SOL PROで使用する二つのソフトウェア
SOL PRO 3Dスキャナーでは、二つのソフトウェアを使用します。この二つは無料で使用することが可能です。第一がスキャンを行う「SOL PRO Creator」で、第二がスキャンしたデータを見るための「SOL PRO Viewer」になります。
SOL PRO Creator
SOL PRO CreatorはSOL 3Dスキャナーを操作するためのスキャンソフトです。主な機能は、以下の通りで、基本的にすべて自動で3Dデータ化までを行ってくれます。
①スキャンモードを選ぶ
②キャリブレーションを行う
③スキャンを行う
④自動メッシュ化
操作はとても簡単で、スキャンモードを選択後、キャリブレーションボタンをクリックし、対象物をターンテーブルにおいてスキャンボタンを押すだけです。3Dモデルのメッシュ化まで自動で行ってくれるのが特長です。
また、バージョン2.0以降、以下の機能も搭載しています。
⑤ゴミとり機能
⑥3点マージ補正
スキャナーは対象物の表面などによって、レーザー光の加減やブレなどでごみなどがスキャンされてしまう可能性があります。その場合、余分な個所をゴミとり機能によって削除することが可能です。
また、3点マージ補正は、別方向からスキャンした対象物の特徴点にポイントを付けて、位置調整をすることができます。
SOL PRO Viewer
SOL PROのもう一つのソフトがSOL PRO Viewerです。SOL PRO Viewerは、3Dスキャンしたデータを開くためのソフトで、基本的には3Dデータを開く機能、見る機能と、書き出すという機能があります。見る機能では、点群の形状やテクスチャなどが見れます。また書き出し機能では、ObJ形式以外にSTLやPLY、XYZなどの形式で書き出しが可能で、3Dプリントなども可能です。