Forward AM Ultrafuse HIPSフィラメント サポート材 750g
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Ultrafuse HIPSフィラメントとは
Ultrafuse HIPSは、ABS/PC(ポリカーボネート)専用の水溶性サポート材フィラメントです。造形後にD-リモネンで簡単に溶解できます。
FFF方式(熱溶融積層方式)の3Dプリンターでは、オーバーハングや中空構造を持つモデルを造形する際にサポート材が不可欠です。Ultrafuse HIPSは、HIPS(耐衝撃性ポリスチレン)を原料としたサポート材専用フィラメントで、D-リモネン溶液に浸すことでサポート部分だけを溶解除去できます。手作業でのサポート除去が不要となるため、複雑な形状のモデルでも美しい仕上がりが得られます。除去後の表面は研磨や塗装、接着にも適した状態を保ちます。また、HIPS素材は優れた耐衝撃性と寸法安定性を持つため、単体での造形材料としても使用できます。
対応モデル材:ABS、PC(ポリカーボネート)
非対応:PLA、PETGなど(モデル材との密着性が不足するため)
Ultrafuse HIPSの特性
Ultrafuse HIPSの最大の特長は、D-リモネンによる化学的溶解が可能な点です。造形完了後、造形物をD-リモネン溶液に浸漬するだけでサポート材が溶解し、モデル表面を傷つけることなくサポートを除去できます。手作業によるサポート除去では困難な内部構造や入り組んだ形状のモデルでも、きれいな仕上がりを実現します。HIPSは軽量でありながらモデルをしっかりと支える十分な剛性を持ち、造形中の安定性も確保されます。ガラス転移温度99℃、荷重たわみ温度86℃(1.8MPa時)と耐熱性にも優れています。なお、D-リモネンの使用後は産業廃棄物として適切な廃液処分が必要です。
推奨用途
複雑な内部構造を持つモデルのサポート
中空構造や入り組んだオーバーハングを持つABS/PC造形物のサポート材として最適です。D-リモネンで溶解除去できるため、手作業では到達できない箇所のサポートも確実に除去できます。
高精度な表面仕上げが求められるプロトタイプ
サポート痕を残さず除去できるため、塗装や接着を前提とした試作品の製作に適しています。研磨不要で滑らかな表面が得られます。
単体での造形材料としての使用
HIPS素材は耐衝撃性と寸法安定性に優れるため、単体での造形も可能です。ただし、エンジニアリング用途にはABSやPCなどの専用材料をおすすめします。
物性・仕様
| 対応モデル材 | ABS、PC(ポリカーボネート) |
|---|---|
| 溶解方法 | D-リモネン溶液に浸漬 |
| 荷重たわみ温度(1.8MPa) | 86℃ |
| 荷重たわみ温度(0.45MPa) | 91℃ |
| ガラス転移温度 | 99℃ |
| 押出率 | 29.3cm³/10min(260℃, 2.16kg) |
| フィラメント径 | 1.75mm |
| ノズル温度 | 250-270℃ |
| ノズル径 | 0.4mm以上 |
| プリントスピード | 40-80mm/s |
| ベッド温度 | 90-110℃ |
| 積層ピッチ | 0.1-0.2mm |
| 容量 | 750g |
よくあるご質問
造形物のサイズや形状により異なります。
一般的に数時間から一晩程度の浸漬が必要です。溶液の温度や撹拌の有無によっても時間は変動します。
PLAには対応していません。
Ultrafuse HIPSはABSおよびPC(ポリカーボネート)専用のサポート材です。PLAにはPVA系のサポート材をご検討ください。
産業廃棄物として処分が必要です。
D-リモネンはHIPSの溶解に使用した後、産業廃棄物として適切な廃液処分を行ってください。
密閉パッケージで冷暗所に保管します。
15℃~25℃の乾燥した環境で保管してください。使用前に60℃で4~16時間の乾燥を推奨します。有効期間は12か月です。
ご不明な点はお気軽にお問い合わせください
材料の選定、サンプルのご相談、お見積りなど承ります。
