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PolyMide PA6-GF(ガラス繊維配合) フィラメント 2000g

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Polymaker PolyMide エンジニアリングフィラメント

PolyMide PA6-GF
ガラス繊維配合ナイロン 2000g

PA6(ナイロン6)にガラス繊維を配合し、耐衝撃強度と剛性を高めたガラス繊維強化ナイロンフィラメントです。層間接着性を損なうことなく優れた耐熱性と機械的特性を発揮し、荷重たわみ温度(HDT)は 191℃(0.45MPa)です。本ページは 2,000g スプール(グレー・1.75mm)の販売ページです。同じ材料の 500g スプールは Fiberon PA6-GF25 に名称変更されています。

2000g 大容量スプール HDT 191℃ 曲げ強度 136 MPa Warp-Free 技術

用途・造形例

剛性が求められる治工具・固定具

曲げ強度 136.4MPa・曲げ弾性率 4637MPa(X-Y方向・乾燥状態)の剛性で、荷重がかかってもたわみを抑えたい治具や固定具、ブラケットの造形に向いています。2,000g の大容量スプールは、治工具をまとめて造形する現場や長時間の連続造形に便利です。

熱のかかる環境で使う部品

荷重たわみ温度 191℃(0.45MPa)・157℃(1.8MPa)の耐熱性を備え、熱のかかる工程で使う部品や、エンジン周辺・機械内部の高温環境を想定した試作部品に使えます。

衝撃と剛性の両立が必要な機能部品

シャルピー衝撃強度 16.5kJ/m2(X-Y方向)と高い剛性を併せ持ち、Z軸方向の引張強度は 61.4MPa です。層間の接着性に優れるため、繰り返し力のかかる機能部品の試作や少量生産に適しています。

PolyMide PA6-GF の3つの特長

優れた耐熱性・耐衝撃強度・剛性

ガラス繊維の配合により、PA6 の耐熱性と機械的強度を高めています。Polymaker 日本公式ページでは「優れた耐熱性および耐衝撃強度と剛性を持っています」と説明されており、荷重たわみ温度 191℃(0.45MPa)、引張強度 84.5MPa(X-Y方向・乾燥状態)です。

Z軸の強度が強く、層間接着に優れる

繊維強化材でありながら層間接着性を損なわない設計で、造形物の Z軸方向の強度が強いのが特長です。Polymaker 独自の Warp-Free 技術と Fiber Adhesion 技術により、ナイロン系材料の課題である造形中の反りを抑え、寸法安定性を保ちます。

広い温度範囲で印刷が可能

Polymaker 日本公式ページでは「広い温度範囲で印刷が可能であり、低い温度の設備内での実験にも耐えられます」とされています。ベッド温度は 25~50℃と低めで、TDS では環境温度は室温~50℃が印刷条件として示されています。

推奨印刷条件

ノズル温度280~300℃
ベッド温度25~50℃(造形プレートの加熱が可能な場合)
プリント速度60mm/s(TDS では 30~60mm/s。プリンターの種類や環境によって変わります)
冷却ファンOFF(層間接着性を良くするため)
ノズル耐摩耗性ノズル必須(硬化鋼ノズル・ルビーノズルなど)。真鍮ノズルは摩耗が早く、寿命はおよそ 9 時間(TDS)
ベッド表面造形プレート表面に PVA(糊)を塗布することが必須。TDS の造形面は BuildTak・ガラス・ブルーテープ+糊
ラフト常にラフト付きでのプリントを推奨。ラフトと造形物の距離は約 0.1~0.2mm
引き戻し(リトラクション)距離 3~6mm・速度 40~60mm/s(設定できる場合)
環境温度室温~50℃(TDS)
乾燥吸湿した場合は 80℃で 12 時間。相対湿度 20% 以下で保管・使用
アニール(後処理)造形後にオーブンで 80~100℃・6 時間を推奨(TDS)
推奨サポート材PolyDissolve S1

※ 温度・速度・乾燥条件は Polymaker 日本公式ページの基本仕様と注意事項に基づきます。TDS と表記のある項目は PolyMide PA6-GF テクニカルデータシート V5.1(0.4mm ノズル・Simplify3D v4.0 での条件)によります。

仕様・物性値

商品概要
商品名PolyMide PA6-GF フィラメント 2000g
材質PA6(ナイロン6)+ガラス繊維
容量2,000g(1 巻)
フィラメント径1.75mm
カラーグレー(全 1 色)
スプール寸法250mm(W)×250mm(D)×117mm(H)・内径 55mm
パッケージ320mm(W)×305mm(D)×145mm(H)・約 2.3kg
500g スプールFiberon PA6-GF25 に名称変更(製品は同一)
物性値(TDS V5.1・乾燥状態・X-Y方向)
引張強度84.5±2.1MPa(Z方向 61.4±3.9MPa)
ヤング率(引張弾性率)4431±184MPa(Z方向 3330±145MPa)
破断伸び3.4±0.3%(Z方向 2.9±0.7%)
曲げ強度136.4±1.6MPa
曲げ弾性率4637±293MPa
シャルピー衝撃強度16.5±1.5kJ/m2
物性値(TDS V5.1・吸湿状態=相対湿度 70%・15 日間調湿後・X-Y方向)
引張強度 / ヤング率50.8±4.9MPa / 2053±243MPa
破断伸び19.4±2.2%
曲げ強度 / 曲げ弾性率65.1±2.2MPa / 2232±97MPa
シャルピー衝撃強度21.2±1.1kJ/m2
熱的・物理的特性(TDS V5.1)
荷重たわみ温度(HDT)191℃(0.45MPa) / 157℃(1.8MPa)
融点 / ガラス転移温度 / 結晶化温度214.5℃ / 70.4℃ / 174.5℃
分解温度370℃ 超(TGA)
密度1.2g/cm3(23℃)
メルトインデックス15.9g/10min(300℃・2.16kg)
平衡吸水率3.22%
耐薬品性油・グリース: 耐性あり / 弱アルカリ: わずかに耐性 / 弱酸・強酸・強アルカリ・有機溶剤: 耐性なし

※ 物性値は Polymaker「PolyMide PA6-GF Technical Data Sheet V5.1」の代表値です。試験規格: 引張 ISO 527 / 曲げ ISO 178 / 衝撃 ISO 179 / HDT ISO 75 / 密度 ISO 1183。乾燥状態の試験片は 80℃で 6 時間アニール後 48 時間乾燥、吸湿状態の試験片は同アニール後に相対湿度 70%・常温で 15 日間調湿して測定。数値は参考・比較用であり、設計値や品質管理の基準には使用できません。実際の性能は造形条件により異なります。

ご使用上の注意

※ ガラス繊維は硬いため、標準の真鍮ノズルは摩耗します。硬化鋼ノズルやルビーノズルなど耐摩耗性のノズルをご使用ください。
※ 造形プレート表面には PVA(糊)が必須です。常にラフト付きでプリントし、ラフトと造形物の距離を約 0.1~0.2mm に設定するとラフトを外しやすくなります。
※ 層間接着性を良くするため、冷却ファンは OFF を推奨します。
※ 吸湿しやすい材料です。相対湿度 20% 以下の乾燥状態で保管・使用し、吸湿した場合は 80℃で 12 時間乾燥させてください。PolyDryer などのフィラメントドライヤーや PolyBox、乾燥剤入りの袋での保管をおすすめします。
※ サポートは造形後すぐに取り外してください。本材料をサポート材としても使う場合、吸湿が進むと造形物と固着して取れなくなることがあります。
※ 本ページは 2,000g スプールです。500g スプールをご希望の場合は Fiberon PA6-GF25 500g(旧 PolyMide PA6-GF 500g)をご覧ください。

よくある質問

Fiberon PA6-GF25 とはどう違いますか?

材料は同一です。Polymaker 日本公式ページに「PolyMide PA6-GF(500g)は、Fiberon PA6-GF25(500g)フィラメントと名称変更いたしました」と記載されており、500g スプールだけが Fiberon ブランドに移行しました。本ページの 2,000g スプールは引き続き PolyMide PA6-GF の名称で販売されています。

カーボンファイバー配合の PolyMide PA6-CF とどちらを選べばよいですか?

TDS の代表値(乾燥状態・X-Y方向)では、PA6-CF は引張強度 105MPa・ヤング率 7453MPa・HDT 215℃(0.45MPa)と剛性・耐熱性で上回ります。PA6-GF は引張強度 84.5MPa・ヤング率 4431MPa・HDT 191℃ですが、シャルピー衝撃強度は 16.5kJ/m2 と PA6-CF(13.34kJ/m2)より高い値です。剛性・耐熱性を優先するなら PA6-CF、衝撃に対する粘りも欲しい場合は PA6-GF が候補になります。PA6-GF は ESD(静電気放電)対策用ではありません。

どのようなノズルが必要ですか?

硬化鋼ノズルやルビーノズルなど、耐摩耗性のノズルが必要です。ガラス繊維で真鍮ノズルは摩耗し、TDS では真鍮ノズルの寿命はおよそ 9 時間とされています。当店では PolyMide PA6 専用の硬化鋼ノズルも取り扱っています。

プリント前の乾燥は必要ですか?

吸湿している場合は必要です。PA6 系は吸湿性が高く、Polymaker 日本公式ページでは吸湿した場合の乾燥設定は 80℃で 12 時間、保管・使用は相対湿度 20% 以下が推奨されています。造形中も PolyDryer などのフィラメントドライヤーや PolyBox から供給すると安定します。

ベッドへの定着はどうすればよいですか?

造形プレート表面に PVA(糊)を塗り、ベッド温度は 25~50℃に設定します。常にラフト付きでプリントすることが推奨されており、ラフトと造形物の距離を約 0.1~0.2mm にするとプリント後のラフト除去が容易になります。

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