Form2の性能を最大限活かす6つの方法

常に高品質で安定した造形を実現する方法とは?

Form2は、Formlabsが提供する光造形(SLA)3Dプリンターとして、高品質で高精彩な造形が可能です。

ただ、紫外線レーザービームを液体樹脂に照射するという光造形法ならではの製法から、正しい利用方法や仕様環境、本体設定などを理解することで、その性能を最大限活かすことができます。

具体的には、以下の方法を知ることで、高品質で安定した造形を実現することが出来ます。

  1. 使用する環境と本体設定を最適な状態にする
  2. レジンタンクを綺麗な状態に保つ
  3. 樹脂を綺麗な状態に保つ
  4. ビルド・プラットフォームを綺麗な状態に保つ
  5. ファームウェアを最新の状態に保つ
  6. 定期的なクリーニングとメンテナンス

1. Form2を使用する環境と最適な本体設定

まず初めに、Form2は、“液体樹脂”と“紫外線”という二つの要素を使い物体を造形する3Dプリンターです。

そのため、この二つの要素に配慮した最適な環境で使用することが必要です。具体的には使用する場所の温度や湿度、紫外線からの遮蔽、埃やゴミなどからの排除です。

また、同時にForm2を正しく水平は位置に設置し、3Dデータと樹脂が最適にリンクした設定が必要です。

Form2 水平位置調整

Form2を水平な位置に保つ

Form2を使用する環境と最適な本体設定についてはこちらをご参照ください。

2. レジンタンクを綺麗な状態に保つ

Form2の性能を最大限発揮する第二の要素として、レジンタンクを常に最適な状態に保つ必要があります。

Form2は、紫外線レーザービームをレジンタンクの下から照射し、液体樹脂を固める方法によって造形モデルを構築します。

しかし、レジンタンクが汚れていたり、度重なる使用で摩耗していたりすると、正しくレーザービームがビルド・プラットフォームに当たらず、ミスプリントを引き起こす可能性があります。

そのため、レジンタンクの状態を定期的にチェックし、必要に応じてクリーニングや交換を行うことが必要です。

Form2 レジンタンク クリーニング

定期的にレジンタンクの状態をチェックし、摩耗した場合には交換する。

⇒レジンタンクを綺麗な状態に保つためにはこちらの記事をご参照ください。

3. 樹脂を綺麗で最適な状態に保つ

高品質な造形を実現する秘訣のひとつが樹脂を綺麗な状態に保つことが必要です。

Form2では長期間使用することで、レジンタンク内にゴミやほこりが入ることがあります。このゴミや微細な埃は、光造形3Dプリンターでは、不具合やミスプリントの原因となります。

ゴミやほこりをレジンタンク内の樹脂を定期的にチェックしろ過によって取り除く必要があります。

三角フィルター

三角フィルターは樹脂のゴミを取り除く際に使用します。

またForm2の光硬化性樹脂は紫外線によって硬化する性質を持つため、保管する際にも遮蔽した状態で保管する必要があります。

レジンタンク 保管

紫外線や埃、塵を避けるため、使用していないレジンはレジンタンクに蓋をして保管する。

⇒樹脂を綺麗で最適な状態に保つ方法についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

4. ビルド・プラットフォームを綺麗に保つ

Form2では、造形後にモデルを取り外す際に、ヘラなどの工具を使用します。この取り外し作業によってビルド・プラットフォームには必然的に細かい傷がついてしまいます。

この消耗がひどくなると、プリントのくっつきが悪くなったりミスプリントの原因ともなるため、定期的にチェックし、必要であれば交換が必要です。

また、材料の種類を変更する際にもクリーニングし綺麗な状態でプリントを行う必要があります。

⇒ビルド・プラットフォームを綺麗に保つ方法についてはこちらをご参照ください。

5. ファームウェアを最新の状態に保つ

Form2では定期的にソフトウェアとファームウェアが最新の状態に更新されます。

ファームウェアとはForm2本体に組み込まれたハードウェアをコントロールするためのソフトウェアで、Form2本体の機能が改良されたり、バグや不具合の解消、新しい樹脂が登場した場合などに更新されるため常に最新の状態に保つ必要があります。

6. 定期的にクリーニングで清潔に保つ

Form2の造形を常に高品質で安定したものにするためには、上記の設定と方法以外に、Form2本体をつねに清潔にクリーンに保つことが重要です。

樹脂の汚れの除去についてはご紹介しましたが、これ以外に、レジンタンクや、光路用窓、ビルド・プラットフォームなどが汚れてしまった場合には、指定の方法でクリーニングし汚れを除去しましょう。

Form2 クリーニング

まとめ

Form2の本体は、上記の6点を行うことで、常に高精度で安定した3Dプリントが可能となります。

共通している点は、どの場所もクリーンな状態に保つという点です。Form2は、液体状の紫外線硬化性樹脂にレーザービームを照射して一層ずつ固めていく3Dプリンターです。

そのため、樹脂そのものと、樹脂が付着する部分が汚れなく、適切な状態かどうかで精度に影響します。

2018.9.11 投稿者:i-maker

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