Form 3とForm 3 Lが発表。Formlabsの次世代3Dプリンター

全世界4万台以上。4000万以上のプリント実績を誇るForm 2の次世代機

全世界で4万台以上、プリントされたパーツ数は4000万以上、世界最多の販売数を誇る3Dプリンター、Form 2。Formlabsが2015年にForm 2を発表してからおよそ4年の歳月を経て、新たに次世代機ともいえるForm 3と大型造形が可能なForm 3Lを発表された。

プリント成功率を90%以上を誇り、さまざまな分野で利用されているForm 2だが、新たなテクノロジーによって、更に進化することとなる。

Form 3, 3Dプリンター
4年の歳月をへて登場したForm 2の次世代機 Form 3

Form 3へ進化。高品質を更に高めるLFSテクノロジー

Form 2は、デスクトップで高精細な造形が可能なSLA(光造形法)方式の3Dプリンターとして優れたプリント品質を誇っているが、Form 3では、新たにLFSといわれる手法が採用された。

これはLow Force Stereolithographyの略で、均一な高密度のレーザースポットによって、表面仕上げやディティールが更に向上するという。

さらにレジンタンクも進化し、Form 3とForm 3Lでは、フレキシブルタンクによって、レーザーの剥離力を低減し、プリントの表面品質を改善される。また、サポート構造もより取りはずしやすくなる。

Form 3のプリント可能サイズは、現行モデルのForm 2ほぼと同じ145mm×145mm×185mmだ。

From 3, Formlabs,
Form 2からさまざまな面で進化したForm 3

Form 3の特長

1.完璧なプリントを実現:モジュール式コンポーネントの Light Processing Unit(LPU)が、正確で高密度のレーザーを実現。プリント精度がより正確で再現性のあるものに。

2.サポートが更に除去しやすい:サポートのタッチポイントをより小さくすることで、簡単に除去できて、パーツ表面のなめらかさを保ちます。

3.造形安定性の向上:20 以上のセンサーを搭載し、造形を常時監視。安定したプリントパフォーマンスを維持します。

4.稼働時間が向上:アップグレード可能なモジュール式コンポーネントと失敗しにくい設計により、稼働時間の向上を実現。

5.リモートプリント:オンライン Dashboard を通じてどこからでも 3D プリントが可能。

※Formlabsプレスリリースより

Form 3、Formlabs
外観はForm 2のシルバーからブラックに変更。

Form 3, Formlabs
ビルド・プラットフォームやレジンカートリッジはForm 2と互換性がある。

Form 3, Form 3 L
Form 2の次世代機であるForm 3と大型の造形ができるForm 3 L

Form 3L 5倍の造形サイズで高速プリントを実現

今回同時に発表されたのが、大型の造形が可能なForm 3Lだ。Form 3Lは、Form 3と同じ造形クオリティでありながら、200mm×335mm×300mmの大型造形が可能で、Form 3の5倍の造形サイズを実現している。

更にForm 3のレーザーを2基搭載することによって、高速プリントを可能にする。

プロトタイプ専用ドラフトレジン(Draft Resin)もリリース

Formlabsはプロトタイプ作成に特化したドラフトレジンもリリースしている。このドラフトレジン(Draft Resin)は、300ミクロンの層で積層するように設計されており、標準的な樹脂よりも3倍から4倍、高速でプリントが可能。

従来、安価なFDMでプロトタイプ作成が盛んにおこなわれてきたが、ドラフトレジン(Draft Resin)は、X軸Y軸の寸法精度を犠牲にすることなく、高速生産が可能となる。

まさにラピッド・プロトタイピングに特化したレジンとして、重宝しそうだ。このドラフトレジン(Draft Resin)は、Form 3とForm 3LだけではなくForm 2でも利用可能になる。

ドラフトレジン Draft Resin
3倍から4倍の高速プリントができるドラフトレジン。ラピッド・プロトタイピングに最適な性能を発揮する。

Form 2との共通点。レジンカートリッジなどの互換性はあり

今回Form 3とForm 3Lが発表されたが、これまでのレジンカートリッジとは互換性がある。またビルド・プラットフォームやForm WashForm CureはForm 3でもForm 2と同様のものが使用可能。(※Form 3 Lは大型なため、専用のビルド・プラットフォームを搭載)

日本国内は2019年後半に発売予定

Form 3はアメリカで6月に発売予定。価格は単体で3499ドル、二次硬化のFormCureと自動洗浄ツールのFormWashとのセットのコンプリートパッケージとして5999ドルの予定。
また、大型造形が可能なForm 3Lは、アメリカで2019年第四四半期に出荷予定で基本パッケージで9,999ドル予定となっている。
因みに日本での価格は未定で発売開始は2019年後半の予定だ。

2019.4.3 投稿者:i-maker

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