ストラタシスが世界初となるカラーマルチ素材3DプリンターObjet500 Connex3を発表

世界初となるカラーマルチ素材プリンター

ストラタシスは3Dsystemsと並ぶ3Dプリンターメーカーのリーディングカンパニーだ。

昨年度3Dsystemsはフルカラーのプラスチック3Dプリンターや複合材料の3Dプリンターを発表したが、今度はストラタシスが世界初となるカラーマルチ素材の3Dプリンターを発表した。

今回発表されたカラーマルチ素材の3DプリンターはObjet500 Connex3とよばれ、独自のトリプル噴射技術によってカラーの異なる素材を同時に使用し物体を成形することが可能だ。これによりアセンブリまたは塗装を行うことなく、組み立て部品を生成することができるという。

ストラタシスのCEO David Reis氏が発表しているところによると、「ストラタシスの目標はお客様の設計と製造プロセスに革命を起こす手助けをすることです」と発表している。

例えば、試作品にフルカラーのモデルを従来の方法でつくるよりも50%も時間を短縮することが可能。

Objet500 Connex3の導入で更なる試作の改善や最終品の製造の可能性が広がった。

3色材料の使用で用途拡大

今回発表されたObjet500 Connex3はまるで二次元プリンターのインクのように3色のカラーで印刷することができる。

使用する色はシアン、マゼンダ、イエローの3カラーで、この三色の組み合わせで数百種類の鮮やかな色彩が表現できるという。ちなみに素材は樹脂ペースの剛性素材、ゴム状素材、クリアパーツの3種を一つのモデルに組み込むことができる。

下記はストラタシスのサイトで公開されているモデル写真だ。

ヘルメット

自転車のヘルメット

メガネ1

メガネ2

自転車のシート

Objet500 Connex3

画像出所:ストラタシス

Objet500 Connex3の登場によって量産前のより忠実なプロトタイプの製造が可能になるだろう。

特に堅いプラスチック部品と柔軟なゴム素材がフルカラーで一つのモデルに組み込むことができるのが特長的だ。

上記のように様々な製品のプロトタイプが作ることが可能になる。

ちなみにストラタシスはObjet500 Connex3の参入ターゲットとして、自動車部品市場、自転車市場、スポーツ用品、民生用品等、への導入を目指している。

ちなみにObjet500 Connex3の価格は33万ドル、約3300万円と非常に高額だ。デバイス自体は既に販売されているが、カラーのフレキシブル素材の発売時期は2014年の第二四半期予定だ。

まとめ

今回ストラタシスが発表したObjet500 Connex3は2014年の3Dプリント市場を代表する機器になるだろう。

製造業における試作品の製造の幅を圧倒的に拡大すると同時に、2014年のトレンドの一つと言われている最終製品の製造にも利用が期待できるかもしれない。

特に硬軟両方の異なる素材をカラーで同一モデルに組み込むことを可能にする機能は、より最終品に近い状態で、耐久テストが可能になる。

こうした試作品でのよりリアルな使用は単に試作品製造だけではなく徐々に最終品への製造に分野を限って使用され始めるかもしれない。

Objet500 Connex3は、同じ3Dプリンターメーカーの雄3Dsystemsが昨年末に発表したフルカラープラスチックプリンターと複合材料プリンターと並び、新しい3Dプリントの使用を広げるものだ。

3Dsystemsのフルカラー3Dプリンターと複合3Dプリンターの記事はこちら

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