レゴブロックと「little Bits」で作るおもちゃのコピー機

レゴブロックと組み合わせることで使い方無限大

「little Bits」はプログラミング不要のスマート電子工作キットだ。14種類の電子モジュールを組み合わせるだけで、スマートフォンのアプリケーションでコントロールできるいろいろな物を作ることができる。いわば、電子機器のスマートDIYキットと言ってもいい。その「little Bits」、いろいろな人々に使用シーンを提供しており、さまざまな立場の人に愛用されている。一般のDIY好きの人々や、学校教育のキットとして、または新たに電子工作やプログラミングを始めたい人のためのワークショップキットとして使用されている。

「little Bits」のサイト上ではいろいろな使い方を発表しているが、その面白さは、ユーザーがこのキットを使うことでさまざまな種類のモノを生み出していることだと言えよう。新たに発表されたのは、この「little Bits」とレゴブロックとを組み合わせることで、おもちゃのコピー機を作る使い方を公開している。この取組を発表したのはレゴブロックを使ったさまざまなプロダクトを作り上げているデザイナーArthur Sacek氏。

このArthur Sacek氏が作ったおもちゃのコピー機は、レゴブロックでボディを作り、内部の複写するための機能を「little Bits」のモジュールを使用している。「little Bits」キットの光センサーとマーカーペンによって元のイラストを読み取り、それをそのまま複写するという機能を作り上げている。

下記はこのおもちゃのコピー機の動画だが、大体1つのシンプルなイラストを複写するのに30分ほどの時間がかかる。ちなみに、このおもちゃのコピー機を作ったArthur Sacek氏は、レゴブロックを使ったさまざまなプロダクトを公開しており、レゴブロックでミリング加工機も作り出している。

レゴブロックと「little Bits」で作るおもちゃのコピー機動画

レゴブロックとlittleBitsで作るおもちゃのコピー機
光センサーのモジュールとサインペンで複写する機能
アームやボディをレゴで作る

まとめ

実際にコピーすることができるのは、1色のシンプルな絵のみで、一般的に流通しているコピー機のような性能を出すことはできない。まさにおもちゃのコピー機といってもいいだろう。そのため作りながら楽しめて、電気やデジタル技術の仕組みをしることができるため子供の教育に最適なプロダクトではないだろうか。

そもそもレゴブロック自体が、子供の創造力を伸ばすのに最適なおもちゃであり、接続するだけで電子機器としての力を発揮する「little Bits」とはきわめて相性がいい。また、レゴブロックが子供だけではなく大人をも魅了することから、電子工作DIYやスマートデバイスの工作に興味がある大人にも魅力的なプロダクトだと言える。

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