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光造形3Dプリンター

光造形3Dプリンターを家庭で始めるには|そろえる機器・安全性・手順

i-MAKER 編集部 公開 更新 読了目安 約39分

光造形3Dプリンターを自宅や小さな事務所に置きたいと考えたとき、最初の1台を決めきれない方が多くいらっしゃいます。

「本体のほかに何が要るのか」「レジンや洗浄液を家の中で使って大丈夫か」「臭いはどれくらい出るのか」「家庭用コンセントで動くのか」「使い終わった洗浄液はどこに捨てるのか」が分からないためです。

弊社は3Dプリンターと消耗品を販売し、洗浄液と廃液回収のサービス3DMedSupo(3Dメドサポ)の販売元として、導入先の現場を見てきました。

この記事では、そろえる機器と消耗品を一式で示し、安全性・臭い・置き場所・電源を具体的な数値で答え、造形から洗浄・二次硬化・廃液の回収までの流れを一続きで説明します。

この記事の要点

  • 光造形に要るのは、本体と、洗浄と二次硬化の機械、レジン・洗浄液・ニトリル手袋などの消耗品一式です。Form Studio 1なら、洗浄と二次硬化を1台で行うForm Studio Wash+Cureが付くCompleteで機器一式がそろいます。
  • 未硬化のレジンには皮膚刺激性があるため、手袋を着け、カバーを閉めて使うのが前提です。硬化後は安定しており、家庭でも扱えます。
  • Form Studio 1の本体は342×315×502mm・14.3kgで、電源はAC100〜240V・300Wのため家庭用コンセントで動きます。推奨設置スペースは360×330×790mmで、机1台に収まります。
  • 臭いは造形中よりカバーを開けた瞬間と洗浄時に出るため、机上の排気ユニットと数分の換気で抑えてください。
  • 使い終わった洗浄液は排水に流せません。3DMedSupo(3Dメドサポ)なら洗浄液の供給から廃液の回収までまとめて考えられます。

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目次
  1. 01光造形を自宅や小さな事務所で始めるには何をそろえる?
  2. 02家の中で使える?安全性・臭い・置き場所
  3. 03造形・洗浄・二次硬化の手順
  4. 04何が作れる?フィギュアから実用部品まで
  5. 05最初の1台はForm Studio 1かForm 4か
  6. 06Formlabsを勧める理由:レジンや形ごとの細かい設定が要らない
  7. 07よくある質問
  8. 08まとめ
  9. 09導入のご相談

完全ワークフロー

造形から廃液まで、4つの安心が1本につながる

01造形

Formlabsの
安定性&高速性

レジンを選ぶだけで造形条件が決まる
ほとんどの造形が2時間以内
5系統のセンサーが造形を監視
02材料

レジンの
安全性

Alphaレジンは液体でもOECD 439で非刺激性
VOC Extractorと組み合わせUL GREENGUARD Gold
03後処理

洗浄の
安心

Wash+Cure 1台で洗浄と二次硬化
3Dメディカルクリーンは鼻を突く刺激臭がない
04処分

自分での
廃液処理が不要

3DMedSupoが離島を含む全国で回収
回収費用は製品代金に含まれ、マニフェスト不要
家庭や小さな事務所でも、安心・安全で安定した高品質の光造形

Form Studio 1・Form Studio Wash+Cure・VOC Extractor・3DMedSupo(3Dメドサポ)の組み合わせ

01光造形を自宅や小さな事務所で始めるには何をそろえる?

そろえるものは、光造形3Dプリンター本体(レジンタンク・ビルドプラットフォームを含む)、洗浄と二次硬化の機械、レジン・洗浄液・保護具などの消耗品、そして洗浄液の廃液の回収先です。

Form Studio 1 と Form Studio Wash+Cure
Form Studio 1 Completeの一式(本体とForm Studio Wash+Cure)

光造形(SLA:Stereolithography、液体の光硬化性樹脂=レジンに光を当てて1層ずつ固める方式)は、造形が終わった時点では表面に未硬化のレジンが付いたままです。

洗浄で余分なレジンを落とし、二次硬化で内部まで固めてはじめて完成品になります。本体だけを買っても作品は仕上がらないため、最初から後処理の機械まで含めて考えるのが近道です。

一式の内訳は次のとおりです。

そろえるもの一式

機器・消耗品・環境・廃液の4グループ

機器

本体

Form Studio 1 または Form 4

機器

洗浄・二次硬化の機械

Form Studio Wash+Cure(1台)/Form Wash V2+Form Cure V2

機器

排気ユニット

机上のVOC Extractor

消耗品

レジン

用途に合わせて1〜2種類

消耗品

洗浄液

IPA または 3DMedSupo(3Dメディカルクリーン)

消耗品

保護具と小物

ニトリル手袋・保護メガネ・ペーパータオル・スクレーパー・ニッパー

環境

設置場所

幅120cm程度の机1台と100Vコンセント

廃液

廃液の回収先

使い終わった洗浄液は排水に流せない

図:光造形を始めるときにそろえるもの
  • 本体:FormlabsのForm Studio 1またはForm 4
  • 洗浄と二次硬化の機械:Form Studio Wash+Cure(洗浄と二次硬化を1台で行う後処理機)、またはForm Wash V2とForm Cure V2の2台
  • レジン:用途に合わせて1〜2種類。Form Studio 1ならForm Studio 1専用の汎用レジンのAlphaレジン、Form 4ならGrey Resinから始めるのが扱いやすいです
  • 洗浄液:3DMedSupo(3Dメディカルクリーン)。IPA(イソプロピルアルコール)は引火性があり有機溶剤中毒予防規則の対象なので、家庭や小規模事務所には勧めません
  • 保護具と小物:ニトリル手袋、保護メガネ、ペーパータオル、スクレーパー、サポート除去用のニッパー
  • 排気:机上の排気ユニット(同じ部屋で過ごすなら用意したい装置)
  • 設置場所:目安として幅120cm程度の机1台分と、家庭用の100Vコンセント

本体と後処理の機械はパッケージでまとめて選べます。レジンと洗浄液は使う量に応じて買い足す消耗品で、使い終わった洗浄液の処分まで含めて運用を決めておくと、始めてから困りません。

Form Studio 1は、Formlabsの小型光造形3Dプリンターで、造形方式はマスク式光造形(MSLA)です。2026年10月時点で国内発売日は未定、受注は受け付けており、金額は見積時の案内です。必要なものの一般的な一覧は光造形に必要なものと始め方にまとめています。

机に置いた Form Studio 1
机の上に置いたForm Studio 1

そろえる機器はパッケージで変わる

パッケージは、本体だけのBaseか、洗浄と二次硬化の機械を含むComplete・Professionalかで分かれ、家庭や小規模事務所で初めて導入するならCompleteで一式がそろいます。

洗浄と二次硬化は手作業でも代用できますが、容器にIPAを入れて手で振る洗浄や、日光やネイル用の紫外線ライトでの硬化は、仕上がりにばらつきが出るうえ、レジンに触れる機会が増えます。

Base

洗浄と二次硬化の機械をすでにお持ちの方

本体
レジンタンク
Build Platform
洗浄・二次硬化の機械

Complete

初めて導入する方におすすめ

本体
レジンタンク
Build Platform Flex
Form Studio Wash+Cure(洗浄+二次硬化を1台で)

Professional

洗浄と二次硬化を別の機械で回したい方

本体
レジンタンク
Build Platform Flex
Form Wash V2 + Form Cure V2(2台)
図:Form Studio 1のパッケージ3種。家庭で初めて導入するならCompleteで一式がそろう
Form Studio 1のパッケージ3種の構成
パッケージ 内容 向いている方
Base 本体・レジンタンク・Build Platform 洗浄と二次硬化の機械をすでにお持ちの方
Complete 本体・レジンタンク・Build Platform Flex・Form Studio Wash+Cure 初めて導入する方
Professional 本体・レジンタンク・Build Platform Flex・Form Wash V2・Form Cure V2 洗浄と二次硬化を別の機械で回したい方

Form Studio Wash+Cureは、洗浄と二次硬化を1台で行う後処理機で、Form 4など他のFormlabs機にも使えます。Build Platform Flexはステンレス製で、たわませると造形品が外れます。

Form Studio Wash+Cure の洗浄モードと二次硬化モード
洗浄と二次硬化を1台で行うForm Studio Wash+Cure
Form Studio 1 Build Platform Flex
たわませて造形品を外すBuild Platform Flex

弊社オンラインストア

Form Studio 1の仕様とパッケージを見る

Completeなら洗浄・二次硬化のForm Studio Wash+Cureまで一式
家庭用の100Vコンセントで動き、机1台に収まる
国内発売日は未定・受注受付中(金額は見積時にご案内)

消耗品はどのくらいもつ?

消耗品の中心はレジン、洗浄液、レジンタンクの3つです。Alphaレジンは1本1L(1.1kg)のカートリッジで、造形物1個に使う量はデータ準備ソフトPreFormが造形前に表示します。

Alpha Model レジンのカートリッジ
Alphaレジンの1Lカートリッジ
Form Studio 1 Resin Tank
Form Studio 1のレジンタンク

1個あたりの材料費は印刷する前に分かります。中空にしたり、サポートが少ない向きに置いたりすると、使用量はさらに減ります。

交換のタイミング

消耗品ごとの目安を一目で

レジン(1L)
使った分だけ減る。1個の使用量はPreFormが造形前に表示
洗浄液
白濁・べたつきが出たら交換。3Dメディカルクリーンは1〜2か月が目安
レジンタンク
Form Studio 1は75,000層以上(タンクごと交換)
VOC Extractorのフィルター
造形時間で約330時間
手袋・ペーパータオル
作業ごとに使い捨て。レジンが付いたものは硬化させてから廃棄
消耗品の交換・補充の目安
消耗品 交換・補充の目安 補足
レジン(1Lカートリッジ) 使った分だけ減る。1個の使用量はPreFormが造形前に表示する 中空にすると使用量を減らせる
洗浄液 溶け込んだレジンが増え、洗浄後の表面がベタつくようになったら交換 粗洗いと仕上げ洗いの2槽に分けると持ちが伸びる。3Dメディカルクリーンは、250ml程度の大きめの造形物を約20個洗うとべたつきが取れにくくなり、使い方ガイドでは白濁やべたつきが出たら交換(目安1〜2か月)
レジンタンク Form Studio 1はFormlabs材料で75,000層以上が目安(フィルムは交換できず、タンクごと交換) レジンの種類を替えるときはタンクも分けるのが基本
ビルドプラットフォーム 表面の傷が増えて造形物が剥がれにくくなったら交換 日常的に消耗するものではない
ニトリル手袋・ペーパータオル 作業ごとに使い捨て レジンが付いたものは硬化させてから廃棄
VOC Extractorのフィルター 造形時間で約330時間が寿命の目安 2個のカーボンフィルター

出典: 三協製薬 3DMedSupo(洗浄液のメーカー・廃液回収の案内)

Form 4シリーズ

02家の中で使える?安全性・臭い・置き場所

家の中で使えます。ただし「未硬化のレジンに素手で触れない」「洗浄液の蒸気を部屋にこもらせない」「造形中はカバーを閉める」の3点を守ることが前提です。

01

未硬化のレジンに素手で触れない

ニトリル手袋と保護メガネを着ける

02

洗浄液の蒸気を部屋にこもらせない

VOC Extractorと数分の換気

03

造形中はカバーを閉める

カバーを閉めたまま機械に任せる

図:家の中で使うために守る3つのこと

光造形は、熱で樹脂を溶かして積み上げるFDM(Fused Deposition Modeling:熱溶解積層方式)と違って高温になる部品がなく、居住空間に置きやすい方式です。家の中で使えるかは、レジンの放散と肌への刺激、臭いと換気、置き場所と電源の3点で判断でき、Form Studio 1はこの3点を認証・付属機器・実際の寸法で確かめられます。

その一方で液体のレジンと洗浄液を扱うため、化学薬品を扱うときの基本的な作法が要ります。

判断する点
何を見るか
Form Studio 1での確かめ方
レジンの放散と肌への刺激
VOCの放散、皮膚刺激性
UL GREENGUARD Gold、OECD 439・ISO 10993
臭いと換気
臭いが出るタイミングと排気
低臭のAlphaレジン、VOC Extractor
置き場所と電源
寸法・重さ・電源
342×315×502mm・14.3kg、AC100〜240V・300W
図:家の中で使えるかを判断する3つの点

レジンは体に悪くない?認証と皮膚刺激性試験の結果で答える

Form Studio 1のAlphaレジンは、液体の状態でもOECD 439の皮膚刺激性試験で非刺激性に分類され、洗浄・二次硬化後の造形品は30日を超える長期の皮膚接触に関するISO 10993の要件を満たしています。Form Studio 1は、AlphaレジンとVOC Extractorを組み合わせた造形で、レジン3Dプリンターとして初めてUL GREENGUARD Gold認証(室内でのVOC放散の低さを認証するULの規格)を取得しました。

OECD 439

液体のAlphaレジン

皮膚刺激性試験で非刺激性に分類

ISO 10993

洗浄・二次硬化後の造形品

30日を超える長期の皮膚接触に関する要件を満たす

UL GREENGUARD Gold

Form Studio 1+VOC Extractor

室内でのVOC放散の低さを認証。レジン3Dプリンターとして初めて取得

図:Form Studio 1とAlphaレジンの安全性を示す3つの試験・認証
机の上の Form Studio 1 と UL GREENGUARD Gold のマーク
UL GREENGUARD Gold認証を取得したForm Studio 1

ただし光造形用レジンの多くは、未硬化の状態で皮膚刺激性と皮膚感作性(繰り返し触れるとアレルギー反応が出やすくなる性質)があり、素手で触れないことが前提です。

光造形用レジンの主成分はアクリレート系の光硬化性樹脂で、SDS(Safety Data Sheet:安全データシート)には「皮膚刺激」「アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ」の区分が記載されています。

光が当たって硬化すると分子どうしが結合して安定します。注意が要るのは液体のときです。

注意が要る範囲

液体のあいだは手袋、硬化すれば安定

液体のレジン

多くの光造形用レジンは皮膚刺激性・皮膚感作性がある

造形直後

表面に未硬化のレジンが付いたまま

洗浄・乾燥

二次硬化が終わるまでは手袋で扱う

二次硬化後

分子どうしが結合して安定。家庭でも扱える

ここまでニトリル手袋

扱いの基本は次の4点です。

手袋

ニトリル手袋ラテックス手袋

目の保護

保護メガネ

皮膚に付いたら

石けんと流水アルコールで拭く

造形物

完成まで手袋で扱う

  1. レジンに触れる作業(タンクの出し入れ、造形物の取り外し、洗浄)ではニトリル手袋を着けてください。ラテックス手袋はレジンが浸透するため向きません。
  2. 保護メガネを着け、跳ねたレジンが目に入らないようにしてください。
  3. 皮膚に付いたら、すぐに石けんと流水で洗ってください。アルコールで拭くとレジンが皮膚に浸透しやすくなるため避けてください。
  4. 洗浄と二次硬化が終わるまでは、造形物も「未硬化のレジンが付いたもの」として手袋で扱ってください。

臭いと換気は机上の排気ユニットで抑える

臭いは、造形中よりカバーを開けた瞬間と洗浄のときに出ます。Form Studio 1のAlphaレジンは低臭で、本体の排気ポートにつなぐ机上の排気ユニットと作業後の数分の換気で抑えます。

臭いの出るタイミング

気をつけるのは「開けた瞬間」と「洗浄」

造形中

少ないカバーを閉めたまま

カバーを開けた瞬間

臭いが出る排気ユニットで抑える

洗浄

臭いが出るIPAなら数分窓を開ける

二次硬化

—機械の中で進む

作業後

換気数分の換気で抑える

Form Studio 1

本体の排気ポート

VOC Extractor

カーボンフィルター2個
寿命は造形時間で約330時間

部屋へ

VOC濃度を下げた空気

図:臭いの出るタイミングと、VOC Extractorのつなぎ方(臭いの強さは本文の説明にもとづく目安)

光造形の臭いの元は、レジンに含まれるアクリレート系モノマーと洗浄液の蒸気で、どちらもVOC(Volatile Organic Compounds:揮発性有機化合物)に当たります。

机上の排気ユニットはVOC Extractorで、本体の排気ポートにつないで使います。2個のカーボンフィルターでVOC濃度を下げ、フィルターの寿命は造形時間で約330時間です。Form Studio 1とForm 4に対応します。

VOC Extractor 本体
本体の排気ポートにつなぐVOC Extractor

住まいで気になる内蔵カメラ(1920×1080)は、キャップ・本体の設定・ケーブルの取り外しの3通りでオフにできます。

内蔵カメラをオフにする3通りキャップ本体の設定ケーブルの取り外し

換気の運用は次の3点で足ります。

  1. 窓のある部屋に置き、VOC Extractorを本体の排気ポートにつないでください。
  2. 洗浄のたびに数分窓を開け、洗浄液の蒸気が床にたまらないようにしてください。
  3. カーボンフィルターの寿命は造形時間で約330時間が目安なので、臭いが戻ってきたら交換してください。

置き場所と電源:家庭用コンセントで動く?

家庭用の100Vコンセントで動き、置き場所はForm Studio 1の推奨設置スペース360×330×790mmと後処理機の分を見込んだ机1台で足ります。目安として幅120cm程度です。

設置イメージ

机1台(幅120cm程度)に一式が収まる

約1,200mm

100V

Form Studio 1342×315mm
Wash+Cure330×300mm
作業スペース手袋・ペーパータオル

上から見た配置(縮尺は目安)

上に棚を置かない

本体
502mm

高さ790mm推奨設置スペースの高さ

電源300WAC100〜240V
本体の重さ14.3kgWash+Cureは10kg
使用環境18〜28℃冬の冷えた部屋は注意
直射日光NGタンク内のレジンが硬化
図:Form Studio 1一式の置き場所と電源。変圧器も専用回路も要らない

Form Studio 1の本体サイズは342×315×502mm、重量は14.3kgで、電源はAC100〜240V・300Wのため、変圧器も専用回路も要りません。使用環境は18〜28℃です。

後処理機のForm Studio Wash+Cureは330×300×440mm・10kgで、置き場所はこの分も見込みます。

Form Studio 1一式を置くのに要る寸法と電源
項目 Form Studio 1 Form Studio Wash+Cure
本体サイズ(幅×奥行×高さ) 342×315×502mm 330×300×440mm
重量 14.3kg 10kg
推奨設置スペース 360×330×790mm —
電源 AC100〜240V・300W —
使用環境 18〜28℃ —

※「—」はここに載せていない項目です。

Form Studio 1 本体と VOC Extractor
Form Studio 1本体とVOC Extractor

置き場所を選ぶときの条件は次のとおりです。

  • 直射日光が当たらない場所に置いてください。日光の紫外線でタンク内のレジンが硬化してしまいます。
  • 推奨室温は18〜28℃です。冬の冷えた部屋ではレジンの粘度が上がり、造形の失敗が増えます。
  • 水平で揺れない台に置いてください。本体は14.3kgです。
  • 上に棚がない場所を選び、高さは推奨設置スペースの790mmを確保してください。
  • ネットワークにつなぐと、Form 4と同じPreForm・Dashboard・Form Mobileで使え、内蔵カメラで遠隔監視とタイムラプスができます。

03造形・洗浄・二次硬化の手順

手順は、データの準備、造形、洗浄、二次硬化、仕上げの順です。造形・洗浄・二次硬化の待ち時間は機械に任せられるため、仕事の合間に進められます。

  1. 1

    本体(Form Studio 1・VOC Extractor)

  2. 2

    造形

  3. 3

    Build Platform Flexで取り外し

  4. 4

    Form Studio Wash+Cure(洗浄・二次硬化)

  5. 5

    完成品

  6. 6

    3DMedSupo:洗浄液を届ける

  7. 7

    廃液を回収(三協製薬が回収・分析・リサイクル)

手順の全体図

9つのステップと、機械に任せられる工程

手作業機械におまかせ待つニトリル手袋を着ける

1

データを準備手作業

PreFormでワンクリックプリント。向き・サポート・配置が自動で決まり、使用量と所要時間が出る

2

本体を準備手作業

カートリッジを差し込み、タンクとプラットフォームをセット。レジンは25〜45℃に自動加熱・自動供給

3

造形機械におまかせほとんどが2時間以内

カバーを閉めたまま。5系統のセンサーが監視

4

取り外し手作業手袋

プラットフォームごと外し、Build Platform Flexをたわませて外す

5

洗浄機械におまかせ手袋

Form Studio Wash+CureかForm Wash V2で、レジンごとに決められた時間洗う

6

乾燥待つ10〜30分手袋

洗浄液を飛ばし、くぼみの液はペーパータオルやエアブローで取る

7

サポートを外す手作業手袋

二次硬化の前に。樹脂が少し柔らかく、痕が小さく済む

8

二次硬化機械におまかせGrey Resin V5は60℃・15分

レジンごとに指定された温度と時間で硬化(Alphaレジンは任意、強度を出すなら推奨)

9

仕上げと片付け手作業

サポート痕をヤスリで整える。手袋やペーパータオルは日光で硬化させてから廃棄

図:造形から仕上げまでの9ステップ。造形・洗浄・二次硬化は機械に任せられる
  1. データを準備します。STL形式やOBJ形式の3Dデータをデータ準備ソフトPreFormで開き、レジンの種類と積層ピッチを選びます。ワンクリックプリントを押すと、向き・サポート・配置が自動で決まり、レジンの使用量と所要時間が表示されます。
  2. 本体を準備します。レジンカートリッジを差し込み、レジンタンクとビルドプラットフォームをセットします。Form Studio 1は、レジンを材料に応じて25〜45℃に自動で加熱し、カートリッジから自動で供給するため、液を注ぐ作業はありません。
  3. 造形します。PreFormから本体にデータを送り、タッチパネルで開始します。Form Studio 1では、積層ピッチ100µm・高さ53mmの条件で、ほとんどの造形が2時間以内に終わります。造形中は5系統のセンサー(レジン温度・液面・荷重・造形状態)が監視するので、カバーを閉めたままにします。
  4. 造形物を取り外します。ニトリル手袋を着け、ビルドプラットフォームごと本体から外します。Build Platform Flex(ステンレス)なら、たわませると造形品が外れます。
  5. 洗浄します。プラットフォームごとForm Studio Wash+CureかForm Wash V2にセットし、レジンごとに決められた時間洗います。洗浄時間が長すぎると、造形物が膨潤・変形します。
  6. 乾燥させます。10〜30分置いて洗浄液を飛ばし、くぼみに残った液はペーパータオルやエアブローで取ります。表面が白く曇ったりベタついたりする場合は洗浄が足りていません。
  7. サポートを外します。二次硬化の前は樹脂がまだ少し柔らかく、ニッパーで外したときの痕が小さく済みます。
  8. 二次硬化します。Form Studio Wash+CureかForm Cure V2で、レジンごとに指定された温度と時間で硬化させます。Alphaレジンの二次硬化は任意で、強度を出すには推奨です。Grey Resin V5は60℃で15分です。
  9. 仕上げと片付けをします。サポート痕をヤスリで整え、必要なら塗装します。タンクにはふたをし、レジンが付いたペーパータオルや手袋は日光に当てて硬化させてから廃棄します。

洗浄〜二次硬化をくわしく

失敗しやすいポイントとサイン

洗浄

3Dメディカルクリーン 10〜20分

プラットフォームごとセット
レジンごとの時間を守る
NG洗浄時間が長すぎると膨潤・変形する

乾燥

10〜30分

くぼみの液はペーパータオルやエアブローで
サイン表面が白く曇る・ベタつく=洗浄が足りていない

サポート除去

二次硬化の前

樹脂がまだ少し柔らかい
ニッパーで外すと痕が小さい

二次硬化

例:Grey Resin V5
60℃・15分

レジンごとに指定の温度と時間
Alphaレジンは任意。強度を出すなら推奨
粗洗い
仕上げ洗い

洗浄液を長持ちさせるコツ:粗洗いと仕上げ洗いの2槽に分けると、洗浄液の持ちが伸びる

図:洗浄から二次硬化までの流れと、それぞれの注意点
PreForm の画面
造形準備ソフトPreForm
レジンカートリッジを本体に挿す手元
カートリッジをセットする
Form Studio 1 で造形する様子
造形
造形品をビルドプラットフォームごと取り出す様子
取り出し
Form Studio Wash+Cure で洗浄する様子
洗浄と二次硬化

洗浄液はどれを使う?廃液の回収まで

Form Washの正面。透明な洗浄槽に造形品が入っている
自動洗浄機Form Wash

洗浄液は、家庭や小規模事務所で「火気と廃液の処分に困りたくない」なら3Dメディカルクリーン(3DMedSupo)がおすすめです。IPAは引火性があり有機溶剤中毒予防規則の対象なので、家庭用には向きません。

IPAは洗浄力が高く乾きも速い反面、引火点が約12℃と低く、消防法では危険物第四類のアルコール類に分類されます。

指定数量は400Lで、5分の1の80L以上を保管すると少量危険物として届出と基準の対象になります。この80Lは未使用の在庫と引火性の残る廃液を合わせた量で判定します。蒸気が床にたまって着火源に触れる危険があり、臭いも強いため、換気の悪い部屋には向きません。

消防法

IPAは保管量80Lが分かれ目

80L400L

80L未満
80L以上:少量危険物
届出と基準の対象(400Lが指定数量)

未使用の在庫と、引火性の残る廃液を合わせた量で判定します。

Form Studio Wash+Cureが対応する洗浄液はIPA・TPM・Formlabs Resin Washing Solutionで、バケットは10Lです。3Dメディカルクリーンは、Form Wash・Form Wash 2・超音波洗浄機・バケツで使えます。

洗浄液の比較
項目 IPA(イソプロピルアルコール) 3DMedSupo(3Dメディカルクリーン)
消防法上の扱い 危険物第四類アルコール類(引火点約12℃) 危険物第四類アルコール類(引火点13℃)
臭い 強いアルコール臭 マイルドなアルコール臭(無臭ではないが、IPAのような鼻を突く刺激臭はない)
乾き 速い(数分) IPAと同等(エアブローで乾燥)
洗浄時間の目安 10分前後 10〜20分程度(造形物の大きさ・レジンの種類・使用頻度で変わる)
入手 薬局・通販 弊社から(ECサイトの製品ページで、4Lか一斗缶(17.7L)を必要なときに必要な分だけ注文。全国送料無料)
廃液の処分 自分で産業廃棄物処理業者を探して委託 3DMedSupo(3Dメドサポ)で回収(三協製薬が離島を含む全国で回収。費用は製品代金に含まれ、回数・期限の制限なし。容器は金属製の缶(ポリタンクやプラスチック容器は不可)で、たまったら専用Webフォームで都度依頼)
3DMedSupo(3Dメディカルクリーン)の一斗缶(17.7L)

使い終わった洗浄液と未硬化のレジンは、排水に流せません。3DMedSupoの廃液回収は、個人(家庭)で買った方も使えます。IPAの廃液は許可を受けた産業廃棄物処理業者に処分を委託し、引火点が約12℃のため特別管理産業廃棄物(引火性廃油)に該当しやすく、受け入れの条件は自治体・処理業者によって異なります。捨て方の一般と法令は光造形3Dプリンターとはと光造形のデメリットと対策で説明しています。

廃液の扱いは次の手順で回します。

  1. 使い終わった洗浄液は、ふた付きの回収容器に移し、直射日光の当たらない場所に保管します。
  2. レジンが付いたペーパータオル、手袋、外したサポート材は、日光で硬化させてから、自治体の区分に従って処分します。
  3. 回収容器がたまったら、3DMedSupo(3Dメドサポ)の回収に引き渡します。申し込みは三協製薬の「使用済み液回収フォーム」から行い、送信後に内容確認のメールが届き、三協製薬から回収日の連絡が来ると依頼完了です。廃液は有価物として引き取られるため産業廃棄物の委託処分に当たらず、マニフェストの交付・5年保存・年次報告は要りません。
IPAの廃液自分で手配
1許可を受けた産業廃棄物処理業者を探す
2処分を委託(特別管理産業廃棄物に該当しやすい)
3受け入れ条件は自治体・処理業者によって異なる
業者探しと委託の手続きが要る
3DMedSupoの廃液回収におまかせ
1金属製の缶にためる
2たまったら回収フォームで依頼
3三協製薬が回収・分析・リサイクル
有価物として引き取り。マニフェストの交付・5年保存・年次報告は不要
図:廃液を手放すまでの流れの違い
  1. 1

    洗浄液を注文(ECサイト)

  2. 2

    路線便で届く

  3. 3

    洗浄に使う

  4. 4

    金属製の缶にためる

  5. 5

    回収フォームで依頼

  6. 6

    三協製薬が回収・分析・リサイクル

3DMedSupoの循環

洗浄液の供給から廃液の回収まで、ひとつながり

注文ECサイト・4L/17.7L
届く全国送料無料
洗浄に使うForm Washなど
缶にためる金属製の缶
回収を依頼専用Webフォーム
回収・リサイクル三協製薬
必要なときに、必要な分だけくり返す
あなたの作業3DMedSupoにおまかせ
図:回収費用は製品代金に含まれ、回数・期限の制限なし。離島を含む全国で回収

弊社オンラインストア

3DMedSupoで洗浄液と廃液回収をまとめる

IPAのような鼻を突く刺激臭がないマイルドな臭い
4Lか一斗缶(17.7L)を必要な分だけ。全国送料無料
廃液の回収費用は製品代金に含まれ、回数・期限の制限なし
個人(家庭)で買った方も回収を使える

04何が作れる?フィギュアから実用部品まで

作れるものは、フィギュアや模型のような細部が要るものから、治具や試作部品のような機能部品まで幅広く、違いはレジンの選び方で決まります。

ドラゴンのフィギュアとジオラマ
フィギュア・ジオラマ
Arduino 基板のケースの試作品
製品デザインの試作

光造形は、Form Studio 1で35µm、Form 4で50µmの画素で面を描くため、FDMでは積層の段差でつぶれてしまう顔の表情や布のしわ、文字の彫り込みがそのまま出ます。

造形サイズはForm Studio 1が200×125×235mm、Form 4が200×125×210mmで、この高さまでは一体で造形でき、それ以上は分割して接着します。光造形は造形サイズが大きいほど失敗のリスクが高く、30センチを超えると特に大きくなります。失敗の原因と大きさは光造形のデメリットと対策で説明しています。

造形サイズ

正面から見た大きさ比べ(幅×高さ・同じ縮尺)

Form
Studio 1
Form 4
30cmForm 4L
Form Studio 1200×125×235mm
Form 4200×125×210mm
Form 4L353×196×350mm

造形サイズが大きいほど失敗のリスクが高く、30cmを超えると特に大きくなります。収まらないものはPreFormで分割して接着します。

用途ごとのレジンの選び方
用途 Form Studio 1(検証済み材料) Form 4 理由
フィギュア、ガレージキットの原型、模型 Alpha Model Grey Resin 表面が滑らかで細部が出やすく、塗料のなじみがよい
透明部品、ライトカバー Alpha Clear Clear Resin 研磨やクリアコートで透明度を上げられる
治具、ケース、はめ合い部品 Tough 1500 Tough 2000 Resin V2 割れにくく、留め具やヒンジのたわみに耐える
ゴム状の部品、グリップ Flexible 80A Flexible 80A Resin V2 曲げても元に戻る
指輪などアクセサリーの鋳造原型 TrueCast Castable Wax Resin ロストワックス鋳造で焼失する
Alpha レジンで造形した眼鏡・マスク・ドラゴン
Alphaレジンの造形例

Formlabsの用途評価では、Form Studio 1はフィギュア・模型・コンセプトモデルが「優」、治具・実製品が「可」です。検証済み以外のFormlabsレジンの多くも、造形設定を自分で調整しResin Tank Proを使えば造形できます。光造形の用途には、メーカーの試作・模型・フィギュア・アート・歯科技工・医療があります。作れるものの全体は光造形3Dプリンターとは、光造形とFDMの選び分けは光造形とFDMの違いで説明しています。

出典: Formlabs Tough 2000 Resin V2 製品ページ

05最初の1台はForm Studio 1かForm 4か

レジンの自動補給と加熱に対応した業務用の光造形3Dプリンター
Form 4(光造形3Dプリンター)

フィギュア・模型・コンセプトモデルが中心で、初期費用を抑えたいならForm Studio 1、治具や実製品まで作り、材料の幅と精度を重視するならForm 4です。

同じFormlabsのため、データ準備ソフトPreFormと基本的な使い方は共通で、Form Studio 1で始めて仕事が増えたらForm 4を足すという段階的な導入ができます。

最初の1台、何を作るかで選ぶ
フィギュア・模型・コンセプトモデル初期費用を抑え、まず光造形に慣れたい

Form Studio 1画素35µm・検証済み材料9種

治具・実製品まで材料の幅と精度を重視。22種の材料から選びたい

Form 4寸法公差 最小±0.02mm

高さ23.5cm超を一体で大きなものを分割せずに作りたい

Form 4L造形サイズ353×196×350mm

段階的な導入もできる:Form Studio 1で始める仕事が増えたらForm 4を足す(PreFormと使い方は共通)
図:最初の1台の選び方
Form Studio 1とForm 4の主な仕様
項目 Form Studio 1 Form 4
造形サイズ(幅×奥行×高さ) 200×125×235mm 200×125×210mm
XY解像度(画素サイズ) 35µm 50µm
積層ピッチ 25〜250µm 25〜200µm
最大造形速度 130mm/h(Alpha Fastレジン) 100mm/h
本体寸法・重さ 幅342×奥行315×高さ502mm、14.3kg 幅398×奥行367×高さ554mm、18.3kg
電源 AC100〜240V、300W 100〜240V、50/60Hz
レジンの供給 カートリッジから自動供給。検証済み材料は9種で、他のFormlabsレジンの多くも設定を自分で調整すれば使え、サードパーティ製の405nmレジンはOpen Material Modeで使用可(手で注ぐ) 1Lカートリッジから自動供給。Open Material Modeで他社レジンも使用可
検証済み材料 9種 22種
光源 405nmのLED 28個・6mW/cm² LED 60個・16mW/cm²
XY方向の寸法公差 ±0.5%(最小±0.08mm) ±0.15%(最小±0.02mm)
用途(Formlabsの評価) フィギュア・模型・コンセプトモデルが「優」、治具・実製品が「可」 治具・実製品まで対応
成功率 Formlabsで信頼性試験を実施中(Form 4と同等を見込む) 第三者機関の検証で98.7%

数字で比べる

Form Studio 1とForm 4の得意分野

XY解像度(画素)小さいほど細かい

Form Studio 135µm
Form 450µm

最大造形速度Form Studio 1はAlpha Fastレジン

Form Studio 1130mm/h
Form 4100mm/h

検証済み材料多いほど用途が広い

Form Studio 19種
Form 422種

XY寸法公差(最小)小さいほど高精度

Form Studio 1±0.08mm
Form 4±0.02mm

造形の高さ一体で作れる高さ

Form Studio 1235mm
Form 4210mm

出典: Formlabs 光造形3Dプリンター 製品仕様(Form 4/Form 4L)

なめらかな表面のグレーの造形品
Form Studio 1の造形品(画素35µm)

Form Studio 1は、出荷前に1台ずつ28項目の較正とテストプリントを行います。

選び方の目安は次のとおりです。

  • 1体ずつ丁寧に作る個人制作で、まず光造形に慣れたい方:Form Studio 1
  • 治具や実製品まで作り、22種の材料から選びたい方:Form 4
  • 高さ23.5cm(Form Studio 1)・21cm(Form 4)を超えるものを一体で作りたい方:より大型のForm 4L(造形サイズ353×196×350mm)も候補に入ります

06Formlabsを勧める理由:レジンや形ごとの細かい設定が要らない

弊社がFormlabsを勧める理由は、レジンの種類や造形物の形ごとに露光時間などの設定を自分で調整しなくてよいからです。

目安として、光造形の入門機はサードパーティ製のソフトが中心で、ワンクリックの全自動は難しく、レジンを替えるたびに露光時間などの条件を細かく詰めて検証する運用が要ります。

FormlabsのPreFormには純正レジンごとにメーカーが検証した設定が入っており、使うレジンを選ぶだけで造形条件が決まります。

一般的な入門機手で詰める

レジンを替える
露光時間などの条件を探る
テスト造形
結果を見て調整

うまくいくまで繰り返す

Formlabs(PreForm)設定済み

使うレジンを選ぶ
ワンクリックプリント
造形

メーカーが検証した設定で造形条件が決まる

図:レジンを替えたときの手間の違い

日々の使いやすさでも差が出ます。

自動加熱・供給25〜45℃に加熱し、カートリッジから供給
ICチップレジンの種類を本体が認識
ワンクリック向きとサポートを自動で決定
Dashboard外出先から進み具合と残量を確認
国内サポート保守プラン・セミナー・電話とメール
  • レジンは材料に応じて25〜45℃に自動で加熱され、カートリッジから自動で供給されます。造形中は5系統のセンサー(レジン温度・液面・荷重・造形状態)が監視するため、液を注ぐ手間も足りなくなる心配もありません。
  • カートリッジのICチップでレジンの種類を本体が認識し、設定の取り違えが起きません。
  • ワンクリックプリントで向きとサポートが自動で決まり、サポートの付け忘れによる失敗が減ります。
  • Webの管理画面Dashboardで、外出先から造形の進み具合とレジン残量を確かめられます。
  • 日本語のソフトとサポート情報があり、国内で保守を受けられます。弊社では、保守プラン(Pro Service Plan・1・3・5年から選択)と、有償の納品設置・操作説明をご用意しています。このほか、光造形ノウハウセミナー(2時間・都内は無料)、弊社のForm 4で代わりに造形するサポートプリントサービス、電話・メールサポートがあります。
チャンバー内のビルドプラットフォームに付いた造形品
自動パラメーターで造形した造形品

目安として、Form 4などは開梱後30分程度で造形を始められます。

弊社オンラインストア

Form Studio 1の仕様とパッケージを見る

純正レジンはメーカー検証済みの設定で、選ぶだけで造形
レジンの自動加熱・自動供給と5系統のセンサー
保守プラン(1・3・5年)と納品設置・操作説明を国内で

07よくある質問

本体はいくらくらい?

Form Studio 1は、2026年10月時点で国内発売日が決まっていませんが、受注は受け付けています。金額は見積時にご案内しています。パッケージはBase・Complete・Professionalの3種から選べ、CompleteとProfessionalには洗浄・二次硬化の後処理機が含まれます。

家庭用コンセントで動く?

動きます。Form Studio 1の電源はAC100〜240V・300Wで、家庭用コンセントで動きます。使用環境は18〜28℃で、推奨設置スペースは360×330×790mmです。

光造形3Dプリンタのメンテナンスは難しいですか?

難しくありません。Form Studio 1はレジンの加熱と供給を自動で行い、造形中は5系統のセンサーが監視します。洗浄と二次硬化はForm Studio Wash+Cure 1台で済み、レジンタンクは消耗品でタンクごと交換します。

大型フィギュアを作るなら、光造形でも選べる?

選べます。Form Studio 1で作れる大きさは200×125×235mm、Form 4は200×125×210mmまでで、それ以上はPreFormで分割して二次硬化後に接着します。光造形は造形物が大きいほど失敗しやすく、30センチを超えると特に危うくなるため、大型を頻繁に作るならForm 4L(353×196×350mm)が候補です。

3Dプリンターが壊れたら日本で修理できる?

できます。弊社では、Form Studio 1の保守プラン(Pro Service Plan・1・3・5年)と納品設置・操作説明、電話・メールサポート、材料購入前のサンプル提供・造形アドバイスをご用意しています。目安として、海外メーカー直販の光造形機は、故障時の部品・修理窓口が課題になることがあります。

樹脂の種類はどれを選ぶべきですか?

Form Studio 1なら、フィギュアや模型には低臭で非刺激性のAlphaレジン(Alpha Modelなど)、留め具やヒンジのような実用部品にはTough 1500が候補です。Form 4ならGrey Resinから始め、透明はClear Resin、割れにくさはTough 2000 Resin V2、曲がる部品はFlexible 80A Resin V2を用途に合わせて足してください。

08まとめ

01

Formlabsの安定性&高速性

設定いらずのワンクリック造形

02

レジンの安全性

OECD 439・UL GREENGUARD Gold

03

洗浄の安心

Wash+Cure 1台・刺激臭の少ない洗浄液

04

廃液処理が不要

3DMedSupoが全国で回収

4つがそろって、家庭でも安心・安全で安定した高品質の光造形に
  • そろえるのは、本体(レジンタンク・ビルドプラットフォームを含む)、洗浄と二次硬化の機械、レジン・洗浄液・保護具、廃液の回収先です。Form Studio 1はCompleteでForm Studio Wash+Cureまでそろいます。
  • 安全性は、Alphaレジンが液体でもOECD 439で非刺激性、Form Studio 1とVOC Extractorの組み合わせでUL GREENGUARD Goldを取得しています。未硬化のレジンに素手で触れない、造形中はカバーを閉める、洗浄液の蒸気をこもらせないの3点を守ってください。
  • 置き場所と電源は、本体342×315×502mm・14.3kg、推奨設置スペース360×330×790mm、AC100〜240V・300Wで、家庭用コンセントで動きます。
  • 洗浄液は、火気と廃液の処分に困りたくないなら、洗浄液の供給から廃液の回収までまとめられる3DMedSupo(3Dメドサポ)がおすすめです(IPAは引火性と廃液処分の負担があります)。
  • 最初の1台は、フィギュア・模型中心で初期費用を抑えるならForm Studio 1、治具や実製品まで作り材料の幅と精度を重視するならForm 4です。どちらもレジンごとの細かい設定なしに造形できます。
  • 弊社は、Form Studio 1の臭い・VOCの対策(低臭のAlphaレジンとVOC Extractor)に、洗浄液の供給から廃液の回収までをまとめる3DMedSupo(3Dメドサポ)が加わることで、安心・安全で安定した高品質の光造形ソリューションが完成すると考えています。

09導入のご相談

機種とパッケージの選定、置き場所と電源、レジンと洗浄液の組み合わせ、廃液回収の手配まで、弊社がまとめてご案内します。導入前の相談と見積の依頼はお問い合わせフォームで受け付けており、Zoomでの相談にも対応しています。必要なものの一覧は光造形に必要なものと始め方をご覧ください。

Form Studio 1の製品ページは https://i-maker.jp/formlabs/form-studio-1/ で、国内発売日は未定ですが受注を受け付けています。

無償サンプルパーツ・ベンチマーク造形は https://i-maker.jp/formlabs/sample/ から申し込めます。弊社にはForm 4の実機があり、材料購入前のサンプル提供や造形アドバイスも行っています。

光造形ノウハウセミナー(2時間・都内は無料)とサポートプリントサービスもご案内しています。

ご相談

見積・導入の相談をする(Zoom相談も可)

まず質問だけでも構いません。用途や造形物をお知らせいただければ、機種・レジン・後処理機器・洗浄液の選び方をご案内します。

お電話でもご相談いただけます:042-444-7220(平日 9:00〜17:00)

i-MAKER 編集部

株式会社アイ・メーカー(i-MAKER)/3DMedSupoの正規販売代理店

光造形3Dプリンターの導入・運用支援と、IPA代替洗浄液の販売を行っています。記事の内容についてのご質問は、お問い合わせフォームからお寄せください。

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