3Dプリンターで作られたジェットエンジンモデルが公開!

3Dプリンターでモノの構造を知る取組

家庭用デスクトップ型3DプリンターMaker Bot社が運営する3Dモデルデータ共有サイトの”Thingiverse”にジェットエンジンのモデルが公開されました。

Thingiverse”は3Dプリンターで使用することができるデータをフリーでダウンロードが可能で既に10万近い3Dデータがアップロードされている。

アップロードされているデータは模型やおもちゃのようなものからアクセサリなどさまざまな種類があり、誰でも3Dデータをアップロードしたりダウンロードしたりすることができるサービス。

今回データを公開したのはニュージーランドのジェリー・ハミルトン氏で、非常に精工に作られたジェットエンジンのモデルデータをアップロードした。

このジェットエンジンは圧縮器によって空気が動力に送られ動く仕組みになっている複合モデルで、子供たちの技術を学ぶ学習目的などでの使用が期待されている。

3Dプリンターは製造業の現場に導入して試作品製造やパーツ類の製造などで使用されていますが、未来の製造業を担う可能性のある子供たちへの教育にとっても重要な役割を果たしていく。

上記で述べたように、3Dプリンターはこれからの時代の教育には欠かすことができない技術だと言える。これからの製造業にとっては必須の技術になるだろうし、さまざまな分野でデジタル化が進んでいるからだ。

例えば3Dプリンターを製品開発に利用すれば、金型で何度も試作品を作る必要はなくなる。これまでの製品開発においては、試作品を作るための簡易金型を作り、デザインを修正するたびに高価な費用をかけて簡易金型を作り直していた。しかし、3Dプリンターを使用することで、三次元のデジタルデータを修正し、3Dプリントするだけで試作品の改良が可能になる。

この改良にかかるコストと時間は、簡易金型を製造して試作品を作るのに比べてはるかに安価でスムーズだ。こうした製造業における3Dプリンターの利用は早晩あらゆる業界に浸透し、デジタル技術による製品設計と製造は当たり前になるだろう。そうなった際、最も必要となるのが、物体の構造を正確に理解し、3Dデザイン化することができる人材だ。

こうした三次元のデジタル技術に精通する人材を育成することはまさに、今後の教育業界にとって最重要課題となる。その際、上記でご紹介したようなレプリカモデルの3Dプリントなどは非常に教材として最適な効力を発揮する。

まとめ 正式のカリキュラムになる3Dプリント技術

このように3Dプリント技術や3Dデザインを習得することはこれからの時代を創る若者にとって非常に大きな意味を持つ。デジタル技術の普及と進歩はインターネットを介して急速に世界中に広まり、モノの進化をすさまじいスピードで押し上げる。

今では全く想像もつかない物がデジタル化され、インターネットに接続される時代になる。その際、そうしたモノづくりを行なうためにはデジタル技術に精通する人材育成が必要だ。教育は国家100年の大計ともいうが、発展のスピードがすさまじい現在では、より速い対応が求められるだろう。例えば制度を作る側も、内容、制定、運営という教育システムの改善を従来と同じスピードではなく、より速いスピードで行う必要がある。

もはや従来のような時代の流れのまま、制度を作る側も教育システムを構築しては時代の流れから取り残される。本日ご紹介したような3Dデータのダウンロードサイトや、民間企業などと提携し、効果的な学習体制を整える必要がある。

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