手動でのマージ機能の特長
SOL PRO CreatorVer2からマニュアルアライメント機能がより使いやすくなりました。手動でマージする方法ですが、スキャンしたデータに特徴点をつけることによって、より正確に簡単にマージすることが可能です。
※マニュアルアライメントは形状自体を合わせる機能であるため、テクスチャは反映されません。テクスチャも含めたマージ方法は自動マージ機能のみになります。
マニュアルアライメントの方法
マニュアルアライメントの使い方ですが、まず、スキャンパスを追加し、2回目の3Dスキャンが終わると使用することができます。

2回目のスキャンが終了後、マニュアルアライメントを選択します。選択すると左記のような画面ができます。左側が1回目にスキャンしたスキャンデータで、右が2回目にスキャンしたスキャンデータです。
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右側の2回目にスキャンしたデータをクリックすると、画面の右側の空いている部分に表示されます。
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次に、左側の1回目にスキャンしたデータの特徴的なポイントに、ポイントをつけます。ポイントは赤、青、緑と3つのポイント(最大5個まで)になり、パソコンのキーボードのCtrキーを押しながら、マウスで左クリックを押すとポイントを付けることができます。
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続いて右側に2回目にスキャンしたデータに同じように特徴点を付けていきます。右側でスキャンしたデータと同じ場所に同じ色のポイントをつけます。
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ポイントの場所と色がずれていると位置合わせが変わってしまうため、可能な限り同じ場所につけましょう。またポイントの数は最大5点までつけることができます。
マニュアルアライメントの終了とメッシュ化

位置合わせが終了したらマニュアルアライメントの終了をクリックし、メッシュ化を行うと2つの方向のデータを合わせた3Dモデルが生成されます。
背景カラーの変更で見やすく


マニュアルアライメントでは背景の画像をダーク、ミディアム、ライトの3色から選択が可能で、スキャンデータによって見やすくすることができます。