Fuse 1 &
Fuse Sift
レーザー焼結(SLS)3Dプリンター
高性能&低価格を両立。
真に生産可能な
3Dプリントを実現
Fuse 1はFormlabsが開発した革新的なレーザー焼結(SLS)3Dプリンターです。高強度なナイロン12を使い、正確で高品質な3Dプリントを実現します。簡単で使いやすいハードとソフトを備え、デスクトップで最終品レベルの高クオリティなものづくりを提供します。

Fuse 1の革新性
- 低いランニングコスト
- 1gあたり@11円という低コストでの生産を実現。
- 自由なデザイン
- サポートが不要なため複雑な形状も印刷可能。
- 高い生産性
- ビルドチャンバー内に多くの部品を配置可能。
- 最終品製造
- 材料のナイロンは、高強度・高品質の造形。
- 詳しくはこちら

Fuse1 とは?
Fuse 1は、デスクトップタイプの低価格レーザー焼結(SLS)3Dプリンターです。レーザー焼結法はこれまで高額なハイエンド機でしたが、Fuse1は、低価格と高性能を両立した革新的な3Dプリンターです。高強度材料であるナイロンと高精度な造形で最終品の3Dプリントまで実現します。


- Fuse1の概要
- レーザー焼結(SLS)
- 110
ミクロンの積層ピッチ - 10mm/ 1時間
造形スピード - 30 〜 50%
材料再利用率 - 165 x 165 x 300 mm
造形サイズ

Fuse 1の仕組み。
レーザー焼結(SLS)3Dプリンターとは
レーザー焼結法は、ナイロンや金属粉末にレーザービームを照射し1層ずつ積層して立体にする造形法式です。レーザー焼結法で作られた造形物は高い寸法精度と高強度を有します。
2014年に特許が失効することで開発が進み、1台数千万円であった造形機がFuse1の登場によって低価格化が実現しました。
これまで試作品の造形が中心であった3Dプリントの世界に、最終品のダイレクト製造をもたらします。
詳しくはこちらFuse 1の4大特長
サポートいらずの
高品質プリントを実現
レーザー焼結(SLS) 3Dプリントは、粉末状のナイロンパウダーを1層ずつ融合させます。そのためプリント中に周囲の粉末が造形モデルを支えるため、サポート構造を必要としません。そのため複雑な形状も3Dプリント可能です。
Fuse 1は、特許出願中の独自技術“Surface Armorテクノロジー”を採用することで、高度な機械的特性と表面仕上げを実現しました。パーツの表面を囲むようにプリントする半焼結シェルによって、従来のSLS 3Dプリンターのような高額なコストがかかりません。
粉末材料の再利用が可能
Fuse 1は造形後の後処理にオールインワンの粉体回収ステーションFuse Siftを使用します。Fuse Siftを使用すれば造形モデルの取り出しから粉体の回収、保管、混合を1台で行うことができます。
粉末材料の再利用率は30%で、材料を無駄にすることなく造形パーツを無制限のサイクルで生産可能です。これは、最大70%のリサイクルパウダーでプリントできることを意味します。
Fuse Siftは、使用済みパウダーと新品パウダーを自動的に混合、供給でき、廃棄物の削減を可能にします。
速くて簡単なワークフロー
Fuse 1はナイロン粉末によるレーザー焼結法ですが、早くて簡単なワークフローを実現しました。専用ソフトウェアPreFormにSTLかOBJファイルをインポートするだけ。モデルの配置や、プリント時間の見積もりなどがワンクリックで可能です。
Fまた、PreFormの部品パッキング・アルゴリズムによって、複数の造形モデルも1回のプリントで自動的に配置が可能。驚くほど簡単なセットアップと直感的なTouch UIですべてが簡単です。
ダウンタイム無しの
連続プリント
Fuse 1は粉末処理機Fuse Siftと互換性のある取り外し可能なビルドチャンバーを搭載しています。これによって連続プリントを可能にし、造形間のダウンタイムを削減します。
レーザー焼結3Dプリンターでは業界トップクラスのクールダウン時間によって、前回のプリントが終了してから約1~2時間後に次の3Dプリントを開始することができます。
Fuse 1で
できること・作れるもの
-
高品質な試作・
プロトタイピングFuse 1ではレーザー焼結の特長の一つである高い寸法精度によって最終品さながらの高品質な試作品を作ることができます。より精度の高いプロトタイピングに最適です。
-
治工具
高強度なナイロンは製造現場における治工具に最適です。治具、留め具、工具など幅広い用途でオンデマンド3Dプリントが可能で、製造現場のワークフローを効率化します。
-
高強度パーツ
Fuse1のナイロンは高い靭性と引張強度を持ち、非常に高強度なパーツをつくることができます。オンデマンドのパーツ製造やカスタム3Dプリントに最適です。
-
最終品
Fuse1では、最終品のオンデマンド製造にも使用することができます。高い寸法精度に高強度の造形クオリティによって実際に最終品として使用することができる造形を実現します。
Fuse 1の3Dプリント例と
他社比較

測定器組立パーツ
1パーツあたりの推定コスト
3Dプリントサービス | 約55,000円 (512.45ドル) |
他社SLS 3Dプリンター | 約6,255円 (57.92ドル) |
Fuse1 | 約3,390円 (31.38ドル) |

ドリル筐体
1パーツあたりの推定コスト
3Dプリントサービス | 約23,755円 (219.96ドル) |
他社SLS 3Dプリンター | 約2,852円 (26.41ドル) |
Fuse1 | 約1,545円 (14.31ドル) |

ハードケースサンプル
1パーツあたりの推定コスト
3Dプリントサービス | 約864円(8ドル) |
他社SLS 3Dプリンター | 1回の造形で27パーツ (0.06kgの粉末重量/1パーツ) |
Fuse1 | 1回の造形で84パーツ (0.02kgの粉末重量/1パーツ) |
Fuse 1の材料
Nylon 12 Powder
Fuse 1の材料であるNylon 12 Powderは、
Fuse 1専用で開発された高強度材料で、高い寸法精度に加え、より優れたクリープ性能、耐摩耗性、耐薬品性、耐紫外線性、高い環境性を持ちます。
またFDM方式のナイロンフィラメントとは違い水分をほとんど吸収せず、ナイロン6などのように機械的特性の変化もありません。そのため試作から高強度パーツ、最終用途で使用される造形まで幅広い用途で使用されます。
- Nylon 12 Powderが最適な⽤途:
● 機能性プロトタイピング
● 少ロット量産
● 恒久的な治具、固定具
● ⽣体適合性、滅菌可能な部品*
積層ピッチ:110ミクロン
リフレッシュレート:30%
Nylon 11 Powder
Nylon 11 Powderは、⾼い延性と堅牢性を持つ高強度な材料です。曲げたり衝撃に強いパーツの造形に最適で、最終品の小ロット生産から、機能性プロトタイプなどに使用できます。
またFDM方式のナイロンフィラメントとは違い水分をほとんど吸収せず、ナイロン6などのように機械的特性の変化もありません。そのため試作から高強度パーツ、最終用途で使用される造形まで幅広い用途で使用されます。
- Nylon 11 Powderが最適な⽤途:
● 耐衝撃性を持つ製品、プロトタイピング、治具、固定具
● 薄壁を持つダクトや筐体
● スナップ、クリップ、ヒンジ
● 義肢、装具*
● ⽣体適合性検証中
積層ピッチ:110ミクロン
リフレッシュレート:50%
Fuse 1の後処理
Fuse Sift
Fuse 1では、3Dプリンター本体で造形を行った後、粉末処理機であるFuse Siftを使用して部品の抽出、粉末の回収、保管、混合を行います。レーザー焼結法の仕上げに必要な機能をオールインワンで行います。
詳しくはこちらFuse 1(SLS)
3Dプリンターのコツ。
レーザー焼結法(SLS)3Dプリンターで正しく造形を行うためのデザインガイドはこちら。
Fuse 1ではナイロン粉末にレーザービームを照射して焼結しますが、形状やできること、プリントのコツをご紹介しています。
Fuse 1/ Fuse Sift
のスペック
Fuse 1の価格
Fuse 1
2,585,000円(税別)
(Fuse 1 Build Chamber付属)
Fuse 1 150 Sieve (ふるい)
11,000円(税別)
Fuse 1 Build Chamber
532,000円(税別)
Fuse 1 Powder Cartridge
18,000円(税別)
エアフィルター3種
6,000円〜18,000円(税別)
Fuse Sift
1,369,000円(税別)
バキューム
353,000円(税別)
Fuse 1 Printer Stand
36,000円(税別)
Nylon 12 Powder
71,000円(税別)
(3kg×2)
Nylon 11 Powder
81,000円(税別)
(3kg×2)
専用ソフトウェア
PreForm

PreFormは、直観的に使えるForm3/Form3L専用ソフトウェアです。
プリント方向、サポート材の設定、レイアウトなどワンクリックで設定が可能。またサポート材1本単位から細かい設定も簡単にできます。プリント設定を簡単にできる優れた無料ソフトウェアです。

3Dプリント造形比較:
レーザー焼結VS光造形VS FDM
Fuse 1の3Dプリント技術であるレーザー焼結法(SLS)。高い寸法精度や高強度、サポート材がつかないなど多くのメリットがあります。光造形法やFDMとの比較はこちらをご参照ください。
詳しくはこちら
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