【既存IPAも回収】切り替え時の「最大障壁」を解消する3DMedsupoのリサイクルスキーム

【既存IPAも回収】切り替え時の「最大障壁」を解消する3DMedsupoのリサイクルスキーム
製造業の試作現場や設計室において、光造形3Dプリンターの運用に伴う「IPA(イソプロピルアルコール)」の管理は、経営的なリスク要因となりつつあります。有機溶剤中毒予防規則(有機則)への対応や、独特の刺激臭による作業環境の悪化を懸念し、代替品への切り替えを検討する企業が増えています。
しかし、切り替えにおける最大の障壁となっているのが、「手元に残った大量の未使用IPA在庫」と「処分に困っている廃液」の存在です。
本記事では、洗浄液「3D Medsupo(メドサポ)」への移行時に利用できる、独自の「廃液・在庫回収スキーム」について解説します。これは単なる製品の切り替えではなく、コンプライアンスリスクの解消と管理コストの削減を同時に実現する経営合理化の手法です。
■ この記事の重要ポイント
- 3D Medsupoへの切り替えで、既存のIPA(廃液・未使用)も無料で回収可能
- 「混合廃棄OK」の仕組みにより、指定数量70Lの壁と産廃事務工数を即時解消
- 有機則対応コストと管理リスクをゼロにする、最も合理的な移行スキーム
現状の課題とコンプライアンスリスク
IPAを使い続けること、そして廃液をバックヤードに溜め込むことは、単なるスペースの問題にとどまらず、明確な法的リスクと見えないコストを発生させ続けています。
消防法「指定数量70L」の壁と保管リスク
IPA(アルコール類)や3D Medsupo(エタノール)は、消防法上の危険物第四類(引火性液体)に該当します。一般的に、水溶性液体の指定数量は400Lとされていますが、保管状況や他の危険物との混載、あるいは自治体の条例によっては、より厳しい管理基準が適用されるケースがあります。
特に注意すべきは、「廃液を年1回の産廃回収まで溜め込んでいる」ケースです。未使用の在庫と、日々増え続ける廃液の一斗缶を合算すると、安全管理上の閾値である数量(例:一斗缶で4〜5缶程度)を容易に超えてしまう可能性があります。指定数量を超えて保管する場合、専用の貯蔵所や耐火構造などの厳しい設備基準が義務付けられます。
「気付かないうちに法令違反(指定数量超過)の状態になっている」ことが、多くの現場における潜在的なリスクです。
「手元のIPA廃液、どうしよう?」
そのお悩み、3DMedsupoへの切り替えで解決します。法令遵守(コンプライアンス)とコスト削減を同時に実現。初回に限り、全国どこでも送料無料で回収いたします。

有機則対応に伴う「見えない固定費」と事務負担
IPAは「第二種有機溶剤」に区分され、労働安全衛生法および有機溶剤中毒予防規則(有機則)の厳しい規制対象です。これを使用し続ける限り、造形や洗浄という生産活動とは無関係な以下の「固定費」が発生し続けます。
- 設備投資: 局所排気装置の設置工事(40〜100万円程度)。
- 維持管理費: 装置の定期点検費用、フィルター交換費。
- 人的コスト: 有機溶剤作業主任者の選任講習費、特殊健康診断(年2回×人数分)、作業環境測定(年2回)。
これらは、本来であれば開発や試作に投じるべきリソースを圧迫する要因となります。
廃棄のジレンマ「揮発処理の違法性」と「産廃契約の工数」
廃液処理において、意図せず不適切な運用になってしまっているケースも見受けられます。特にIPA廃液を揮発(蒸発)させて処理する方法は、大気汚染や臭気対策の観点から課題となる可能性があります。こうした潜在的なリスクを解消し、クリーンな運営体制を整えることが、企業の信頼向上につながります。
一方で、正規に「特別管理産業廃棄物」として処理しようとすれば、処理業者の選定、見積もり取得、契約締結、マニフェスト(管理票)の発行と5年間の保存といった、膨大な事務工数が発生します。この「捨てるための面倒な手続き」こそが、現場が新しい洗浄液への移行を躊躇する最大のボトルネックとなっています。
解決策・3D Medsupoへの切り替えが合理的な理由
洗浄液をIPAから「3D Medsupo」へ切り替えることは、単なる材料変更ではなく、上記の法規制リスクと管理コストを一挙に解決するソリューションです。
【最大障壁を解消】既存IPAも対象となる「無料回収スキーム」の全貌
3D Medsupoは、製品導入ユーザーに対し、使用済み廃液をメーカーが無料で回収するリサイクルスキームを提供しています。このスキームの最大の特徴は、「切り替え時に不要となるIPAも回収対象に含まれる」点です。
- 対象: 3D Medsupoの廃液に加え、手元に残っている「IPA廃液」や「未使用のIPA在庫」も回収します。
- 混合OK: 廃棄の際、3D Medsupoの廃液とIPA廃液を同じ一斗缶に混ぜて排出しても問題ありません。分別管理の手間が不要です。
- 条件: 3D Medsupoの購入注文に合わせて回収を依頼する仕組みです。
- 容器指定: 回収は「一斗缶(18L金属缶)」に入っていることが必須条件です。ポリタンク等の場合は、回収用の空き一斗缶送付サービスを利用し、移し替えることで対応可能です。
これにより、産廃業者との新規契約やマニフェスト管理を行うことなく、適法かつスムーズに在庫を一掃できます。
洗浄能力と品質の継続性
「有機則非該当」であっても、洗浄能力が落ちては意味がありません。3D Medsupoは高濃度エタノールをベースに、IPAと同等の洗浄力と乾燥性能を実現しています。
- 洗浄力: 複雑な形状の治具やプロトタイプでも、未硬化レジンを確実に除去します。
- 乾燥性: 速乾性があり、次工程への移行がスムーズです。
- 品質: IPA使用時のようなヌメリ残りがなく、従来のプロセスを大きく変更する必要がありません。

コスト・工数・リスクの比較検証
以下の表は、従来のIPA運用と3D Medsupo導入後の運用を比較したものです。
| 比較項目 | 従来のIPA運用 | 洗浄液 3D Medsupo |
|---|---|---|
| 法的区分 | 第二種有機溶剤(有機則対象) | 有機則非該当 |
| 作業環境測定 | 義務あり(年2回) | 不要 |
| 特殊健康診断 | 義務あり(年2回) | 不要 |
| 局所排気装置 | 設置義務あり | 一般換気で可(設置義務なし) |
| 廃液処理 | 産廃業者と契約・有料処理 | メーカー無料回収(送料無料) |
| 事務負担 | マニフェスト管理・契約更新 | 注文時に回収依頼するのみ |
| 消防法対応 | 廃液蓄積により指定数量超過リスク大 | 定期回収により在庫を最小化 |

送料無料
回収缶付き(初回)
- 大量使用・研究室・製造現場に最適
- 使用済み液の回収はフォームから簡単依頼
- 全国どこでも回収対応
導入後の未来・ベネフィット
3D Medsupoへの切り替えは、現場の安全性向上と企業の経営合理化に直結します。
労働環境の適正化と「コア業務」へのリソース集中
有機則の対象外となることで、防毒マスクの常時着用や、厳格な局所排気設備の管理から解放されます。刺激臭の少ないクリーンな環境は、作業者のストレスを軽減し、設計や試作といった付加価値の高い業務(コア業務)への集中を可能にします。また、総務や管財担当者にとっても、煩雑な産廃マニフェスト管理や法令対応業務が消滅するため、全社的な生産性向上が期待できます。
ESG経営への貢献と企業コンプライアンスの強化
「有機溶剤を使用しない」という選択は、従業員の健康を守るだけでなく、SDGs(持続可能な開発目標)やESG経営の観点からも重要な意味を持ちます。また、廃液を「捨てて終わり」にするのではなく、メーカーのリサイクルスキームに乗せて循環させることは、環境負荷低減に取り組む企業としてのブランド価値向上に寄与します。
導入実績
歯科医院や医療研究機関など、高い安全性が求められる現場で導入が進んでいます。
3DMedsupoへの切り替えによる環境改善の実績をご覧ください。


よくある質問(FAQ)
導入検討中の方から寄せられる、実務的な質問をまとめました。
Q.IPAと3D Medsupoを混ぜて使用しても洗浄力に問題はありませんか?
A.
洗浄プロセス(使用中)においては、意図しない品質低下を防ぐため、混合せずそれぞれのタンクで使用することを推奨します。ただし、「廃棄時」においては、同じ一斗缶に混ぜて排出していただいて全く問題ありません。
Q.手元にIPAの「未使用在庫」が大量にあるのですが、引き取ってもらえますか?
A.
はい、可能です。3D Medsupoをご注文いただく際に、回収依頼フォームにて「未使用IPAの本数」を申告いただければ、廃液と同様に無料で引き取りいたします。
Q.廃液の中に、サポート材や造形失敗物(固形)が入っていても回収できますか?
A.
レジンが溶け込んだ液体や、微細なカス(スラッジ)程度であれば問題なく回収可能です。ただし、大きなサポート痕の塊や、失敗した造形物がそのまま入っている場合は回収できません。固形物は取り除いてから一斗缶へ入れてください。
Q.消防法の指定数量(保管上限)はどう変わりますか?
A.
3D MedsupoもIPA同様、引火性液体(第四類第一石油類)であるため、物質としての指定数量計算は変わりません。しかし、無料回収を利用することで「廃液を溜め込まず、こまめに排出する」運用が可能になるため、バックヤードの総在庫量を常に低く保つことができ、結果として指定数量超過のリスクを回避できます。
Q.現在ポリタンクで廃液を保管していますが、回収してもらえますか?
A.
申し訳ありませんが、消防法および運搬の安全基準上、ポリタンクやプラスチック容器での回収はできません。必ず「一斗缶」である必要があります。お手元に一斗缶がない場合は、空き缶の送付サポートも行っておりますのでご相談ください。
導入のご相談・お見積り
「今の洗浄機で使える?」「コストシミュレーションしてほしい」など、
専門スタッフが丁寧にお答えします。
洗浄液の選定、レジンの相談、お見積りなど、お気軽にご相談ください。無料サンプルもご用意しています。
