3DMedSupoのよくある質問|洗浄力・交換時期・廃液回収に回答
よくある質問
光造形3Dプリンターを業務で使っていると、造形そのものより洗浄まわりで困ることが少なくありません。IPA(イソプロピルアルコール)の臭いが院内や共用のラボにこもる、揮発性が高く扱いにくい、といった声を弊社も導入先の現場でよく伺います。
廃液がたまって消防法の届出が気になる、樹脂が混ざった洗浄液の処理に苦慮している、という声も少なくありません。
こうした悩みからIPAの代わりになる洗浄液を探し、3DMedSupo(3Dメディカルクリーン)にたどり着いた方が購入前に確かめたいのは、IPAと比べて洗浄力は足りるのか、液はいつ替えればよいのか、使い終わった液は誰がどう引き取るのか、どこで買って誰に相談すればよいのか、という点ではないでしょうか。
この記事では、3DMedSupoの正規販売代理店である弊社が、サービス名と洗浄液名の関係、メーカーと販売店の役割のすみわけ、洗浄力と交換時期の考え方、廃液回収の頼み方と回収後の行き先、購入と配送の流れを、一つのページにまとめて回答します。
読み終えたときに、自社の洗浄の流れに3DMedSupoを組み込んだ姿を具体的に思い描けることを目指しています。
この記事の要点
- 3DMedSupoは、洗浄液「3Dメディカルクリーン」の供給と使用済み液の回収を一体にしたサービスで、液の製造は三協製薬、販売とご相談の窓口は弊社が担当します。
- 3Dメディカルクリーンは、IPAと同等の洗浄力になるよう調合されていて、乾燥の速さもIPAと同等です。
- 交換時期は、液の濁り・粘り・洗い上がりのべたつきという3つの変化で判断します。
- 使い終わった液は回収の仕組みに乗せられるため、自社で処理業者を探して契約する手間が減ります。
- 購入は弊社の製品ページから、ご相談はお問い合わせフォームまたはZoomで受け付けています。
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目次
013DMedSupoとは?洗浄液と廃液回収を一体にしたサービス
3DMedSupoの流れ
3DMedSupoは、光造形3Dプリンター用の洗浄液「3Dメディカルクリーン」を購入し、使い終わった液を回収してもらうところまでを、ひとつの流れとして提供するサービスです。
洗浄液を単品で買って終わりではなく、「届く・使う・引き取ってもらう」が最初から組み込まれている点が、従来のIPA購入との大きな違いです。




光造形方式(SLA:Stereolithography、DLP:Digital Light Processing、LCD:Liquid Crystal Display方式などの総称)の3Dプリンターでは、造形が終わった直後の造形物の表面に、硬化していない液状のレジンが残っています。
これを溶剤で洗い流してから二次硬化(ポストキュア)を行うのが基本の後処理で、この洗浄に多くの現場でIPAが使われてきました。
光造形の基本の後処理
IPAは溶解力が高く入手もしやすい一方で、引火点が低く消防法上の危険物にあたること、揮発が早く臭いが強いこと、使用後の液が産業廃棄物になり処理の手配が必要なことが、業務で使うときの負担になっています。
3DMedSupoは、この負担をまとめて減らすことを目的にしています。洗浄液そのものの性質で保管と作業環境の課題に対応し、回収の仕組みで廃液処理の課題に対応する、という組み合わせです。
IPAを業務で使うときの負担
保管引火点が低く消防法上の危険物
作業環境揮発が早く臭いが強い
廃液処理使用後の液が産業廃棄物になり処理の手配が必要
3DMedSupoの対応
洗浄液そのものの性質保管と作業環境の課題に対応
回収の仕組み廃液処理の課題に対応
歯科技工所、製造業の試作部門、学校や研究室など、光造形プリンターを継続して使い、洗浄液の消費と廃液の発生が定常的にある現場を主な対象としています。
IPAとの違いは IPAの代わりになる洗浄液 3DMedSupo で説明しています。
3DMedSupoと3Dメディカルクリーンの違い
3DMedSupo(3Dメドサポ)は、洗浄液の3Dメディカルクリーンと廃液回収サポートを一体にしたサービスの名前で、3Dメディカルクリーンは洗浄液そのものの製品名です。中身の液は同じもので、呼び方が指す範囲が違います。
3Dメディカルクリーンの安全データシート(SDS)上の液の名前は「メディカルクリーン」です。

言葉の使い分けとしては、洗浄液の性能や使い方の話をするときは3Dメディカルクリーン、購入や回収、サポートといった仕組みの話をするときは3DMedSupoと覚えておくと混乱しません。
弊社へのお問い合わせでは、どちらの名前でお伝えいただいても同じ担当がお答えします。
三協製薬とアイ・メーカーの役割
3Dメディカルクリーンの製造元は三協製薬株式会社で、弊社アイ・メーカーは3DMedSupoの正規販売代理店です。役割は次のように分かれています。
三協製薬は、3Dメディカルクリーンの取扱いと、廃液の回収・分析・リサイクルを担っています。
弊社の役割は、液を売るだけではなく、実際に導入した現場の様子を踏まえて使い方を提案することです。
3Dプリンター本体や洗浄機、レジンも取り扱っているため、「このプリンターとこのレジンの組み合わせで、洗浄の槽はいくつ用意すればよいか」といった機器をまたぐ相談にも、ひとつの窓口でお答えできます。
出典: 3Dメディカルクリーンの安全データシート(SDS・三協製薬)
023Dメディカルクリーンの洗浄力と交換時期
洗浄力と交換時期は、IPAからの切り替えを検討する方から最も多くいただく質問で、この2つは切り離せない関係にあります。
洗浄液の役割は、造形物の表面に残った未硬化レジンを溶かし込んで取り除くことです。洗えば洗うほど液の中にレジンが溶け込み、液中のレジン濃度が上がっていきます。濃度が上がると、液が新たにレジンを溶かし込める余力が減り、洗い上がりが悪くなります。
つまり洗浄力は、液そのものの溶解力と、その液がどれだけ汚れていないかの掛け算で決まり、交換時期は後者が限界に近づいたときを指します。
×
=
洗い方と交換の手順は 3DMedSupoの使い方、液の劣化と二槽の回し方は 洗浄液の継ぎ足し限界と交換の目安 で説明しています。
IPAと比べて洗浄力は落ちない?

3Dメディカルクリーンは、IPAと同等の洗浄力になるよう調合されています。IPAを使う洗浄の用途のすべてに置き換えられ、IPAで使っていた洗浄設備をそのまま使えます。
洗浄時間は、基本的にIPAと同じ設定で始め、造形物の形状やレジンの種類、冬場の低温環境に応じて仕上がりを見て微調整します。
IPAとの違いは臭いで、3Dメディカルクリーンはマイルドなアルコール臭で、IPAのような刺激臭はありません。乾燥の速さはIPAと同等です。3Dメディカルクリーンでは、造形のあと一次洗浄槽と二次洗浄槽の順に洗います。
一次洗浄槽では使用済みの液でレジンの大半を落とし、二次洗浄槽ではきれいな液で仕上げます。洗浄後はエアブローで乾燥し、二次硬化に進みます。
| 比較項目 | IPA | 3Dメディカルクリーン |
|---|---|---|
| 引火点 | 約12℃ | 13℃ |
| 消防法上の区分 | 危険物第四類 アルコール類(指定数量400L) | 危険物第四類 アルコール類(指定数量400L) |
| 揮発・臭い | 揮発が早く臭いが強い | 乾燥の速さはIPAと同等で、臭いはマイルドなアルコール臭(IPAのような刺激臭はない) |
| 浸漬時間の目安 | レジンにより異なる | 10〜20分程度(造形物の大きさ・レジンの種類・使用頻度で変わる) |
| 洗浄後の乾き | 早い | IPAと同等(エアブローで乾燥) |
| 使える洗浄機 | 攪拌式の洗浄機・超音波洗浄機・バケツ | IPAで使っていた洗浄設備をそのまま使える(Form Wash・Form Wash 2・超音波洗浄機・バケツ) |

実際の運用では、槽を2つに分ける「二槽洗浄」が洗い上がりを安定させます。1槽目で大まかなレジンを落とし、2槽目のきれいな液で仕上げるやり方で、IPAでも広く行われている方法です。
3Dメディカルクリーンは、スタンダード・タフ系・歯科用・医療用・高靭性・Form 4専用など、標準レジンのほぼすべてに対応します。対象外はFormlabsのシリコーン40Aだけで、IPAでの洗浄でも対象外です。
弊社でも、お使いのレジン名をお伝えいただければ相性の確認をお手伝いします。
洗浄液の交換時期はどう判断する?
交換時期は、液の見た目と洗い上がりの変化で判断します。使用回数や日数だけで決めるより、次の3つの変化を目安にするほうが現場の実態に合います。
- 液の濁りと色の変化:新品のときと比べて透明感がなくなり、レジンの色が液に移ってきたら、溶け込んだレジンが増えているサインです。
- 液の粘り:容器を傾けたときに流れが重く感じたり、造形物を引き上げたときに液が糸を引いたりするのは、レジン濃度が上がった状態です。
- 洗い上がりのべたつきと白化:十分に浸漬しても表面にぬるつきが残る、二次硬化後に表面が白っぽくくもる、細かい形状の隅にレジンが残る、といった現象が出たら、液の洗浄力が限界に近づいています。
透明感がなくなり、レジンの色が液に移る
流れが重い・引き上げると糸を引く
ぬるつきが残る・二次硬化後に白くくもる・隅にレジンが残る
このうち3つ目が最も確実な判断材料です。洗浄液の目的は造形物をきれいにすることなので、きれいにならなくなった時点が交換時期です。二次硬化後の白化は、表面に残った薄いレジン層が硬化したものなので、見た目だけでなく寸法精度にも影響します。
歯科技工のように適合精度が求められる用途では、白化が出る前に替える運用が安全です。
二槽洗浄をしている場合は、次の手順で液を回すと無駄が少なくなります。
- 1槽目(粗洗い)の液に濁りや粘りが出たら、1槽目の液を廃液容器に移します。
- 2槽目(仕上げ)の液を1槽目に移し、粗洗い用として使います。
- 2槽目に新しい液を張り、仕上げ用とします。
- 廃液容器がいっぱいになったら回収を依頼します。
二槽洗浄の液の回し方
1槽目の液に濁りや粘りが出たら、廃液容器に移す
2槽目(仕上げ)の液を1槽目に移し、粗洗い用に
2槽目に新しい液を張り、仕上げ用に
廃液容器がいっぱいになったら回収を依頼
この回し方なら、仕上げ用の槽には常に比較的きれいな液があり、洗い上がりが安定します。

液を長持ちさせる扱い方もあります。使わないときは蓋を閉めて光を遮ることが基本です。液に溶け込んだレジンは紫外線で硬化するため、窓際や照明の直下に置いておくと液中でゲル状の塊ができ、造形物に付着する原因になります。
また、底に沈んだ硬化片はすくい取るか、ろ過して取り除くと液の寿命が延びます。3Dメディカルクリーンの交換の時期は、使用頻度によって変わります。白濁やべたつきが出たら交換し、目安は1〜2か月です。
大型の造形物を1日3回洗う場合で約1か月、週数回・小型の造形物の低頻度の場合で3か月程度です。一例として、250ml程度の大きめの造形物を約20個洗うと、べたつきが取れにくくなります。
交換の目安は1〜2か月(使用頻度で変わる)
01か月2か月3か月
一例:250ml程度の大きめの造形物 × 約20個べたつきが取れにくくなる
使わないときの基本
液中のレジンが紫外線で硬化し、ゲル状の塊ができる
液の寿命が延びる
033DMedSupoの廃液回収
使い終わった洗浄液は、IPAであれば産業廃棄物として自社で処理を手配しますが、3DMedSupoでは三協製薬が有価物として引き取ります。
産業廃棄物の処理は、排出事業者の責任で行うことが廃棄物処理法で定められています。
自社で処理できない場合は、許可を持つ収集運搬業者と処分業者に委託し、委託契約書を交わしたうえで、産業廃棄物管理票(マニフェスト)で最終処分までの流れを確認する義務があります。
洗浄に使ったあとの液はレジンを含んでいるため、洗面台や排水口に流すことはできません。IPAの廃液は引火点が約12℃のため、特別管理産業廃棄物(引火性廃油)に該当しやすく、レジンの混入や液の状態で判断が変わります。
該当すれば、保管や委託にさらに厳しい要件がかかります。
処理業者を自社で探し、契約し、マニフェストを管理する作業は、洗浄液の使用量がそれほど多くない現場にとって手間の割合が大きく、「廃液をどうすればよいかわからないのでため込んでいる」という相談を弊社も受けることがあります。
IPAの廃液の処理を産廃業者に委託する費用は、年間およそ5〜15万円です。
IPAの廃液を自社で処理する場合
処理業者を探す許可を持つ収集運搬業者と処分業者
委託契約書を交わす
マニフェストを管理する最終処分までの流れを確認
委託費用 年間およそ5〜15万円
3DMedSupoの回収
回収缶に保管
フォームで依頼
三協製薬が有価物として引き取る
回収費用は製品代金に含まれる
3DMedSupoは、回収と処理を購入時からセットにすることで、現場側の判断と手配の負担を減らすことを目的にしています。3DMedSupoの廃液の回収は、三協製薬が廃液を有価物として引き取るため、産業廃棄物の委託処分に当たりません。
排出事業者側のマニフェストの交付・5年保存・年次報告は要りません。産業廃棄物の委託契約と特別管理産業廃棄物管理責任者も要りません。
| 項目 | IPAの廃液 | 3DMedSupoの回収 |
|---|---|---|
| 使用済み液の扱い | 産業廃棄物として自社で処理を手配 | 三協製薬が有価物として引き取る |
| 産業廃棄物の委託契約 | 許可を持つ業者と委託契約書を交わす | 要りません |
| マニフェストの交付・5年保存・年次報告 | 最終処分までの流れを確認する義務がある | 要りません |
| 特別管理産業廃棄物 | 引火性廃油に該当しやすい(レジンの混入や液の状態で判断が変わる) | 特別管理産業廃棄物管理責任者も要りません |


相談する
廃液の出し方や回収の頼み方で迷ったときは
現在の洗浄工程・保管量・廃液の出し方をうかがったうえで、切り替えたときに何が不要になるかをお伝えします。
廃液の回収はどう頼む?
回収は、使い終わった液を回収用の一斗缶(17.7L)に移して保管し、三協製薬の使用済み液回収フォームから依頼すると、運送会社が集荷に来る流れです。おおまかな手順は次のとおりです。
- 使い終わった液を、回収用の金属製の一斗缶(17.7L)に移します。初回は納品と一緒に届く空の一斗缶を、2回目以降は洗浄液を使い終えて空になった一斗缶を使います。ポリタンクやプラスチック容器では回収できません。
- 容器の蓋をしっかり閉め、直射日光の当たらない場所で保管します。
- 廃液がたまったら、三協製薬の使用済み液回収フォームから都度依頼します。回収フォームは注文サイトとは別のサイトで、依頼のときに缶の数を申告します。10缶以上は一度に引き取れないため、分けて回収します。回収希望日は、土日・祝日・長期連休と当日は選べません。
- 回収用の缶には同梱の「使用済み液回収用」ラベルを貼り、一斗缶のまま運送会社に渡します。送り状は要らず、フォームで依頼すると運送会社が集荷に来ます。送料は無料ですが、回収の時間は指定できません。
- 回収フォームを送信すると内容確認のメールが届き、三協製薬からの回収日の連絡をもって依頼が完了します。有価物の引き取りのため、マニフェストの交付・5年保存・年次報告は要りません。
廃液回収の5ステップ
- 1
回収用の金属製の一斗缶(17.7L)に移す初回は納品と一緒に届く空の一斗缶、2回目以降は使い終えて空になった一斗缶。ポリタンク・プラスチック容器は不可
- 2
蓋を閉め、直射日光の当たらない場所で保管
- 3
三協製薬の使用済み液回収フォームから依頼缶の数を申告。10缶以上は分けて回収。土日・祝日・長期連休と当日は選べない
- 4
「使用済み液回収用」ラベルを貼り、運送会社に渡す送り状は不要・送料無料・時間指定は不可
-
三協製薬からの回収日の連絡で依頼完了マニフェストの交付・5年保存・年次報告は不要
回収を依頼する前に守っていただきたいことが3つあります。1つ目は、水や、TPMなどIPAと3DMedSupo以外の溶剤を混ぜないことです。
IPAやエタノール系のアルコール系廃液は同じ缶に混ぜて出せますが、水が混ざった液や、TPMなどIPAと3DMedSupo以外の溶剤が混ざった液は回収できません。2つ目は、硬化したレジン片を取り除いておくことです。
底に沈んだ塊は網やフィルタですくい、固形物として別途処分します。3つ目は、容器に損傷がないか確認することです。輸送中に漏れると配送業者に引き受けてもらえません。
同じ缶に混ぜて出せる
混ざると回収できない
網やフィルタですくい、固形物として別途処分
漏れると配送業者に引き受けてもらえない
3DMedSupoの廃液の回収費用は製品代金に含まれ、回数と期限の制限はありません。送料は無料で、離島を含む全国で受け付けます。回収容器は金属製の一斗缶(17.7L)に限り、10缶以上は分けて回収します。
4Lの商品の廃液も、同じ回収用の一斗缶で出します。
回収費用製品代金に含まれる
回数・期限制限なし
送料無料
受付地域離島を含む全国
回収容器金属製の一斗缶(17.7L)4Lの商品の廃液も同じ
一度に出せる量10缶以上は分けて回収


回収した廃液はどうなる?
回収された廃液は、製造元である三協製薬の管理のもとで処理されます。回収した廃液は、三協製薬が分析し、リサイクルして別の用途で使用します。
一般に、溶剤系の廃液の行き先には2つの種類があります。1つ目は再生利用で、蒸留などによってレジン分を分離し、溶剤を再び製品として使う方法です。2つ目は燃料化で、廃液の持つ熱量を燃料として利用するサーマルリサイクルです。
溶剤系の廃液の一般的な行き先
蒸留などによってレジン分を分離し、溶剤を再び製品として使う
廃液の持つ熱量を燃料として利用するサーマルリサイクル
3DMedSupoの場合三協製薬が分析し、リサイクルして別の用途で使用
三協製薬は、回収した廃液を有価物として引き取ります。排出した事業者がマニフェストで処理の完了を確かめる必要はなく、自社で個別に処分業者を調べる必要もありません。
IPAを使っている現場の中には、蒸留器で自社再生している例もあります。ただし蒸留器は危険物を加熱する設備で、設置場所や保管量の管理が必要になるため、少量の使用では設備と手間が見合わないことが多くあります。
回収に出せば、この判断が要らなくなります。
以前に買った同じ中身の液も回収してもらえる?
3Dメディカルクリーンと中身が同じ洗浄液を以前に購入して在庫として持っている場合も、3DMedSupoの回収の対象です。中身が同じ洗浄液であれば回収の対象で、容器は金属製の一斗缶(17.7L)に限ります。
ポリタンクやプラスチック容器では回収できません。手元に一斗缶が無い場合は、事前に相談すると、移し替え用の空の一斗缶を送付するサポートがあります。
3DMedSupoの導入時は、IPAの廃液とエタノール系の廃液を初回無料で回収し、使いかけ・未使用のIPAの在庫も初回無料で引き取ります。
回収の可否を分けるのは、購入の時期よりも中身です。硬化片が取り除かれ、金属製の一斗缶に密閉されていれば、現行品と同じように回収できます。
逆に、水が混ざった液や、TPMなどIPAと3DMedSupo以外の溶剤が混ざった液は、時期に関わらず回収できません。手元に以前の液が残っている方は、容器のラベルと中身の状態を確認したうえで、弊社にご相談ください。
○ 回収できる
3Dメディカルクリーンと中身が同じ洗浄液
金属製の一斗缶(17.7L)
硬化片が取り除かれ、一斗缶に密閉されている
× 回収できない
043DMedSupoの購入方法と配送
3DMedSupoは株式会社アイ・メーカーのECサイトの製品ページで購入でき、支払いはクレジットカード・Amazon Pay・銀行振込に対応しています。法人・学校・官公庁は請求書払い(月末締め・翌月末払いが基本)も選べます。
導入前の相談と見積の依頼は、ECサイトのお問い合わせフォームで受け付けています。
3DMedSupoで購入できるサイズは次のとおりです。3DMedSupoには4Lと一斗缶(17.7L)のサイズがあり、液の中身はどちらも同じです。必要なときに必要な分だけ注文でき、初期費用と毎月の維持費用はありません。
4Lの商品も、回収用の空の一斗缶が初回に届きます。
配送については、液の消防法上の区分が関わります。3Dメディカルクリーンは、消防法の第4類アルコール類に当たります。
3DMedSupoは溶剤のため、宅配便ではなく西濃運輸などの路線便で届き、お届け時間帯の指定はできません(運送会社は地域により異なります)。在庫品は平日10時までの注文で翌営業日に出荷し、配送料は全国無料です。
届いた液は、15〜30℃の常温で、直射日光を避け、火気厳禁で蓋を閉めて保管してください。使う分だけ槽に注ぎ、残りは容器に入れたまま保管するのが基本です。3Dメディカルクリーンは、時間の経過では劣化しません。
3Dメディカルクリーンの未開封での保管期間は、約2年です。
配送西濃運輸などの路線便お届け時間帯の指定は不可
出荷平日10時までの注文で翌営業日在庫品の場合
配送料全国無料
保管温度15〜30℃の常温直射日光を避け、火気厳禁
保管期間未開封で約2年時間の経過では劣化しない
消防法の区分第4類アルコール類
初めて導入する場合は、最初から大量に購入せず、まず1〜2容器分で実際のレジンとプリンターでの洗い上がりを確認し、二槽の運用に慣れてから必要量を決めることをおすすめしています。
月あたりの使用量は造形物の大きさと造形頻度で大きく変わるため、導入前のご相談で現在のIPAの消費量を教えていただければ、おおよその必要量を一緒に見積もります。
初めて導入する場合のおすすめの進め方
購入する
3DMedSupoの製品ページを見る
17.7L 一斗缶 税込 21,780円 (1Lあたり 約1,231円)/4L 缶 税込 10,890円 (1Lあたり 約2,723円)
送料無料・廃液の回収費は製品代金に含まれます。法人のお客様はお見積りも承ります。
05よくある質問
3Dメディカルクリーンと3DMedSupoは何が違う?
3Dメディカルクリーンは洗浄液の製品名、3DMedSupoはその洗浄液の供給と使用済み液の回収を一体にしたサービス名です。現場で使う液はどちらの呼び方でも同じものです。
IPAと比べて洗浄力は落ちない?
落ちません。3Dメディカルクリーンは、IPAと同等の洗浄力になるよう調合されていて、乾燥の速さもIPAと同等です。洗浄時間はIPAと同じ設定で始め、仕上がりを見て微調整してください。
IPA代替洗浄液の交換時期は?
液の濁りと色、粘り、洗い上がりのべたつきや二次硬化後の白化の3つで判断します。きれいに洗えなくなった時点が交換時期で、二槽洗浄なら仕上げ槽の液を粗洗い槽に回し、仕上げ槽に新液を張ると無駄が少なくなります。
廃液の無料回収はどう頼む?
使い終わった液を回収用の一斗缶(17.7L)に移して密閉し、三協製薬の使用済み液回収フォームから依頼します。水やTPMなどIPAと3DMedSupo以外の溶剤を混ぜないこと、硬化片などの固形物を取り除くこと、容器に損傷がないことが条件です。回収費用は製品代金に含まれ、送料は無料で、回数と期限の制限はありません。
回収した廃液は再利用される?
回収後の処理は製造元の管理のもとで行われます。回収した廃液は、三協製薬が分析し、リサイクルして資源として循環させます。
前に買った同じ中身の洗浄液も回収してもらえる?
3Dメディカルクリーンと中身が同じ洗浄液を以前に購入して在庫として持っている場合も、回収の対象です。容器は金属製の一斗缶(17.7L)に限ります。IPA・エタノール系のアルコール系廃液は同じ缶に混ぜて出せますが、水が混ざった液や、TPMなどIPAと3DMedSupo以外の溶剤が混ざった液は回収できません。使用済み液回収フォームの利用は購入者専用です。
3DMedSupoはどこで買える?
3DMedSupoは、株式会社アイ・メーカーのECサイトの製品ページで購入できます。法人向けの見積と請求書払いにも対応しています。
06まとめ
3DMedSupoは、洗浄液を買う・使う・引き取ってもらうまでをひとつの流れにしたサービスです。IPAからの切り替えで迷いやすい点は、次のとおりです。
- 名前の関係:3Dメディカルクリーンが洗浄液の製品名、3DMedSupoがそれを含むサービス名です。液の製造は三協製薬、販売と相談は弊社が担当します。
- 洗浄力:IPAの代わりとして使え、乾燥の速さはIPAと同等です。二槽洗浄で洗い上がりが安定します。
- 交換時期:濁り・粘り・洗い上がりの3つで判断し、二次硬化後の白化が出る前に替えます。
- 廃液回収:回収用の一斗缶に移して密閉し、水やIPAと3DMedSupo以外の溶剤を混ぜず、硬化片を除いて依頼します。処理業者を自社で探す必要がありません。
- 購入:弊社の製品ページから購入でき、まず少量で洗い上がりを確認してから必要量を決めるのが確実です。
IPAの臭いと保管、廃液の手配に悩んでいる現場であれば、洗浄液を切り替えると、作業環境と管理の両方の負担が減ります。使い方の具体的な手順については、3DMedSupoの使い方の記事も合わせてご覧ください。
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07導入のご相談
導入前の相談と見積の依頼は、株式会社アイ・メーカーのECサイトのお問い合わせフォームで受け付けています。Zoomでの相談も受け付けています。
ご相談の際は、次の情報をお手元にご用意いただくと、具体的な提案がしやすくなります。
- お使いの3Dプリンターの機種と、洗浄機や超音波洗浄機の有無
- お使いのレジンの名称
- 現在の洗浄液の種類と月あたりの消費量
- 現在の廃液の処理方法(業者委託、保管中、未定など)
- 洗浄を行う場所の環境(換気、保管場所)
「自社のレジンで使えるか」「槽をいくつ用意すべきか」「廃液はどのくらいの頻度で回収に出すことになるか」といった導入前の疑問に、導入先の現場を見てきた担当がお答えします。製品ページからの購入は、ご相談の前後どちらでも可能です。
購入する
3DMedSupoの製品ページを見る
17.7L 一斗缶 税込 21,780円 (1Lあたり 約1,231円)/4L 缶 税込 10,890円 (1Lあたり 約2,723円)
送料無料・廃液の回収費は製品代金に含まれます。法人のお客様はお見積りも承ります。
相談する
自社のレジンとプリンターで使えるか迷ったときは
現在の洗浄工程・保管量・廃液の出し方をうかがったうえで、切り替えたときに何が不要になるかをお伝えします。
お電話でもご相談いただけます:042-444-7220(平日 9:00〜17:00)


