MakerBotが文房具の3Dプリントデータ販売をMakerBotデジタルストアで開始

ミスプリントしない3Dプリントデータ

3Dプリンターはいまだ3Dデータに依存することが大きく、データによってはミスプリントを引き起こすことも少なくない。そんな現状の3Dプリンターの課題を解決するためにMakerBotが立ち上げているのがMakerBotデジタルストアだ。

MakerBotデジタルストアはその名の通り、3Dプリンターで(MakerBotの3Dプリンターで)綺麗にプリントすることができるデータの販売を行うものだ。

既に無料データや、交流を目的としたサイトとしては「Thingiverse」があるが、こちらのデジタルストアは純粋に販売を目的としている。立ち上げ後、様々なデータが販売されてきているが主に子供向けのおもちゃや知育用具が多く、教育に熱心なMakerBotらしいデータが公開されてきた。

しかし今回は新たに実用的な文房具のデータ販売が開始された。

MakerBotデジタルストアの記事はこちらをどうぞ

MakerBotデジタルストアの様々なラインアップ

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MakerBotでプリントできる文房具シリーズ

今回販売が開始された文具類のデータはMakerBotワークスペースクリエーションズというシリーズだ。

販売されているデータ類は、テープディスペンサー、ポストイットホルダー、携帯電話ホルダー、ペン/鉛筆ホルダーといった机の上に置く文具類で、単品でも作れるし、一体にして使用することもできる。

MakerBotデジタルストアでは合計で5種類のデータが販売されており、MakerBot Replicator 2とMakerBot第5世代の3Dプリンターで製造が可能。

ちなみに値段は単品の場合は3.99ドル、約400円程度で、セットの場合は14.99ドル、約1500円程度だ。

3Dプリント時間は全てのセットをプリントした場合は25時間もの時間がかかる。しかし、デジタルストアで販売されているデータは全てミスプリントしないように作られているため安心だ。

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文房具が置けるセット

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5種類のラインアップ

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まとめ

MakerBotワークスペースクリエーションズで販売が開始された文房具類はデータが1個400円だ。400円かけてデータを購入し、1日以上かけて3Dプリンターでプリントする。

常識で考えたら、この程度の文房具は100円ショップでも購入できるし、もっと完成度の高い量産品が安い値段で購入することもできるだろう。しかし、こうした取り組みは単純な品質と価格という側面からだけでは割り切れない意義を持っているのではないだろうか。

今はまだ、低価格タイプの3Dプリンターの性能も低く、プリントに要する時間もかかるため、わざわざデータを購入して作ろうとは考えないが、近い将来は違うだろう。

3Dプリンターの素材が多様化し、速度も格段にスピードアップされることで、様々なアイテムが自由に作れるようになる。

また、今回登場した文具類は、デジタルストアで販売されているその他のおもちゃなどと同様、子供が3Dプリンターに親しむという部分では効果的なのではないだろうか。

教育分野での3Dプリンター普及に大義を持つMakerBotらしい取組と言える。

MakerBotの教育向けの取組はこちらをどうぞ

2014.4.30 投稿者:i-maker

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