3Dsystemsがデスクトップタイプのフルカラー3DプリンターCubeJet™を発表

2014年度はフルカラー3Dプリンターが続々登場

2013年度、市場に流通しているプラスチック素材の3Dプリンターは、工業用のハイエンドタイプも安価なデスクトップタイプも1色印刷しかできない状況だった。

しかし2014年度はプラスチックのフルカラー印刷を可能にする3Dプリンターが続々と登場しそうだ。

第一号となるのは、イギリスの3DプリンターメーカーbotObject社が発表したProdesk3Dだが、いまだ発売には至っていない状況。

発売は延期されており2014年2月以降になる見通しだ。一方、工業用のハイエンドタイプのフルカラー3Dプリンターは昨年末に3DsystemsがProJet® 4500を発表している。

そんな中3Dsystemsが新たに安価なデスクトップタイプのフルカラー3Dプリンターの発表を行った。

3Dsystemsはデスクトップタイプの3DプリンターとしてCubeシリーズをラインナップとしてもっているが、今回発表されたフルカラー3DプリンターはCubeシリーズの一つとのこと。

商品名はCubeJet™3Dプリンターとのことで、価格は5000ドル(約50万円)を予定している。

デバイス本体の性能や写真など詳細はいまだ不明だが、発売時期は2014年度の終盤になる。フルカラーで高性能な製造をデスクトップレベルで実現し、主に中小企業や教育分野、起業家、個人の愛好家を対象としている。

下記はフルカラー3Dプリンターで表現できるイメージ画像だが、3Dsystemsが発表しているとことでは写真のようなリアルなパステルカラーが低コストで再現可能になるとしている。

フルカラーのイメージ

まとめ

デスクトップタイプの既存製品は全て1色印刷で、表現の幅も限られている傾向にある。

しかし、3DsystemsやbotObjectのようにデスクトップタイプでフルカラーのプラスチック製品が出力することができればそれだけ表現の幅も広がることになる。

3Dプリンターの普及とそれに付随する材料やサービスなど、一連の3Dプリント市場が急速に成長する背景として、3Dプリント技術の性能向上があげられるが、フルカラー印刷はまさに使用拡大を広げる大きな意義を持っている。

その一方で積層レベルや精密さといった再現性の部分が気になるところ。

3Dsystemsが発表してるハイエンドタイプのフルカラー3DプリンターProJet® 4500は精度もカバーしているのかもしれないが、安価なデスクトップタイプでどの程度まで精度を向上させられるかが注目だ。

3DsystemsはデスクトップタイプのCubeシリーズに3色同時印刷が可能なタイプCubeProの発表も行い、デスクトップタイプのラインナップを充実し始めている。

2014年度はさらに3Dプリンターの広がりに加速がかかりそうだ。

フルカラーのハイエンドプラスチック3Dプリンターの記事はこちら

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同時期に発表されたセラミック用3Dプリンターの記事はこちら

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