X7

カーボンファイバー配合ナイロン専用大型3Dプリンタ

高強度と高精度に加え大型造形

X7は、大型造形ができる連続繊維強化材料の3Dプリンターです。カーボンファイバーからガラス繊維、ケブラー、高耐熱ガラス繊維まで対応し、アルミニウムの高強度パーツのプリントを実現しました。

連続繊維強化プリントとは?

X7の連続繊維強化プリントとは、フィラメントの押出しに加え、糸状のカーボンファイバー、ガラス繊維、ケブラー、HSHT(高強度高耐熱)グラスファイバーといった高強度繊維を造形物に組み込むことができます。これによりパーツの強度を圧倒的に高めることができる画期的な3Dプリント技術です。

X7の4つの特長

大型で工業用

X7は、カーボンファイバー配合ナイロンをはじめ静電気特性や難燃性など3種の高強度材料に対応しており、電子機器など幅広い工業用途を提供します。

数千時間のプリント実績

X7は一体型のアルミフレームと精密機械加工によって作り出されたパーツによって、数千時間のプリント実績をクリアし高い信頼性を提供します。

正確で美しい見た目

X7は50ミクロンの積層ピッチと最適化された機械構造によって継ぎ目のない最高の表面仕上げで精密なパーツを印刷できます。

高精度

X7は10µmの再現性で交換できるプリントヘッドなどの使いやすさに重点を置いた機能まで、操作と保守が簡単になるように構築されています。

産業用に対応した大型造形サイズ

X7はデスクトップで幅広い用途に対応した大型の造形サイズを実現しました。高強度材料と高精度で、比較的大きいパーツの試作や小ロット製造に最適です。

高さ奥行
200mm330mm270mm

X7


連続繊維補強造形方式(CFR)


50-250ミクロンの積層ピッチ


幅330 mm×奥行270 mm造形サイズ×高さ200 mm


幅584 mm×奥行483 mmプリンタサイズ×高さ914mm


48 kgプリンタ重量

X7 対応材料


フィラメント材料

フィラメント材料

専用材料

Onyx


Onyxは、マイクロカーボンファイバーが配合されたナイロンフィラメントです。X7に最適化され積層ピッチが目立たない美しい表面仕上げと高精度な造形を実現します。また、高強度、靭性、耐薬品性を備えています。

樹脂材料(ベース材)

Onyx FR


カーボンファイバー配合ナイロン

Onyx FRは、難燃性のマイクロカーボンファイバーが配合されたナイロンフィラメントです。航空宇宙関連のパーツや溶接、レーザーマーカーの治具、電子機器関連など、不燃性が要求されるプロトタイプ、パーツに最適です。

樹脂材料(ベース材)

Onyx ESD


非帯電性を持つ

Onyx ESDは、非帯電性を持つカーボンファイバー配合ナイロンフィラメントです。非常に小さい表面抵抗を持ち、メーカーのESDセーフ要件を満たすように精密に設計されています。また高強度で電子機器エンクロージャなどに最適です。

樹脂材料(ベース材)

ナイロン


ナイロンは高い靭性を誇る高強度な熱可塑性プラスチックです。人間工学に基づいた表面や、固定具、パーツなどに最適で塗装なども容易です。


X7 対応材料


高強度繊維材料

高強度繊維(繊維材料)

連続繊維強化材

カーボンファイバー


Markforgedのカーボンファイバーは、独自に開発された超高強度連続ファイバーです。Onyxなどのフィラメント材料に組み込むことで、非常に硬くアルミニウムと同じ強度の部品を造形することできます。

高強度繊維(繊維材料)

連続繊維強化材

ガラス繊維


Markforgedのガラス繊維は、マイクロカーボンファイバーが配合されたナイロンフィラメントOnyxと組み合わせることで、ABSの10倍の強度を持ち、靭性、耐薬品性を備えた高強度パーツを3Dプリントすることができます。

高強度繊維(繊維材料)

連続繊維強化材

高強度高温(HSHT)ガラス繊維


高強度高温(HSHT)ガラス繊維は、高強度(6061-T6アルミニウムにほぼ等しい)と高温を両立した繊維強化材です。Onyxに組み込むことで、低温と高温、両方に強力な物性を持ち、金型、オートクレーブなどの高温環境での部品に最適です。

高強度繊維(繊維材料)

連続繊維強化材

ケブラー


ケブラーは高強度で靭性がある繊維素材ですOnyxなどのフィラメント材料に組み込むことで、高い耐衝撃性を持ち、壊れることのない高強度部品を造形することできます。要求の厳しい環境下で使用する部品や、繰り返し荷重がかかる部品の造形に最適です。

3Dプリント専用プラットフォームEigar

Eigarは優れた3Dプリンタ専用のソフトウェアです。ワンクリックで3Dプリント用のパーツを設定でき、連続カーボンファイバー繊維での強化複合部品をプリント可能。高強度パーツなどの最終製品から治工具まで、用途に合わせてプリント設定を最適化することができます。

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