

カーテンホルダー

カーテンホルダーはカーテンを収納して留めておく便利小物です。3Dプリンターでは折り曲げても折れない靭性の強い材料があり、カーテンホルダーの3Dプリントには最適です。下記は光造形3DプリンターForm3+と高強度でPETライクの靭性を持つデュラブルレジンで実際に出力した写真とレポート記事です。

ブラケット

ブラケットとは“支柱”のことで特定のパーツや道具を留めて支えるために使用します。一般的に金属製ですが3Dプリンターの高強度材料を使用すれば、大きさがカスタムできるブラケットが作れます。

下記は光造形3DプリンターForm3+と高強度でPETライクの靭性を持つデュラブルレジンで実際に出力した写真とレポート記事です。

バッグホルダー

バッグホルダーのような強度が求められる便利小物も3Dプリンターの高強度材料を使用すれば作ることができます。バッグホルダーは光造形3DプリンターForm3+とPPライクレジンであるタフ1500で出力しました。

④ 3Dプリンターで作れる便利小物:ケース系

3Dプリンターで作れる便利小物の中で多数のアイテムが登場しているのがケース系の小物です。スマホケースなどがその代表的存在ですが、それ以外にも小型の箱や小物入れなど特定の大きさを自由にカスタムできるケースが人気です。

スマホケース

スマートフォンは多数の機種が登場していますが3Dプリンター用のデータではほとんどの機種の3Dデータが公開されており自分で3Dプリントが可能です。ただ柔軟性がある素材ではないと壊れやすい傾向にあります。

下記は光造形3DプリンターForm3+と高精細で高速プリントができるグレイレジンで実際に出力した写真とレポート記事です。

ペン置き

ボールペンなどのペンを置くタイプのケースも3Dプリンターで作ることができます。ペン置きは箱のようなもののケースから置くタイプのものまでさまざまなアイテムがあります。

下記は光造形3DプリンターForm3+と高精細で高速プリントができるグレイレジンで実際に出力した写真とレポート記事です。

カード置き

カードを置くタイプのケースも3Dプリンターで作れる便利小物の一つです。薄いカードを立てて億タイプのものなど3Dプリンターで作ることができます。

下記は光造形3DプリンターForm3+と高精細で高速プリントができるグレイレジンで実際に出力した写真とレポート記事です。

箱・小物入れ

3Dプリンターでは箱や小物入れも作ることができます。3Dプリンターでは特に大きさや形状をカスタマイズできるため、特定用途や大きさの箱をつくれば便利です。

下記は光造形3DプリンターForm3+と高精細で高速プリントができるグレイレジンで実際に出力した写真とレポート記事です。

⑤ 3Dプリンターで作れる便利小物:エンタメ系

3Dプリンターで作れる便利小物の中で、実用性ではなく作って楽しめるエンタメ系の小物もいくつかあります。

スタンプ・ハンコ

3Dプリンターとゴムライクやシリコーンライクなどの柔軟性の材料を使えばオリジナルのスタンプやハンコを作ることができます。下記は光造形3DプリンターForm3+とゴムライクで引き裂き強度が強く、高速プリントできるフレキシブル80Aレジンで実際に出力した写真とレポート記事です。

クッキー型

3Dプリンターではクッキー型を作る動きも盛んです。ただ植物由来とはいえPLA樹脂を使ったクッキー型は熱に弱く積層跡に食材が入り込んでしまうため使い捨てでの利用がおすすめです。

⑥ 3Dプリンターで作れる便利小物:その他

3Dプリンターで作れる便利小物の中には上記でご紹介してきたジャンル以外もあります。

ねじ締め

3Dプリンターではねじやスクリューなども作ることができます。ねじと留め具を作れば必要な場所に取り付けることができます。下記は光造形3DプリンターForm3+と高精細で高速プリントができるグレイレジンで実際に出力した写真とレポート記事です。

ドアストッパー

3Dプリンターと柔軟性がある材料を使用すればドアストッパーも作ることができます。ゴム系の材料で出力後、塗装やコーティングを施すことで耐久性の高いドアストッパーが作れます。

下記は光造形3DプリンターForm3+とゴムライクで引き裂き強度が強く、高速プリントできるフレキシブル80Aレジンで実際に出力した写真とレポート記事です。

クリップ

3Dプリンターと靭性の高い材料を使用することでクリップも作ることができます。このクリップは光造形3DプリンターForm3+とPPライクレジンであるタフ1500で出力しました。

どの3Dプリンターが便利小物を作るのに向いているか?

3Dプリンターで便利小物を作るのにはどの種類が向いているのでしょうか。ここでは代表的な機種であるFDM方式、光造形方式、レーザー焼結方式についてご紹介します。

造形方式

概要

コスト

FDM方式

フィラメントを使用するため低価格から始められる。しかし反りやすい傾向にあり便利小物には耐久性や強度が求められない材料が最適

低コストで始められる。特に植物由来のPLAは安価で安定性が高い

光造形方式

UVレジンを使用するため滑らかで高精細な造形が可能。材料も高強度やゴムライクなど多彩。

中コスト。材料が豊富でいろいろな便利小物をつくるのに向いている。

レーザー焼結方式

サポート材がつかず、高精細できれいな造形ができる。またナイロンが主力材料なため、軽量かつ高強度の造形が可能。

高コスト。材料も本体も高く、導入にはハードルが高い。

インクジェット方式

高精細かつ滑らかな造形が可能。また高い透明性やフルカラーも機種によってプリントできる。

高コスト。材料も本体も価格が高い。

光造形3Dプリンターのおすすめ

光造形3Dプリンターでは、さまざまな機種が登場していますがForm3+がお勧めです。Form3+は高精細で滑らかな造形ができる3Dプリンターですが、1台でこれまでご紹介してきたようなさまざまな材料(約18種類以上)が使用でき、失敗がほぼない非常に高い安定性を誇っているためです。

安定性 非常に高い。プリントミスが少なく、失敗がないため安心してプリントをかけられる。
仕上がり 高精細&滑らかな仕上がりが特徴。積層跡が非常に目立ちにくくきれいにできる。
インターフェース ハードとソフトともに使い方がとても簡単。専用ソフトPreFormは自動設定が可能で、ほぼデータを送るだけでプリントが開始できる。
材料の種類 スタンダード系からエンジニアリング系、鋳造用など1台で18種類以上の多彩な材料を使用可能。しかもプリント設定は自動で不要!

Form3プラス

FDM 3Dプリンターのおすすめ

FDM 3DプリンターではRaise3Dシリーズが一番おススメです。コストパフォーマンスが高く、E2、Pro2、Pro3とラインナップも充実。1台でPLAからABS、ポリカーボネート、TPU、エンプラなど多彩なフィラメントが使用可能です(機種で異なる)。また専用ソフトウェアのIdeaMakerは独自開発で非常に使いやすく、フィラメントごとのプリント設定も自動でミスがありません。

まとめ

これまでご紹介してきたように3Dプリンターでは多彩な便利小物を作ることができます。ゼロから作らなくても無料で利用できる3Dデータをもとに改良を行うことができます。

3Dプリンターもデスクトップタイプの性能が向上し材料も一般的なものから高強度、ゴム系の柔軟性がある材料まで幅広く使えるようになっています。

i-MKAERでは光造形3DプリンターForm3+やレーザー焼結3DプリンターFuse 1Raise3Dシリーズなど多彩な3Dプリンターのノウハウ、販売をご提供しています。ご質問や無料サンプルや無料テストプリントなどお気軽にご相談ください。

2022.5.17 投稿者:i-maker

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