SOL PROのターボ(高速)3Dスキャンとは
SOL PRO 3Dスキャナーは、3つのスキャンモードがありますが、ターボモードを使用すると通常スキャンモードの2倍のスピードでスキャンできる高速3Dスキャンが可能です。
専用ソフトウェアSOL PRO Creatorを開く
まず初めに専用ソフトウェアSOL PRO Creatorを開きます。
※ソフトウェアのダウンロード方法、用件などは別ページを参照してください。
SOL PRO Creatorを開くときにPCが電源に接続されていることとインターネットに接続されていることを確認してください。
※SOL PRO 3Dスキャナーの電源供給方法は、USBケーブルを通じてご使用のパソコンから供給します。
※キャリブレーションのベースプログラムはSOL PRO 3Dスキャナーの開発元であるデンマークのグローバルスキャニングがアップロードしているものを使用します。
ソフトウェアを開き、PCの要件が満たされていることが確認できると、スキャナーの操作画面になります。 画面左側にスキャンモードの選択画面があります。スキャンモードのターボに選択します、この時点でスキャンしたいもののサイズに合わせて近距離か遠距離の選択もしてください。
キャリブレーション
次にキャリブレーションです。
「可能であれば、最後に成功したキャリブレーションを再利用します。」を選択すると次回以降キャリブレーションは不要になります。ただしスキャナー自体が動いたり、何回もキャリブレーションを再利用すると精度が落ちてくるので定期的にキャリブレーションを行うと良いでしょう。
キャリブレーションはスキャナーのターンテーブルには何も置かずにテントを被せて、ソフトウェア画面左下の開始ボタンを押してください。
ボタンを押すとキャイブレーションが開始されます。
キャリブレーション時間は3分程度で、全て自動で行われます。キャリブレーションが終わるとPCから終わった合図の音が出ます。キャリブレーションの完了です。
3Dスキャン開始
いよいよスキャンの開始です。
ターンテーブルの中央にスキャンするものを配置します。スキャン開始のボタンをクリックしてください。
スキャン時間は約8程度です。スキャンが終わると終わった合図が鳴ります。
目的によっては一度のスキャンで十分にスキャンすることができます。物によっては下を向いていた部分を追加スキャンして全体をスキャン可能です。SOL PRO 3Dスキャナーはスキャンパスを追加して全面をスキャンできます。
最大5回のスキャンパスを追加することが可能ですが、大体2回で大半のスキャンが可能です。
※今回は一通りのスキャンの方法の説明のため、スキャンパスの追加の方法や、マージの仕方などは別のコンテンツでお伝えします。
メッシュ作成
スキャンが完了したら【メッシュ作成を開始します】をクリックしてください。
メッシュが開始します。メッシュ作成は約2分程度で終了します。メッシュが終わると終わりの合図が鳴ります。
メッシュが完了したら【保存】をクリックしてください。保存名を入力してOKボタンをクリックしてください。OKを押すと自動でSOL PRO Viewerが開き、スキャンされたものがデータになって表示されます。スキャンの完了です。
スキャンデータの保存について
SOL PRO 3Dスキャナーでスキャンされたデータは、ご使用のPCの下記フォルダ「Collection」にも保存されます。この「Collection」フォルダには3Dスキャンしたデータが各フォルダごとに分かれて保管されており、追加でスキャンパスを追加したりすることもできます。
C:\Users\<current user>\AppData\Local\ScanDimension\SOLPro\collection
SOL PRO Viewerの起動
SOL PRO ViewerはSOL PRO 3Dスキャナー専用の編集ソフトです。
SOLビューアでスキャンした3Dモデルを表示し、さまざまな形式でエクスポートして、追加の編集を行うことができます。比較、編集、測定、または3D印刷や、さまざまなサードパーティの3Dソフトウェアにエクスポートする前に、さまざまなレンダリングで3Dモデルを表示できます。
SOL PRO Viewerは、ファイルをSketchfabに直接アップロードする機能があります。オンラインですばやく世界中の人に提供することもできます。