シートの大きさを 4 段階に切り替えられる卓上機です。500×300mm の大判から A4 まで、1 台で使い分けられます。成形エリアは 46×26cm、成形できる高さは 16cm。運転時間の制限がないので、同じ成形品を続けて何枚も引く使い方に耐えます。
大きいものを作る方、同じものを数そろえる方に向いた 1 台です。試作の途中で成形品の大きさが変わっても、機械を買い替えずに枠だけを組み替えて続けられます。メーカーは、デザイナー・工房・教育機関やメイカースペース・製菓の作り手を使う人として挙げています。
390,000 円(税抜)/税込 429,000 円
FORMART 3 は EC に出品していないため、ご注文は見積フォームか電話で承ります。同梱品はページ下部の仕様の節に一覧があります。
成形できる範囲は 46×26cm、高さは 16cm までです。シートの四辺はフレームで押さえるので、成形できる範囲はシートより小さくなります。500×300mm のシートを留めたときに使えるのが、この 46×26cm です。A4 のシートしか使わないのであれば FORMART S で足ります。4 つのサイズを行き来する、または 500×300mm を使いたい場合に、この機械を選ぶ理由が出てきます。
| シートサイズ | 500×300/420×300/300×300/300×205mm の 4 種 |
|---|---|
| 成形エリア | 46×26cm |
| 成形できる高さ | 16cm まで |
| 使えるシート厚 | 0.3〜3.0mm |
| 本体サイズ・重量 | 67(幅)×76(高さ・バーを含む)cm・30kg |
| 加熱 | カーボンファイバー石英ヒーター 9 本・加熱温度の上限 230℃ |
2 機種のどちらを選ぶかは、下の選び分けの表で比べられます。
作るものに合わせて 500×300/420×300/300×300/300×205mm の 4 サイズから選びます。小さい成形品に大判をそのまま使うと、周囲がそっくり捨て代になります。枠を作るものの大きさに合わせれば、1 枚あたりで捨てる面積が減り、そのぶん 1 個あたりの材料費が下がります。切り替えはシートを押さえる枠の組み替えで行い、本体を分解する作業はありません。
| 500×300mm | 大きい成形品を 1 枚で取る。小さい成形品を並べて一度に何個も取る |
|---|---|
| 420×300mm | 中くらいの成形品。大判では余りが多いときに 1 段落とす |
| 300×300mm | 正方形に近い成形品。円や多角形の型に合わせやすい |
| 300×205mm(A4) | 小さい成形品。FORMART S と同じシートを使う |
切り替えがいちばん効くのは、同じ成形品を並べて取るときです。500×300mm に小さい型を並べれば 1 枚から何個も抜けますし、1 個だけ試すときは A4 まで落とせばシート代が下がります。作る個数が決まっていない段階でも、あとから枠を組み替えられます。

シートを枠に乗せてハンドルを下まで押し込むと、四辺が留まります。外すときは両側のレバーを引くだけで、ねじを締めたり緩めたりする作業はありません。1 枚ごとの段取りが短くなるので、同じものを続けて作るときに差が出ます。フレームはばね式で、留める力を場所ごとに調整できます。
運転時間の制限はありません。休みをはさまずに続けて成形できます。ヒーターは 9 本で、前の世代より本数を増やし、並べ方も組み直したものです。シートの端や角まで温度が届くため、大きいシートでも厚みのむらが出にくくなっています。
角の立った型や、高さのある柱状の型では、引き込むときにシートが寄ってシワになることがあります。同梱のストリング防止ツールを型のそばに置くと、この寄りを抑えられます。型が大きいときは、ツールの大きさと型からの距離を変えて試します。
出典: メーカー公式の FORMART 3 特長ページ。
300W のポンプ 1 基で、−10〜−92kPa の範囲を引きます。前の世代で使っていた 2 基構成をやめて 1 基にまとめたもので、圧力の上がり方が素直になり、1 枚ごとの仕上がりのばらつきが小さくなりました。引く強さは 2 つのモードで使い分けます。
壊れやすい型や、細い柱のある型を守りたいときに使います。3D プリントした薄い殻を型にする場合は、こちら側から試します。
型の細かい形まで写し取りたいときに使います。文字や細い溝のある型、密着させたいブリスターに向きます。
成形の前にシートを乾かす機能も入っていて、湿気が残ったまま加熱したときに出る小さな気泡を減らします。成形品を型から浮かせるエアブローも付いていて、型に密着した殻を外すときに使います。画面は 3.5 インチのカラー液晶で、日本語表示で出荷されます。
出典: メーカー公式の FORMART 3 商品ページ。
A4 の大きさで足りて、置き場所が限られているなら FORMART S です。大きい成形品を作る、または同じものを数そろえるなら FORMART 3 になります。S は幅 50cm・13kg で 1 人でも動かせますが、3 は幅 67cm・高さ 76cm・30kg あり、バーを立てるぶん上にも余裕が要る据え置きの機械です。
| 比べる項目 | FORMART S | FORMART 3 |
|---|---|---|
| シートサイズ | 300×205mm(A4)の 1 種 | 4 種(500×300mm まで) |
| 本体重量 | 13kg | 30kg |
| 連続運転 | メーカー資料に記載なし | 制限なし |
| 脱型のエアブロー | なし | あり |
| 価格 | 200,000 円(税抜)/税込 220,000 円 | 390,000 円(税抜)/税込 429,000 円 |
| 向いている使い方 | A4 で足りるものを作る。机や棚に常設する | 大きい成形品を作る。数を続けて作る |
A4 の 5 品番に加えて、大判の 5 品番が使えます。価格は 1 箱あたりで、国内の在庫から出荷しています。EC の商品名では大判を「300×500mm」と表記しています。
| 材料 | 厚み・入数 | 主な用途 | 成形温度 | 価格(税抜/税込) | 購入 |
|---|---|---|---|---|---|
| PET(透明) | 0.8mm・20 枚 | 大きいブリスター・ケース | 120〜130℃(予熱 140℃) | 10,500 円/税込 11,550 円 | EC で購入 |
| PET(透明) | 0.5mm・30 枚 | ブリスター・トレー・食品の型 | 120〜130℃(予熱 140℃) | 11,500 円/税込 12,650 円 | EC で購入 |
| PET(透明) | 0.3mm・50 枚 | 薄手のブリスター・仕切り | 120〜130℃(予熱 140℃) | 14,500 円/税込 15,950 円 | EC で購入 |
| HIPS(白) | 0.5mm・30 枚 | 石けん型・模型パーツ・小道具 | 150〜160℃(予熱なし) | 11,000 円/税込 12,100 円 | EC で購入 |
| HIPS(白) | 1.0mm・15 枚 | 厚みのいる外装パーツ・治具 | 150〜160℃(予熱なし) | 9,000 円/税込 9,900 円 | EC で購入 |
同じ PET でも 0.3mm は 50 枚、0.8mm は 20 枚で 1 箱です。形を確かめる段階は薄いシートで枚数を使い、仕上げで厚いシートに移すと、試作にかかる材料費を抑えられます。LDPE と TPU は 300×205mm のみの取り扱いです。この 2 種類も FORMART 3 の A4 の枠で使えます。材料の違いと、使うときに気をつける点は、シート・消耗品のページに一覧があります。

数をそろえる使い方では、原型が何回の成形に耐えるかがそのまま上限になります。10 個作るのか、300 個作るのかで、原型を出す 3D プリンターの選び方が変わります。メーカーの試験では、次の目安が示されています。
| PLA(熱溶解積層) | 3〜5 回。試作を 1 回通すところまで |
|---|---|
| ABS(熱溶解積層) | 30〜50 回。小ロットを一巡させるまで |
| 光造形 | 数百回。同じ型で作り続ける場合 |
原型の寿命より多く作るときは、成形した殻を元に、より丈夫な型へ作り替える手もあります。型の材料と設計の勘所は型づくりのページにあります。
| シートサイズ | 500×300/420×300/300×300/300×205mm |
|---|---|
| 成形エリア | 46×26cm |
| シート厚 | 0.3〜3.0mm |
| 成形できる高さ | 16cm |
| 成形方式 | シート下降式 |
| 本体サイズ | 67(幅)×76(高さ・バーを含む)cm |
| 本体重量 | 30kg |
| 画面 | 3.5 インチ 480×320 カラー |
| 加熱方式 | カーボンファイバー石英ヒーター 9 本・加熱カーブ 3 種 |
|---|---|
| 加熱温度 | 上限 230℃ |
| ポンプ | 300W 単一ポンプ |
| 吸引 | −10〜−92kPa・2 モード(低圧/高精細) |
| 連続運転 | 制限なし |
| 脱型のエアブロー | あり |
| シートの乾燥 | あり |
| 材料データ | 17 種+登録 5 件 |
出典: メーカー公式の FORMART 3 商品ページと製品仕様。同梱品は出荷の時期によって変わることがあるため、実際の一覧は見積書と一緒にご案内します。
学校・法人のご注文は請求書払いに対応します。見積書はその日のうちに発行します。