GrabCADは未来のエンジニアを育てる教育プログラムを強化

未来のデザイナーとエンジニアを育てる取組を強化

GrabCADは100万人を超えるエンジニアが登録するクラウドコミュニティだ。56万を超える無料のCADモデルを利用することができる。今年の9月に3Dプリンターメーカーのストラタシスに買収されたが、多くのエンジニアが集まるプラットフォームとして、期待が集まっている。GrabCADの利用方法はいろいろな業界のメーカーも注目しており、GEやティファニーなども製品開発にこのクラウドコミュニティの力を利用している。

そんなGrabCADだが、デザイナーやエンジニアを集めるだけではなくて、3DCADに携わる未来の人材育成にも力を注ぐ企業だ。具体的には学生向けに対するクラウドベースのソフトウェアの利用を改定し、将来のデザイナーやエンジニアを育成する動きを強化している。本日はGrabCADの人材育成の取組をご紹介。

GrabCAD

ロボットコンテストにGrabCADのクラウドプラットフォームを開放

GrabCADは今回の学生向けの教育プログラムの改訂にあたり、単純な価格改定だけではなく、学生を魅了する新たな取組を発表している。その取組がFIRSTとFIRSTロボット競技会とのスポンサー協力だ。FIRSTは、若者の科学技術に対する興味を振興するプログラムを開催する非営利組織。フォーチュン500社に掲載される有名企業や、大学、教育機関から、2000万ドル以上もの支援を受けている。彼らの狙いは、学生の科学、技術、工学、などの能力を向上させることだ。そしてそのプログラムの一貫としてロボット競技会を開催している。

GrabCADもスポンサー協力として、このFIRSTロボット競技会にクラウドシステムを提供しており、参加する全てのロボットチームがGrabCADのプログラムを使ってロボットの設計データを管理共有することができるというわけだ。この取組は、クラウドベースの製品開発を学生に親しんでもらう効果があり、多くの学生がこのシステムを使うことで、設計段階でさまざまな課題を解決することができたとしている。

ちなみにこの学生向けのクラウドプラットフォームの利用料は従来は月額59ドルであったが、今回の価格改定によって月額10ドルで利用することが可能。これは83%もの割引になり、多くの大学生や高校生が利用できるようになる。

GrabCADロボットコンテスト

まとめ 世界的に進むエンジニアと3Dデザイン育成の動き

今世界中で3Dデザインとエンジニアリングを育成する動きが盛んになりつつある。GrabCADとパートナーシップを結び、GrabCAD上でも技術を提供しているオートデスクは、全世界の学生向けに自らの3Dデザインソフトを無料で開放することを決定した。こうした動きは3Dプリンターの活用と連動し、国境をこえて製品開発を行なう動きを加速させるだろう。

全世界中で新たなデジタル技術を身に着けた若者たちが、自由で柔軟な発想をもとに何かを作り始めれば、既にそれが現実の製品として存在するような世の中になってきた。これまでの既存メーカーでは決して生まれなかった多くのイノベーターが生まれる土壌が整いつつある。

2014.12.4 投稿者:i-maker

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