PA(ナイロン)フィラメント
カーボンファイバー配合フィラメント
Polymaker フィラメント
3Dプリンター用材料
3Dプリンター用フィラメント
高強度な造形材料
高耐熱な造形材料
高硬度な造形材料
Fiberon PA6-CF20 カーボンファイバー配合ナイロンフィラメント 500g(旧 PolyMide PA6-CF 500g)
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Fiberon PA6-CF20
カーボンファイバー配合ナイロン 500g
短繊維カーボンファイバーで強化した PA6(ナイロン6)フィラメントです。PA(ポリアミド=ナイロン)系の中でも強度・耐衝撃性・熱変形温度が高く、荷重たわみ温度(HDT)は 215℃(0.45MPa)に達します。旧称は PolyMide PA6-CF 500g で、Polymaker の新ブランド Fiberon への名称変更品(製品は同一)です。ブラック 1 色・1.75mm・500g 紙スプールでお届けします。
用途・造形例
治工具・製造補助具
引張強度 109.3MPa・ヤング率 8636.5MPa(X-Y方向・乾燥状態)の高い剛性と、215℃の荷重たわみ温度を活かし、製造ラインで繰り返し使う治具や固定具の造形に向いています。
機械部品・機能試作
Warp-Free(反り抑制)技術と繊維強化により、金属フレームに取り付けるブラケットやハウジングなど、寸法精度と強度が求められる機能部品の試作・少量生産に使えます。
高温環境にさらされる部品
ビカット軟化温度 219.2℃・融点 218.5℃の PA6 ベースで、熱がかかる装置内部の部品や自動車関連部品の検証用途にも用いられます。使用条件はテクニカルデータシート(TDS)の値をもとにご判断ください。
Fiberon PA6-CF20 の3つの特長
高強度・高剛性・高耐熱
短繊維カーボンファイバーの配合で、剛性・強度・耐熱性が大きく向上しています。Polymaker の Fiberon シリーズは、短繊維や金属粉を配合した高強度・高剛性・耐熱性・寸法安定性を備えるエンジニアリング用途向けのラインです。
反りを抑え、層間接着に優れる
Polymaker 独自の Warp-Free 技術により、ナイロン系材料の課題である反りを抑えます。繊維強化材でありながら層間接着性に優れ、Z方向の引張強度は 54.0MPa(乾燥状態)です。
高速造形に対応する紙スプール
推奨プリント速度は最大 300mm/s。端面をゴムで補強した紙スプールを採用し、サポート材利用時やカラーエンジン搭載プリンターでも摩耗しにくい設計です。Bambu Lab 製プリンターのスライスソフトには Fiberon 専用の印刷パラメーターがあらかじめ搭載されています。
推奨印刷条件
| ノズル温度 | 280~300℃ |
|---|---|
| ベッド温度 | 40~50℃(造形プレートの加熱が可能な場合) |
| プリント速度 | 最大 300mm/s(プリンターの種類や環境によって変わります) |
| チャンバー温度 | 室温(TDS 記載) |
| 冷却ファン | OFF |
| ノズル | 硬化鋼ノズルとオールメタルホットエンドを推奨(Fiberon シリーズ共通)。0.2mm ノズルは非推奨。真鍮ノズルは摩耗が早く、寿命はおよそ 9 時間(TDS) |
| ベッド表面 | 造形プレート表面に PVA(糊)を塗布。ラフト付きでのプリントを推奨(ラフトと造形物の距離 約 0.1~0.2mm) |
| 乾燥 | 100℃で 10 時間(TDS)。相対湿度 20% 以下で保管・使用 |
| アニール(後処理) | 造形後にオーブンで 100℃・16 時間を推奨(TDS) |
| 推奨サポート材 | PolyDissolve S1 |
※ 温度・速度は Polymaker 日本公式ページの基本仕様と Fiberon PA6-CF20 テクニカルデータシート V1.1 に基づきます。ベッド表面・ラフトの条件は同製品の旧名称(PolyMide PA6-CF)ページの注意事項によります。
仕様・物性値
| 商品概要 | |
| 商品名 | Fiberon PA6-CF20 フィラメント 500g |
|---|---|
| 旧称 | PolyMide PA6-CF 500g(名称変更品・製品は同一) |
| 材質 | PA6(ナイロン6)+短繊維カーボンファイバー |
| 容量 | 500g(1 巻) |
| フィラメント径 | 1.75mm(<±0.05mm、通常は~±0.02mm) |
| カラー | ブラック(全 1 色) |
| スプール | 紙スプール(端面強化)200mm×200mm×65.6mm・内径 55±1mm |
| パッケージ | 209mm×223mm×75mm・約 1.4kg |
| 物性値(TDS V1.1・乾燥状態・X-Y方向) | |
| 引張強度 | 109.3±2.4MPa(Z方向 54.0±5.2MPa) |
| ヤング率(引張弾性率) | 8636.5±211.4MPa |
| 破断伸び | 2.1±0.2% |
| 曲げ強度 | 161.0±3.9MPa |
| 曲げ弾性率 | 7037.6±205.4MPa |
| シャルピー衝撃強度(ノッチ付) | 11.0±0.3kJ/m2 |
| 熱的・物理的特性(TDS V1.1) | |
| 荷重たわみ温度(HDT) | 215℃(0.45MPa) / 173℃(1.8MPa) |
| ビカット軟化温度 | 219.2℃ |
| 融点 / ガラス転移温度 | 218.5℃ / 74.2℃ |
| 密度 | 1.17g/cm3(23℃) |
| 表面抵抗率 | 1012Ω 超(測定範囲外・ANSI ESD S11.11) |
| 難燃性 | UL 94 HB(1.5mm) |
| 平衡吸水率 | 3.3%(70%RH・23℃) |
※ 物性値は Polymaker「Fiberon PA6-CF20 Technical Data Sheet V1.1」の代表値です。試験規格: 引張 ISO 527 / 曲げ ISO 178 / 衝撃 ISO 179 / HDT ISO 75 / ビカット ISO 306 / 密度 ISO 1183。試験片は 100℃で 16 時間アニール後に測定。数値は参考・比較用であり、設計値や品質管理の基準には使用できません。実際の性能は造形条件により異なります。
ご使用上の注意
※ 吸湿しやすい材料です。開封後は相対湿度 20% 以下の乾燥状態で保管・使用し、吸湿した場合は 100℃で 10 時間乾燥させてください。PolyDryer などのフィラメントドライヤーや PolyBox、乾燥剤入りの袋での保管をおすすめします。
※ カーボンファイバーは硬いため、真鍮ノズルは摩耗します。硬化鋼ノズルやルビーノズルなど耐摩耗性のノズルをご使用ください。
※ 本材料をサポート材としても使う場合は、吸湿が進む前にサポートを取り外してください。吸湿後は造形物と固着して取れなくなることがあります。
※ 層間接着を良くするため、冷却ファンは OFF を推奨します。
※ 表面抵抗率は 1012Ω 超(TDS)のため、静電気対策(ESD)用途を前提とした選定はお控えください。ESD 用途には Fiberon PETG-ESD をご検討ください。
よくある質問
PolyMide PA6-CF と何が違いますか?
製品は同一です。Polymaker 日本公式ページに「Fiberon PA6-CF20 フィラメントは、PolyMide PA6-CF の名称変更品(製品同じ)です」と記載されており、500g スプールが Fiberon ブランドに移行しました。2kg スプールは引き続き PolyMide PA6-CF の名称で販売しています。
どのようなノズルが必要ですか?
硬化鋼ノズルとオールメタルホットエンドの使用が推奨されています。カーボンファイバーで真鍮ノズルは摩耗し、TDS では真鍮ノズルの寿命はおよそ 9 時間とされています。0.2mm ノズルは非推奨です。
プリント前の乾燥は必要ですか?
必要です。PA6 系は吸湿性が高く、TDS では 100℃で 10 時間の乾燥と、相対湿度 20% 以下での保管・使用が推奨されています。造形中もフィラメントドライヤーやドライボックスからの供給が効果的です。
造形後のアニール(熱処理)は必要ですか?
TDS では造形後にオーブンで 100℃・16 時間のアニールが推奨されています。掲載の物性値はアニール後の試験片で測定されたものです。用途によっては省略できますが、耐熱性や寸法安定性を求める場合は実施してください。
サポート材は何を使いますか?
TDS の推奨サポート材は水溶性の PolyDissolve S1 です。デュアルヘッドの FDM 3D プリンターでお使いください。本材料自体をサポートにする場合は、吸湿前にサポートを外してください。
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