デザイナーとエンジニアによるジュエリーの3Dプリントカスタム製造DYO

By | 2014年2月15日
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デザイナーとエンジニアのコラボレーション

3Dプリンターで顧客の要望に応えカスタム製造を行う取り組みが続々と登場している。

こうしたデザイン製品をカスタマイズして販売するマーケットプレイスはShapewaysをはじめとして各国で続々と登場しているが、提供する製品を特化して、ハンドメイドのような丁寧な仕上がりで製品を提供し始めている企業が出てきている。

本日ご紹介するのはプロダクトデザイナー2名と、機械加工エンジニア、ソフトウェアエンジニアがコラボレーションしてジュエリーのカスタム製造を提供する企業DYO。DYOのメンバーはわずか5名で、会長にMITメディアラボのディレクターを務め、過去にツイッターが買収したソーシャルテレビ解析企業bluefinlabの創設者フランク・モス氏が務めている。

それ以外のメンバーでプロダクトデザイナー、メカニカルエンジニア、コンピューターサイエンスの専門家で構成されている。

現在はジュエリーのデザインと3Dプリントによるカスタム製造が主なサービスだが、製品開発のアイデアも募集しているところを見ると、そのほかの製品のパーソナライズサービスも提供し始めるかもしれない。

ハンドメイドのような職人仕上げ

DYOが提供してる製品は3Dプリンターによるオンデマンド製造だが、ハンドメイド品のような職人仕上げを心掛けている点が特長的だ。

また、オンライン上で製品のデザインや書体を細かくカスタマイズすることが可能。

仕上げに関してはそのまま3Dプリントした範囲を超えるような質感や仕上げをモットーとしており、ユーザーが使用する際の質感や雰囲気を大切にしていることがうかがえる。

まさにジュエリーに特化して、デザイン、書体、材料を全て顧客の要望に合わせる完全受注生産方式だ。まさに3Dプリンターの最大の特長であるオンデマンド生産と、職人並みの仕上がりを融合させることでエンドユーザーの希望を満たすことが可能になる。

ネックレス

dyo-1

dyo-2

指輪

dyo-3

 

まとめ

3Dプリント技術の向上が消費者製品のカスタマイズ製造をもたらし始めている。

DYOの例は本の一部に過ぎず、3Dプリントの成形クオリティの向上や素材の多角化は今後も多くのカスタマイズ製造をもたらすに違いない。

こうしたカスタマイズ製造を開始する例としてDYOに見られるとおり、プロダクトデザイナーが独自にサービスを開始するケースが多い。

従来はプロダクトデザイナーはメーカーからデザインの依頼を受け、デザインするという仕事の仕方であったが、今後の3Dプリント技術の発展の流れを見てみると、自分が作りたい製品やデザインしたい製品をネット上で公開し、販売するという動きが増えてくるのではないだろうか。

インターネットと3Dプリントという二つのデジタル技術の普及によって、従来の大量生産と同時に、エンドユーザーの要望に応じたカスタマイズ製造の比率が拡大する傾向に向かっていくだろう。

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