拡大を続けるベトナムのE-コマース事情

By | 2013年10月9日
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拡大するベトナムのインターネットユーザー

新興国市場の一つとして数えられ、近年経済成長が著しいベトナムであるが、インターネット市場においてもその成長が著しいといわれている。ベトナムは経済成長率が毎年5%から6%近くの伸び率で成長しており一人当たりGDPも毎年堅調に成長している。経済成長が進むいつれてインターネットの普及率も年々増えており、東南アジア諸国の中でも最もインターネットユーザーが多い国の一つとなっている。ベトナムのインターネットユーザーは約3,260万人いるといわれており、これは人口の約36%を占めている。

ベトナムネットユーザー

行動と傾向

ベトナムのインターネットユーザーの73%が35歳未満で50歳以上は18%程度である。

使用頻度としては「毎日」(66%)、「週に2~3回」(24%)、

インターネットに使用するデバイスは「デスクトップ」(81%)、「ラップトップ」(47%)、「モバイル」(56%)である。使用目的として最も多いのが「ニュースを読む」(95%)、「サイト検索」(94%)「音楽を聴く」(77%)「学校や会社の調査」(68%)、「チャット」(66%)となっている。

こうしたインターネットユーザーのうち、61%の人たちは既にオンラインショップを利用しているといわれている。

ベトナムネットユーザー詳細

 

ベトナムには2つの大きなソーシャルメディアのサイトがあると言われている。一つがFacebookで1200万人のユーザーが存在している。もう一つはZing,vnで、こちらはfacebookに次ぐソーシャルメディアとなっている。

ベトナムの主要e-コマースサイト

  • Lazada.com.vn:ベトナム最大のBtoCサイトになることを目指して急速に成長しているサイト。
  • Thegioididong.comは顧客に対して強力なブランドと200の実店舗をもつe-コマースのトップ企業。
  • Vatgia.comは、サイバーエージェントベンチャーズと三井物産が出資するベトナム最大のe-コマースサイトの一つ。
  • Tiki.vnはサイバーエージェントベンチャーズと住友商事が出資するオンライン書籍販売のe-コマースサイト。
  • 123.vnはベトナム最大のe-コマース企業のうちの一つ。

ベトナムにおいてもe-コマース市場は活況を呈しており、書籍から家電製品などなんでも販売が行われており、市場が成長することを見越して日本企業が資本投資を行っている。またベトナムのe-コマース市場で特徴の一つとして挙げられるのが越境率の高さだ。越境率とは自国以外の国のe-コマースサイトを利用して海外から製品などを購入する比率だが、ベトナムはインドネシアと合わせて非常に越境率が高い。約80%の人が海外サイトから製品を購入することに慣れており特徴的だと言える。

ベトナムEC利用金額

 

ベトナムEC越境

まとめ

ベトナムは経済成長が著しいが経済成長に比例してe-コマースを展開する企業も先進国なみにそろっている。また、Zing,vn やfacebookといったソーシャルメディアも普及しており、インターネット上においては先進国とそん色がなくなりつつある。

また年々普及率が高まることでe-コマースに対する国民の経験値も増え続けていくことになり、東南アジアでの一大マーケットになることは明らかとなっている。従来のグローバル化以前では海外に製品展開を行うのは輸出入の貿易取引に限定されているが、ベトナムを中心とした東南アジア諸国にインターネットの網が広がれば、日本企業が進出する方法の選択肢が増えると考えられる。

参考記事:thumbsup

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