重力で発光するLEDランプ「GravityLight」がD&ADアワード受賞

50年の歴史を持つ広告デザインアワード

世界各国に存在する数あるデザインアワードのうち、最も長いアワードの一つがイギリスのD&ADアワードだ。 名前の示す通り、デザインと広告のデザインアワードで、50年以上の歴史を持っている。

その分野は非常に幅広く、広告デザインに含まれるあらゆるものを含んでいる。 テレビ広告に始まり、グラフィックデザイン、コピーライティング、PV、DM、イラストなどに始まり、プロダクトデザインやパッケージデザインなど、全てのデザインを含むものだ。

目的はデザインと広告における独創性を促進することで、今年も優れた広告やデザイン性の高い商品がノミネートされた。 本日はその中でも金賞に該当するブラックペンシルを受賞したプロダクト「Gravity Light」をご紹介。

25ヵ国でテスト済みの商品

「Gravity Light」は2年前の2012年の末に一躍注目を浴びたプロダクトだ。

ロンドンの二人のデザイナーが手掛けた商品で、機能はシンプル、名前の示す通り、重りで発光するLED照明だ。 主に発展途上国向けに開発された商品で、当時はそのアイデアやコンセプト、機能性、デザインから一躍脚光を浴びている。

その後開発や導入先である明かりの無い途上国で実証実験が行われていたようだ。今年2014年中ごろからいよいよ出荷が開始される予定だが、D&ADアワードを受賞し、更なる注目が高まりそうだ。

この「Gravity Light」、2012年の発表当時とは異なり、稼働時間が3段階で調節可能になっている。 低中高の3種で、12分、20分、28分だ。また、照明の強さも3種類で0.1W、0.075W、0.05Wになる。

「Gravity Light」

gravity-light-1

「Gravity Light」動画

「Gravity Light」スペック

  • 電力(最大):124 mW
  • 動作温度:-30〜80℃
  • 光度:13.8 CD
  • 重量:0.8kg
  • サイズ:160㎜×103㎜×78㎜
  • 負荷重量:8kg~12.5kg
  • 出力:高0.10W 、中0 .075W、低0.05W

既に25ヵ国で数百ものGravity Lightの実証テストが行われており、実用化にむけて着々と進んでいるようだ。価格は現在の所未定だが、卸売価格で6ドル、一般小売価格は生産量によって多少変化がありそうだが、10ドルから15ドルで販売が行われる予定。

導入テストの写真

gravity-light-2

gravity-light-3

画像出典:Gravity Light

まとめ –社会にいいインパクトを与える商品開発‐

明かりの無い暮らしをする開発途上国の人々は多く存在する。アジアやアフリカを中心にしたそうした地域では、電気の発電施設などのインフラが整備されていないため、彼らの暮らしに合った商品が必要になる。

Gravity Lightは重りをぶら下げれば明かりがつくという商品設計なため、こうした地域の人々にとっては最適だろう。既に25ヵ国の地域で試されていることからも、生産が開始されれば一気に拡大する可能性を秘めている。

今新たな市場として注目を集めるBOP市場だが、まさにBOPに最適な商品なのだと言えよう。 D&ADアワードの目的であるデザインの創造性を促進するというコンセプトからもぴったりの商品だし、こうした商品開発が社会にいいインパクトを与えることになるだろう。

2014.6.4 投稿者:i-maker

タグ

お得なサービス

TEL 042-444-7220


FAX 042-444-1219


info@i-maker.jp

営業時間:10:00〜17:00

定休日:土・日・祝日

オンラインストア