デザイン性にすぐれた高性能3Dプリントスタイラス「The Dragonbite Stylus」

スマートフォンの普及で拡大するスタイラス

スタイラスとはもともとインクを使わない筆記具のことだが、今ではスマートフォンやタブレット端末などのタッチパネル専用のデジタルペンとしての意味が強い。本来は年度などの柔らかい素材に掘ることで文字を書いたりする用途として使用されてきており、ギリシャ語の柱という意味だ。

当時は金属や象牙、骨など堅い材料が使用されていたが、タッチパネル技術が浸透している現代では、主に柔らかい樹脂などで作られている。今ではiPhoneやiPadに代表されるスマートフォン、タブレット端末がすさまじい勢いで普及しているため、それに使用されるスタイラスも様々なデザインや素材の商品が登場している。

本日はデザイン性に優れ、なおかつ高性能素材で3Dプリントされたスタイラスをご紹介。

デザイン性と機能性を再現できる3Dプリント材料

今回ご紹介するスタイラス、「The Dragonbite Stylus」は交換キャップとして開発されたものだ。しかしただの交換キャップではなく、ペンにはめて使用することで、デジタルデバイス専用のペンとして使用が可能だ。

この「The Dragonbite Stylus」をデザインしたのはキプロスのデザイン会社「lab02」で、ビジュアルと応用美術を学んだデザイナーと、コンピューターサイエンスを習得した技術者の二人が作ったもの。最大の特長は最先端の高性能素材で作られ、1個1個3Dプリンターで製造されている点だ。

使用されている素材は高性能な炭素繊維ナイロン素材「NyTek™1200 CF」で、主に自動車や航空宇宙産業における最先端パーツの製造に使用されているもの。

この炭素繊維ナイロン素材「NyTek™1200 CF」は、世界的なラピッドプロトタイピングの製造会社SOLID CONCEPTS社が提供するもので、粉末素材をレーザーによって焼結して生成する3Dプリント方式になる。この素材の特長は美的な独特の質感のある黒い表現が可能なだけではなく、スタイラスに必要な静電性を備えている。

また、使用する際の柔軟な質感を再現するのにも、高い剛性、高い引張強度を持っているため最適だ。

「The Dragonbite Stylus」動画

交換用キャップとして設計

炭素繊維入りナイロン素材「NyTek™1200 CF」

柔軟性も再現

書きごこちもいい

「The Dragonbite Stylus」の特長

  • 人間工学に基づいた独特でスタイリッシュなデザイン
  • 炭素繊維入りナイロン素材「NyTek™1200 CF」による高品質なスタイラス
  • 配合導電性エラストマーで被覆された滑らかな書きごこち
  • 対応OS:iOS、アンドロイド
  • 価格:18.65ユーロ(約2,600円)

まとめ

「The Dragonbite Stylus」はプロダクトデザイナーとコンピューターサイエンスの技術者二名で作られた商品だ。高いデザイン性もさることながら素材にこだわることで使いやすさや機能性も高いレベルを誇っている。デザイナーや技術者の良さはとことんまでその製品のクオリティとアウトプットにこだわる点にある。

こうした良い商品を作りたいというデザイナーの製品化を実現するものとして3Dプリンターは最適なツールだろう。1個単位から製造することが可能なため、どの程度売れるかわからない新規の商品を販売することも可能だし、余計な在庫リスクを抱える必要もない。

インターネットを通して販売を行うため、完全受注生産で支払リスクもない。このように3Dプリンターは、よりデザイン性や機能性に優れた「いいもの」が世に送り出される機会をもたらしてくれる役割を持っている。また、今後も3Dプリント技術自体の改良や品質向上、素材の多角化により、今まで以上に新たしい商品が登場することだろう。

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