「 mmd_tools」
「Blender」に「MMD」モデルをインポートすることは、標準仕様では出来ません。
ですが「mmd_tools」と言うアドオン(ソフトへ新たな機能を追加する別プログラム)を導入すると、インポートが可能になります。
この「mmd_tools」の導入方法を解説いたします。
ダウンロード
まずGitHubで公開されている「mmd_tools」を、下記サイトからダウンロードしてください。
https://github.com/powroupi/blender_mmd_tools
右上部にある「緑のCODEボタン」をクリックしたらプルダウンパネルが現れますので、その中から「Download ZIP」を押してください。
解凍
「Download ZIP」ボタンを押してダウンロードしたデータを、解凍ソフトを利用して解凍してください。
解凍すると、下図のようなファイル構成になっています。
フォルダーへの配置
この中の「mmd_tools」フォルダーを、
「C/Program Files/Blender Foundation/Blender 2.91/2.91/scripts/addons」
内に配置します。
これでBlenderを起動した時にアドオン「mmd_tools」が内部的に表示されるようになります。
ですが、まだ有効化はされていません。
次にこのアドオン「mmd_tools」を、有効化させましょう。
アドオンの有効化
Blenderを起動して「編集/プレファレンス」を押して「プレファレンスパネル」を起動してください。
左端メニューから「アドオン」を選択し、右上の検索枠に「mmd」と入力すると「mmd_tools」がパネル項目に現れますので、チェックボックスを選択して、有効化してください。
これでBlenderへの「mmd_tools」の導入は完了です。
Blender内の「インポート」機能から「MMD」データが読み込めるように、「MMDインポート」項目が追加されています。
参考:テクスチャー表示
※もしMMDモデルの服等のテクスチャーがうまく表示されない場合は、アドオン名(チェックボックス)の左側にある三角印をクリックして、設定パネルを開いて「mmd_tools」の設定をしましょう。
そして「Shared Toon Texture」の右端のフォルダーマークをクリックして、「MMD」データのフォルダー内のテクスチャーが保存されているフォルダーを選択してOKを押すと「ファイルパス」が設定されます。
これでテクスチャーが正常に読み込まれます。