Photoshopの3Dプリント利用が拡大、アドビがSculpteoと提携開始

3Dプリント対応で利用者拡大を目指すアドビ

フォトショップやイラストレターはグラフィックデザインをする人にとって最も普及しているソフトウェアだ。

中でもフォトショップは写真や画像編集で多用する必須ともいえるソフト。そんなフォトショップで作った立体のデータを3Dプリンターでプリントできるようになっている。

いま多くの3Dソフトウェアが登場しているが、フォトショップは既存の機能に加えて、3Dプリントサービスと提携することで、新たな利用者拡大をしたい考えのようだ。

今回は新たに大手3DプリントサービスSculpteoとの提携も可能になり更なる新規利用者の拡大を目指す模様。本日はアドビが行うフォトショップの3Dプリントサービス拡大の様子をご紹介。

3Dプリントサービスと3Dプリンターメーカーと提携

まずはフォトショップで利用することができる3Dプリントサービスをざっと紹介しよう。こちらは以前もご紹介したが、Sculpteoと提携を行う前に、既に大手企業4社と提携済みの状況だ。

Shpewaysで様々な素材に対応

第一に利用できるサービスはこの業界で最も有名だと思われるShapewaysだ。既に2年前の2012年の時点で、3Dプリントされた製品の出荷数は全世界で100万個にも及んでいる。また世界の有名デザイナーも登録しており、フォトショップで作った3DデータはShapewaysの様々な素材を利用することができる。

Makerbotで手軽に3Dプリントできる

次に提携しているのは、3Dプリントサービスではないが、低価格3DプリンターメーカーのMakerbotだ。Makerbotは世界で一番市場シェアを誇るデスクトップタイプの3Dプリンターメーカーで、多くのデザイン事務所や小規模個人が使っている。フォトショップで作ったデータはこのMakerbotの3Dプリンターでもプリントできる。

3Dデータ共有サイトでデータ共有も可能

第三は3Dモデル共有サイトであるSketchfab。このSketchfabでは3Dデータを共有することができる。

A4用紙を使ったフルカラー3Dプリンターと提携

第四の提携先は3DプリンターメーカーMcor Technologiesとの提携だ。こちらは、一般的なオフィスにあるA4用紙を使ったフルカラー3Dプリントができる。

 Sculpteoとの提携が開始

そして今回新たに加わったのが大手3Dプリントサービスの一つSculpteoだ。Sculpteoはたびたびご紹介させていただいているが、こちらもShapewaysと似た3Dプリントサービス。多数のデザイナーが自分の作品を販売しているだけではなく、様々な素材に対応した3Dプリントサービスを提供している。また、中小企業むけにもパーツ類や試作品の3Dプリントサービスを提供している企業だ。

まとめ -ソフトとハードの提携で拡大する3Dプリント市場-

今回新たにSculpteoとの提携が加わったことで、アドビは全世界での3Dプリントユーザーを取り込もうとしている。

Shapewaysが拠点とするのはアメリカであり、Sculpteoはパリを中心にヨーロッパでの普及が著しいためだ。 これにより一大3Dプリント市場であるアメリカとヨーロッパ市場に拡大することが可能だ。

いま多くの3Dソフトウェアや、共有サービスが登場しつつあるが、こうしたデジタルに基盤を置く企業が、ハードを手掛ける3Dプリントサービスや、3Dプリンターメーカーと急速に連携しつつあるようだ。

以前もご紹介したが3Dソフトウェアの最大手であるAutodeskも、提供する無料3DデータアプリMeshMixer上で、3大3Dプリントサービス「Shapeways」「Sculpteo」「i.materialise」と提携し、利用拡大を図っている状況だ。

こうしたソフトとハードの連携拡大が3Dプリンターの使用拡大を広げ、デザインやモノづくりの振興につながっていくことが予測される。

アドビ社の3Dプリントへの対応記事はこちらをどうぞ

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