ブランドロゴの絶大な効果とは!有名企業に見るロゴの効果と価値

ブランドロゴのインフォグラフィック

企業ロゴはその企業イメージを一目で人々に認識させる最も重要な役割を持っている。一般的にはCI、コーポレートアイデンティティと言われ、その企業の文化や社会的存在を表す最も重要なものだ。企業が社会にとってどのように認識されているか、また、自社の社会的な存在意義や企業理念を消費者に伝えるための象徴になる。

多くの企業がこうした企業ロゴに多くの意味を込めているが、実際にロゴにどのような価値があり、どの程度の費用がかけられているのか気になるところだ。

そんな中企業ロゴに関するインフォグラフィックが登場した。インフォグラフィックとは情報やデータ、知識などを視覚的に表現したもので、地図や標識や概念図などが使われることが多い。言葉で説明するとわかりにくいものを理解しやすくする効果がある。

このブランドロゴに関するインフォグラフィックはアメリカの「FinancesOnline」が発表したもので、有名企業のロゴの効果や、ロゴ制作費、または色別の印象などを記している。まずは色別に有名企業のロゴと効果を見てみよう。

 

赤をベースにしている企業のイメージはアクティブで情熱的なイメージを持たしている。

red-logo

  • Active:活動的、アクティブ
  • Emotional:感情的な、情緒的な
  • Passionate:熱烈な、情熱的な、激しい
  • Trust:信頼
  • Love:愛
  • Intensity:熱烈
  • Aggressiveness:攻撃力

青のブランドイメージとしては快適さや、信頼性、伝統的などがあげられている。

blue-logo

  • Comfort:快適
  • Faith:信頼、誠実
  • Conservative:保守的な、伝統的な
  • Understanding:思いやりのある、物わかりのいい
  • Clarity:明快
  • Confident:確信的な
  • Calm:冷静な
  • Trust:信頼

黄色 

黄色には活発さや、喜び、新鮮さなどがある。

yellow-logo

  • Joy:喜び
  • Alive:活発な
  • Energetic:精力的な、エネルギッシュな
  • Fresh:新鮮な

緑のイメージにはリラックスや信頼性、平和なイメージがある。

green-logo

  • Calm:冷静な
  • Relaxed:リラックス、穏やかな
  • Trust:信頼
  • Peaceful:平和な
  • Hopeful:希望に満ちた

紫には強い力や、ロマンティックというイメージを与えるという。

purple-logo

  • Glamour:魅力的な、魅惑
  • Power:権力、強い力
  • Nostalgic:懐かしい
  • Romantic:ロマンチックな
  • Introspective:内省的な

オレンジ

オレンジのイメージは熱烈なとか、創造的なというイメージ。

orange-logo

  • Enthusiastic:熱烈な、熱狂的な
  • Creative:創造的な
  • Determined:断固とした
  • Stimulates:刺激的な
  • Mental:精神的な
  • Activity:活発な

黒は勇敢なとか豪華なとかのイメージがある。

blarck-logo

  • Bold:勇敢な
  • Serious:真剣な
  • Luxurious:豪華な

ピンク

ピンクは愛やあたたかみなどのイメージを与える

pink-logo

  • Love:愛
  • Sweet:甘い
  • Warmth:暖かい
  • Sexuality:セクシー
  • Nurtured:栄養

茶色

茶色は信頼性やサポートを表すイメージ

broun-logo

  • Reliability:信頼
  • Support:サポート
  • Dependability:信頼性

ロゴの影響力

このようにブランドロゴや企業ロゴはロゴの形状や色など、デザインによってイメージが異なるが、ロゴにはどのような影響力があるのだろうか。オランダのアムステルダム大学が行ったブランドの影響力に関する調査結果で興味深い回答がでている。下記の調査結果の図は、マクドナルドやナイキのような世界的に有名なロゴを除く、有名ロゴのブランドの子供の認知度を計測したデータになる。

これによるとなんと2歳から3歳の67%がロゴと製品が正確に一致させることができ、8歳以上の子供の100%がロゴと製品を正確に一致させることができるとのことだ。有名企業だからということもあるだろうが、ロゴの果たす役割が見て取れる。一方で、ロゴの資産価値という興味深いデータも出されており、算出方法は不明だが、その企業のブランドイメージを金額化したものだ。

ロゴの影響力

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世界で最も価値があるブランド資産価値ランク

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  • 1位:アップル 1043億ドル(約10兆円)
  • 2位:マイクロソフト 567億ドル (約5.6兆円)
  • 3位:IBM 549億ドル (約5.5兆円)
  • 4位:Google 473億ドル (約4.7兆円)
  • 5位:マクドナルド 394億ドル (約3.9兆円)
  • 6位:GE 342億ドル (約3.4兆円)
  • 7位:intel 309億ドル (約3.1兆円)
  • 8位:サムスン 295億ドル (約2.9兆円)
  • 9位:ルイ・ヴィトン 284億ドル (約2.8兆円)

ロゴ制作にかかる費用

一方で興味深いのが、ブランドロゴの制作費だ。企業が自社の製品やサービス、社会的存在を示すイメージ構築に実際どのぐらいの金額をかけているかが気になるところ。下記は今までの企業のロゴ制作における費用に関する情報をイメージ化したものだ。

ロゴ制作費ベスト3

まずは最も制作費をかけた事例として挙げられるのが下記の図。第一はBBCニュース(イギリス放送協会で、180万ドル。約日本円にして、1億8000万円。第二位がペプシコーラと2008年度の大統領選挙時のオバマ大統領のロゴ。こちらは100万ドルで約1億円だ。第三位は2012年度のロンドンオリンピックのロゴ制作費で、66万5400ドル、約6600億円。東京オリンピックのロゴ制作費はいくらになるのか興味深い。

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  • 1位:BBCニュース 180万ドル
  • 2位:ニューペプシロゴ&2008年バラク・オバマロゴ 100万ドル
  • 3位:2012年度ロンドンオリンピック 66万5400ドル

他方で、有名企業であり、上記の世界で最も価値があるブランドベスト9にランクインしている企業でも一切費用が掛かっていない企業もある。下記の3社、マイクロソフトとグーグル、コカコーラは社内制作のためだ。マイクロソフトは社内のクリエイティブチームが作ったロゴだが、グーグルやコカコーラは創業者が作っている。

ちなみに日本でもお酢で有名なミツカングループは創業以来変わっておらず、四代目中埜又左衛門(なかのまたざえもん)が作ったロゴをそのまま企業ロゴとして使っている。

必ずしもデザイナーが作る必要な無い。むしろ、その企業を立ち上げた創業者だからこそ、自社の社会的存在意義や企業理念に最も通じているはずだし、ある意味企業の社会的「顔」となる企業ロゴ・ブランドロゴはその企業を一番理解しているモノが作るべきだ。

自社制作のロゴ

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  • マイクロソフト:2012年に社内のデザインチームによって作られたロゴ。
  • グーグル:創業者セルゲイ・ブリンによって作られたロゴ。フリーのデザインソフトGIMPで作られた。
  • コカコーラ:創業者の一人で、簿記担当者のフランク・M・ロビンソンによって作られたロゴ。

最後に非常に安価なコストでロゴ制作を行った企業の例だ。ツイッターはオンライン画像マーケットのアイストックフォトでロゴを購入した企業。ロゴイラストを制作したアーティストは6ドル受け取っている。一方でナイキの有名なロゴ「スウッシュ」の制作費はわずか35ドル。ナイキの創業者フィルナイトが、グラフィックデザインの学生に依頼して作ったもの。

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まとめ

企業ロゴの資産価値などは結局、その企業の社会的存在意義を比例したものになっているため、いくらかけて作ったとかはあまり関係がない。グーグルや、コカコーラの例でもわかるとおり、プロのデザイナーに依頼しないで作っているケースも存在する。

極端な言い方をすれば、その企業が「誰の、どんな悩みや課題を、どのように解決するか」という社会的存在価値、すなわち企業理念を、どれだけ人々にわかりやすく伝えるかという点にあるだろう。そのため、グーグルやコカコーラ、あるいは日本のミツカンのように、企業ロゴを作るのは必ずしもデザイナーである必要はない。

もちろん優れたデザイナーであれば、その企業の社会理念や存在価値を正確に理解し、プロとしての表現を行ってくれるが、ロゴ制作には、それほどこだわりを持って行う必要があるのだと思われる。中には見栄えだけかっこよくして読めないロゴというものも存在するが、それはロゴとしての役割を正確に理解しないものであり、デザインとは呼べない。

もちろん、本稿で紹介した企業は既に社会的に広く認知もされ、どの企業も巨大企業だ。しかし、大企業だからそのロゴが有名になったとかではなく、ロゴ制作にはそれだけの意味を込めて行う必要がある。

2014.3.24 投稿者:i-maker

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