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レゴブロックで組み立てる 3Dプリンター

i-MAKER 研究室 編集部 | 公開 2015.02.25 更新 2026.04.15 読了 約3分

自作で組み立てる3Dプリンターの普及

3Dプリンターはオープンソース化されていることから、改造したり自作したりして作ることができる。液状のエポキシ樹脂アクリル樹脂ポリウレタンなどをベースにした紫外線硬化性樹脂に紫外線を照射し硬化する光造形やFDM(熱溶融積層法)は特許が切れていることから、多くの低価格モデル、デスクトップモデルが登場している。こうした廉価版の多くは、オープンソースのものを改造したものがほとんどとも言えるだろう。

たとえば組立して自作する3Dプリンターで有名なのがRepRapやUltimakerといった機種が挙げられる。最近では日本でも毎号パーツを集めて自分で組み立てるディアゴスティーニの3Dプリンターが人気だ。こうした手軽に作れる3DプリンターはDIY感覚で多く登場し始めている。本日ご紹介する3Dプリンターもそんな工作感覚の一つ。

なんとレゴブロックを使って完全自作できるという代物だ。電子工作DIYの投稿サイトinstructables.comに公開され一躍注目を集めている状況だ。本日はレゴブロックとEV3サーボモーターで組み立てるDIY3Dプリンターをご紹介。

普通のレゴブロックで組み立て可能

このinstructables.comで公開されているDIY3Dプリンターは完全レゴブロックで組み立てられている。サイト上では必要なレゴブロックのパーツや、3Dプリンターを動かすためのプログラムなどが公開され、完全に自作することができるとのこと。この3Dプリンターに使用されているレゴブロックのパーツはほぼすべて、投稿者のウィリアムさんが自分の家で集めたものでできているという。

また、組み立てプロセスをステップごとに紹介し、必要なパーツとブロックを記している。たとえばステップ1ではプリンターの土台となるX軸とY軸がわかる構造になっており、一般的な16×32のレゴプレートを使用という感じだ。必要なパーツは、プレート、ギア、ピン、ギアラック、レゴテクニックブロック、およびタイヤといったレゴで使用される一般的なブロック。

ちなみに、公開されているレゴ3Dプリンターはバージョン2.0とのことで、最初に作られたバージョンよりもプリンターの精度が向上しているとのことだ。

レゴブロックで組み立てられた3Dプリンター

ほとんどのパーツが普通のレゴで組み立てられる
押し出し部分
プログラミングも公開
テストは糊で

まとめ  STEM教育に最適なキットの可能性

このレゴブロックの3Dプリンターは、きちんと製品化すれば子供の教育用キットなどに最適なのではないだろうか。公開された動画を見ている限りだと、糊を使って押し出す様子が映し出されている。現在STEM教育(科学、技術、工学、数学を自主的に学習する教育)の一貫として3Dプリンターを教育キットとして利用する動きなども登場している。

そうしたSTEM教育では何よりもまず子供達や学生が楽しんで取り組むことが重要になる。そうした際、自作できる教育キットの役割が大切であり、このレゴを使った3Dプリンターはおもちゃ感覚で組み立てられ、尚且つプログラミングまで触れることができる格好のキットだといえよう。既にレゴブロックはMITマサチューセッツ工科大学などともに、STEM教育の一貫として、レゴで組み立てるロボット製品などもリリースしているが、3Dプリンターはこうした部分と相性がいい取り組みだといえよう。

i-MKAERでは光造形3DプリンターForm3+やレーザー焼結3DプリンターFuse 1Raise3Dシリーズなど多彩な3Dプリンターのノウハウ、販売をご提供しています。ご質問や無料サンプルや無料テストプリントなどお気軽にご相談ください。

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i-MAKER 研究室 編集部

株式会社アイ・メーカーが運営する、ものづくり情報サイト「i-MAKER 研究室」の編集部。3Dプリンター・光造形・洗浄の現場に10年以上携わる経験をもとに、実機検証と取材を軸とした記事を制作しています。

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