SOL PROでどこまで3Dスキャンできるか:金の取っ手編

SOL PRO で金の取っ手がどこまで3Dスキャンできるか?

SOL PRO 3Dスキャナーはどこまでオブジェクトをスキャニングできるのかをご紹介する本コンテンツ企画。今回は金の取っ手の3Dスキャンをご紹介します。

金の取っ手は製造物であり、複雑な形状をしており、表面がマットな質感にも関わらず金色に光っているのが特徴です。また、金の取っ手は複雑な形状で、対象物を正確に3Dデータ化を行うのは難しく、3Dスキルが必要で、手間がかかる素材です。

3Dスキャンする対象物の写真と実際のスキャニングした3Dデータを詳細に比較しご紹介します。

3Dスキャンの設定

本比較では、SOL PROの高精細スキャンモードで行います。金の取っ手は大きさが5センチ程なので、近距離スキャンモードで行います。また独特の表面を出すためテクスチャあり、表面は暗さがない為、ダークモードを使用しません。

高精細プロファイルは実施した状態からのスタートです。高精細プロファイルは約25分で完了します。

手順としてはキャリブレーションを行い、ワンショットでスキャンを行います。スキャン時間は約15分です。

対象物の紹介

今回3Dスキャンに使用する製造物は、金の取っ手です。大きさは5センチ程度で、表面は凹凸感はありませんが、複雑な形状のテクスチャです。

3Dスキャン結果

SOL PROでスキャンした結果です。高精細モードでワンショットでスキャンした結果です。

まとめ

今回は金の取っ手の3Dスキャンを行ってみました。SOL PROのテクスチャは、きれいにスキャンできるという特長がありますが、金色という色の特性上、光をあてると反射してしまい、縁が光ってしまいました。滑らかな質感、曲線のある形状はしっかりスキャンすることができましたが、光を当てて反射してしまうもの、また光を通してしまう透過率の高い色のものや素材については注意が必要です。

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