アウディのヴァーチャルリアリティ活用法、変わる自動車販売

ヴァーチャルリアリティの商用利用が拡大

ヴァーチャルリアリティの商用利用が徐々に登場してきている。ヴァーチャルリアリティとは、仮想現実ともいい、ヘッドマウントディスプレイを装着することで、三次元の仮想空間を体験することができる技術だ。

一般的に期待されているのがゲームなどでの利用。例えば、資金調達サイトのクラウドファンディングで一躍注目を集め、25万ドルの資金調達を遥かに上回る240万ドルもの資金を集めたオキュラスリフトなどが代表的だろう。現在はFacebookに買収されその傘下になっているが、新たなゲーム機として期待がされている。

また、ゲームやエンターテイメント分野以外での使用が期待されているのが製造業だ。3Dプリント技術と融合させることで、リアルな物体にする前に、三次元のヴァーチャルリアリティの世界において、性能やデザインをチェックするために使用されている。こうしたヴァーチャルリアリティの普及は、ゲームや製造業だけにとどまる物ではない。

本日ご紹介するアウディの例のように、販売店や小売店におけるユーザーの体験を満足させる用途としても使用が登場し始めている。

アウディ ヴァーチャルリアリティ

全車両の外装、内装、機能を全てリアルに再現

アウディが新たに開発したヴァーチャルリアリティを使ったサービスは、顧客が実際の車に触れなくても、ヘッドマウントディスプレイを使用することでリアルに体験できるというもの。例えば、仮想空間ではアウディの全ての車種を体験することが可能であり、カラーや座席の皮、IVIシステム(ナビゲーション、位置情報サービス、音声通信、インターネット接続、音楽再生などのシステム)まで体験することができる。

これまで自動車を購入する際にはカラーや座席などのカスタマイズは全てカタログで見るレベルでしか判断することができなかったが、ヴァーチャルリアリティで体験することで、購入前によりリアルに車種を見て、吟味することができる。アウディはこのヴァーチャルリアリティを使ったサービスを提供するために、専用のヘッドセットを開発しており、このヘッドディスプレイでは高度な画像再現性と、ハイエンドな音響ヘッドホンを搭載している。

それにより実際のアウディにおけるサウンドシステムと同様のレベルで音楽も聞けるというわけだ。各車両モデルは、アウディのコンピューターからデータレコードを取得することで忠実に再現することができ、顧客は販売店にいながら現実さながらの体験を仮想空間ですることができる。

アウディ ヴァーチャルリアリティ

高性能な画像と音響再生を可能にするヘッドマウントディスプレイ

アウディ ヴァーチャルリアリティ

全ての車両モデルがリアルに体験できる

まとめ ヴァーチャルリアリティの普及が販売を変える

アウディはこのヴァーチャルリアリティセットを2015年の後半に各販売店に導入する計画だという。またこのヴァーチャルリアリティの利用はさらに拡大する可能性が高い。例えば、現在のスマートフォンやゲーム機のように、一般家庭で当たり前のようにヘッドマウントディスプレイが普及すれば、顧客は自宅に居ながらにしてアウディの車種を体感することができるようになる。このように見てみると、小売り店や販売店などの役割がまた一つ変化してくる可能性が高い。ヴァーチャルとリアルがより密接になることで新たなサービスが登場してくるだろう。

2015.1.27 投稿者:i-maker

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